昨日の昼すぎ、本県の女子中学生が今年2月に自ら命を絶ったということが地元新聞に載っているという情報をいただきました。

「えっ」と声が出て、記事を見てみると愕然としました。しばらく呆然としてしまいました。

新聞記事によると、その女子中学生は担任の先生に悩みを相談し、「親に言わないで」と言われていたようです。

結果的に相談があった事を学校がご家族に伝えたのは、その子が自ら命をたった翌日とのことでした。


これだけの情報で色々いうことは憚れますが、この内容が事実であれば釈然としない部分があります。


今、担任の先生も学年の先生も校長先生もショックを受けているし、言うまでもなく、子どもたちも大きなショックを受けています。

同じ学級や学年、同じ部活だった子だけでなく、登下校が同じだった子、幼馴染、地区が同じ、習い事や塾が同じなどの関係が深かった子は特に手厚い支援が必要です。心のケアレベルでなく、緊急支援という言葉が当てはまると思います。

2ヶ月経っているので、ひょっとしたら緊急支援は終わって入りるのもしれません、しかし、仮に、今回の報道でことが公になったとしたら、本当に継続的な手厚い支援が必要になります。

夜寝れなかったり,何度も怖い夢を見たり、夜驚があったり、食事が取れなかったり、涙が出て止まらなかったり、と心配なことが起こります。なんとか、まず、子どもたちの心を全力で守ってほしいと思います。


2ヶ月の間、何があったのだろう。なぜ,今、報道されるのだろう。と私は思います。

私の勝手な推測では、2ヶ月に間の市教委や学校等の対応に納得できない部分がご家族にあったのだろうと思います。

「なんで知っていたら教えてくれなかったのか?」「連絡を受けていれば死なずに済んだんだ」と御家族が思うのは当然です。

これから、第三者委員会が調査する中で明らかになってくるのかと思います。


教師の目、管理職の目として、与えられた家具られた情報からこの事を申し上げると、仮に、「嫌な事をされたり言われたこと」等のいじめが疑われることであれば、例え、本人が「親には言わないで、先生だから言います。秘密にして」と言われたとしtrも教員は学年と共有,管理職にも報告して対応を考えます。

子供は悩みや苦しみを訴える時、よくこう言います。

特に、虐待を受けたり、自傷行為を先生方が見つけた場合は、ほとんどの子が言います。


虐待の場合は児童相談所に通告し、その他は管理職との相談の上、「親には言わないでと子供さんは言っている」ということも含めて、保護者に伝えます。

職場に行ったり、連絡したり、「重要なお話です」ということでことにあたります。

時には,この親御さんに言えば、秘密にせず、子どもを責めるかもしれない。と思って躊躇する場合もありますが、学校に責務として親御さんに伝えます。学校で責任は取れないからです。

この後,万が一、保護者が子どもに話し、学校と子どもとの信頼関係が切れたにしても、「先生の仕事としてそうしなければならなかった」と毅然と言わねばならないのです。


この事案がそれに当てはまるのかは、分かりません。

もし、いじめで悩んでいた事を先生に伝えていたとしたら、その後の対応次第で結果は変わったかもしれません。

これは結果論,後出しの考えではなく、このように言われた時は、危機感を感じて「こうしないといけないのだ。」という事を、

子どもに関わる方々と共有したいと思います。


本件では2014年、ちょうど10年前に、始業式の朝、男子中学生が自ら命をたった事案がありました。

その学級内で、この子に対するいじめが確認されました。

それから第三者委員会が調査をし、報告書にまとめ、学校で大事にしないといけない事等が示されました。

全国で起こった同様の事案の報告書には、このような学校がすべき事項等が示されています。


すごく、良いことが書かれていますが。これが、同じ県の教員ですら読んでいないと思います。

その部分を抜き出し校長会で伝えたり、通知を出したりしても、その年限りの伝達であり,継続性はありません。

だから、「自ら命を絶った子が大人に教えてくれたこと」が共有されず、忘れられていくのです。


本当に残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。





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