自分を知るために他人とぶつかろう。
大阪在住の女性S様から「誰も本当のことを言ってくれないから、坂爪さんと話をしたい」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。本当は毒舌なのに、調和を優先してしまう。現在は仕事をしていない。彼氏が私を養ってくれている。贅沢な悩みだが、悠々自適の日々に不満がある。昔はお金がないなりにやりくりしていて、やりくりすることが楽しかった。いまでは彼氏がなんでもプレゼントしてくれて、着飾った私を見るのが好きなのかなと思って、それに応えているけれど秒で飽きる。S様は、そのようなことを言った。
S様は彼氏を「優しい人」と形容した。彼氏のことを優しいと形容する人は、もう、彼氏のことを好きじゃないのだと思う。少なくとも、惚れていない。優しいなんて当たり前のことで、優しいと言われた男(女)は「お前はつまらない男(女)だ」と言われていることと同じだ。だから、焦った方がいい。私は、S様に「彼氏に男を感じているか」と聞いた。S様は「難しい質問ですね」と言った。私は「難しくなんかないよ。それが答えだよ。難しいってことは、男を感じてないってことなんだよ。これほど簡単なことはないよ。それがそのまま答えだよ」と言った。S様は笑った。
S様は言った。私がああだこうだ言うと、彼氏は努力をしてくれる。私のために努力してくれる姿を見て「私を愛してくれているんだな」と思う。私は言った。だけどあなたは彼氏に男を感じていない。それは、彼氏の頑張り方が間違っているからで、彼氏があなたの話を聞いていないからだ。それを許すあなたも、頑張り方を間違っていると思う。努力してくれているから好きでいるとか、気持ちが悪い。変な優しさや、変な頑張りで、生かし合うのではなく、お互いを殺し合っている。
S様は言った。坂爪さんから見て、いまの私はどんな風に見えますか。私は「まだ罪悪感がある」と言った。S様にこの言葉が刺さった。涙が頬を伝い、ごめんなさいと言ってS様は涙を拭いた。私は「また、女を泣かせてしまった」と思った。S様は言った。克服したつもりでいたけれど、まだまだ「自分にはここにいちゃいけない、ここにいるためには誰かの役に立たなくちゃいけない」という気持ちがあるのだと言うことがわかった。坂爪さんはセラピストみたいですね。話をしているだけで、自分でも気付いていなかった自分に気付いて、涙が出る。勝手に浄化をされてしまう。
私は「俺はセラピストじゃねえ」と思った。私をセラピストだと思うなら、しっかり鑑定料を払いなさい。罪悪感がある限り、あなたは誰かに利用される。罪悪感を刺激されて、あなたは誰かに支配をされる。だが、問題はそれだけじゃない。罪悪感がある限り、あなたも誰かを利用する。今、私にやっているように、無意識に誰かを「自分のトラウマを克服するため」の道具として使って、相手のことをまったく見ないで、自分一人だけ勝手にスッキリして「ありがとうございました」と言って自己完結をする、オナニストになる。自分一人だけ気持ちよくなってんじゃないよ。もっと相手を見ろよ。もっと相手にぶつかっていけよ。自分を知るために、他人とぶつかるんだよ。そうじゃなければ、あなたはいつまでも自分にも他人にもただ働きをさせ続けて、人を大事にするということがどういうことかわからないまま、空虚な日々を過ごすことになる。これから東京に行く。
おおまかな予定
4月12日(土)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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