福山市と三原市の20歳の大学生2人が広島県警に覚醒剤取締法違反(使用)容疑で10日に逮捕された事件は、若者に違法薬物がまん延している実態を改めて突きつけた。県警が2024年にそれぞれ覚醒剤と大麻の取締法違反容疑で摘発した20代以下は85人で、14年(17人)の5倍に上る。県警は11日、この2人を送検。覚醒剤の入手経路や常習的な使用の有無などについて調べる。

⇒逮捕の初報はこちら

 今回逮捕されたのは、福山市在住の大学生の男(20)と、当時少年だった三原市在住の大学生の男(20)。県警や関係者によると、2人は