「省庁の中国製ロボット掃除機のカメラから情報漏洩」 自民・小野田紀美氏が危険性指摘

東京・霞が関の官庁街(本社チャーターヘリから、納冨康撮影)
東京・霞が関の官庁街(本社チャーターヘリから、納冨康撮影)

中央省庁や議員会館で稼働している中国製のカメラ付きロボット掃除機から「モノのインターネット(IoT)」を通じて情報が漏洩する恐れがあるのではないかー。そんな疑問を自民党の小野田紀美参院議員が9日の参院地方創生・デジタル特別委員会で取り上げた。

小野田氏は、議員会館で稼働しているロボット掃除機を調べたら衆院が中国メーカー、参院は日本メーカーだが中国製だったと指摘。調達基準に安全保障の観点はないのかと質問したが、両院事務局とも「盛り込んでいない」とした。

小野田氏はこの問題の所管省庁はどこなのかーと、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)や経済産業省に答弁を求めたが明確な説明はなかった。国家安全保障局は「どのようなことができるか(省庁と)連携して考えていきたい」とした。

平将明デジタル相は、所管外とした上で「掃除がロボットやAIやIoTになってきて、通信につながるといろんなことができる。リスク管理に重要なのは『これで、こんなことできるよね』というイマジネーションや妄想力」と指摘。

「(漫画の)攻殻機動隊を見ていると、IoT端末を乗っ取って暴れさせるというのは、よく出てきたシーンだ。掃除ロボットが話を聞いていたかもしれないという妄想、想像力を働かせて、対策することは重要だ」と述べた。

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