今回の件は生成AI問題とは分けて考えるべきトピックだと個人的には考えています。もちろん著作者の権利は保護されるべきですし(私も作家の端くれとして自分の作品が歪んだ形で消費されることは望んでいません)、創作者として「作者の手を離れて作品が(不本意な形で)二次利用される」ことへの嫌悪感を覚えるお気持ちもわかります。
しかし、これは著作者の感情だけで整理できる問題ではないのです。膨大なアーカイブが複雑な権利問題によって死蔵されてしまう(商用利用はおろか公開さえ難しくなる)という課題があり、これは長年にわたって作品や著作者の後世での適切な再評価や研究の妨げになっています。
アニメーション史の研究にも関わる人間としてこれは憂慮すべき事態だと考えています。著作者の権利保護と同様に、社会の財産、アーカイブとしての作品保護も重要なのです。もちろん著作者の危機感や嫌悪感も保護されるべきですし、その線引きは非常に曖昧で難しいものです。個人的には文化庁の当該ポストは少し説明不足かつ誤解を招きやすい内容だったので、その点はもう少し何とかならなかったのかと思いますが……。
Quote
とりり
@toririhiyoko
それは読者の願望であって作者の希望ではないのでは?
生成AIで製作者の権利がめちゃくちゃにされてる現状、土壌がなければもう少し違ったのかもしれないですけど
、こんな状況で14日連絡とれなくなったくらいで勝手に使われる権利が発生するのは横暴以外の何物でもないです x.com/kane_hisa/stat…