プレゼンが選考に含まれる場合の準備方法について、回答させていただきますね。 プレゼン課題がある場合は、過去問があれば、それをもとに実際に作成・練習しておくのが効果的です。テーマが再度出た際にはブラッシュアップするだけで提出・発表に余裕が持てます。 形式はA4で1～4枚、A3で1枚、発表時間も5～10分など様々なので、まずは要項や過去例から形式を確認しましょう。民間企業のような視覚重視の資料とは異なり、公務員試験のプレゼンでは論理性や資料作成力、リサーチ力などが見られます。特に社会人経験者枠では実務的な観点が問われる傾向があります。 よくあるテーマは「これまでの経験で得た強みと、その強みをどう活かすか」など。まずは構成のたたき台を作り、①業務経験に基づく強みの明確化、②活かしたい分野の現状や課題のリサーチ、③その強みでどのように課題を解決できるかを論理的に整理します。 そのうえで、図表なども活用しながら視認性の高いシートを作成し、発表用原稿を仕上げます。1分あたり300文字を目安にすると聞きやすい話し方になります。原稿は暗記してもOKですが、練習の際は表情や間の取り方にも気を配りましょう。 短期間で完成度を高めるのは難しいため、早めに練習や試作を行っておくことが大切です。