Menu
(0)

Search

黒人侍「弥助」東映が映画化決定 ─ 南アフリカと共同製作、世界市場ねらう

(※画像はイメージです/『南蛮屏風』狩野内膳画)

日本の東映が、戦国時代に実在したとされる黒人侍の弥助(ヤスケ)を描く長編映画『Yasuke – Way Of The Butterfly(仮題)』製作のため、南アフリカのPambili Mediaと共同製作契約を締結したことがわかった。米Deadlineが報じた。

弥助は、16世紀の日本に奴隷として連れられたアフリカ人。物珍しがった織田信長に気に入られ、「弥助」の名と武士の身分を与えられ、腰刀の携帯も許されていたとの逸話が知られる。小説や漫画、ドラマなどで度々描かれており、『アフロサムライ』(1998)の主人公にも影響を与えた。ユービーアイソフトの人気ゲームタイトル『アサシンクリード シャドウズ』でも主人公の1人となったことで様々な話題を呼んだ。

この度の映画では、アフリカのモノモタパ王国やインド、中国、東アジアとの貿易関係を背景に、弥助がアフリカから16世紀の封建時代の日本へと旅する物語が描かれる。同名のコミックが全3巻でリリースされており、これが原作になると考えられる。

東映にとって、世界の観客に向けた国際拡大戦略の一環となる。共同製作に選ばれたPambili Mediaは、南アフリカのマンドラ・ウォルター・デュベによる制作会社で、Netflix『ハート・オブ・ザ・ハンター』などを手掛けている。

ウォルター・デュベはかねてよりInstagramで『Yasuke – Way Of The Butterfly』を紹介しており、実写版の準備が進んでいる様子を仄めかしていた。

https://www.instagram.com/p/DB3NQN4quEIk0YvuOtbpAtNZARX0_s05zfPaOE0/

東映株式会社取締役の小嶋雄嗣が「Pambili Mediaから弥助の物語を映画化したいと最初に提案を受けた時、私たちは興味をそそられ、インスピレーションを受けました」と話していることから、Pambili Mediaによる持ち込み企画であるようだ。「これは、並外れた歴史冒険を再創造する機会になるだけではなく、大胆でジャンルを定義する物語を製作するという東映の長年の伝統に沿った使命でもあります。この国際的なコラボレーションを主導できることを誇りに思います」。

「知られざる歴史と大陸を超越した繋がりに根差した、圧倒的で国際的な一大映画イベント」になると製作陣は表明している。ウォルター・デュベは「文化的な真実性を追求すると同時に、世界に向けたエンターテインメント・ストーリーを伝えたい」と意気込んでいる。

弥助の物語は、かつて『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンの生前に、Netflixドラマ「ナルコス」(2015-2017)ダグ・ミロ脚本による企画や、ワーナー・ブラザースによる企画『Black Samurai』、MGMによるアクション映画企画と複数種類が存在していたが、いずれも実現には至っていなかった。

米FXによる「SHOGUN 将軍」では、英国人航海士が封建時代の日本にたどり着き、侍たちの天下統一戦に巻き込まれていくドラマが史実脚色のもとで描かれ、エミー賞はじめ主要テレビドラマ賞を総取りした。日本の東映は『Yasuke – Way Of The Butterfly』を通じて、知られざる戦国物語で世界を狙う。

Source:Deadline

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

痛くないアクション映画『Mr.ノボカイン』、『ブリジット・ジョーンズの日記』みたいなラブ予告編公開

Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.

「ザ・ボーイズ」ヒューイ役でお馴染みジャック・クエイド主演、全く痛みを感じない”無痛の男”が戦っちゃうアクションコメディ『Mr.ノボカイン』より、本日(2025年4月11日)公開の映画『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』を意識しちゃったんじゃないの?という悪ノリ予告編が公開された。

恋も仕事も友達も。自分のための時間も全て大事な30代女性の等身大の姿をコミカルにそしてロマンティックに描き、日本を含めて世界中の女性たちの共感を集め……ない!そんな映画じゃない!

ロマンティック・コメディの代表作『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』では、主人公ブリジットが悲しみを抱きながらも前向きに生きる姿が描かれている。新たな出会いを迎え、人生の扉を開けようと奮闘する彼女の姿が、心温まるストーリーを生み出している。

一方、本作『Mr.ノボカイン』では、主人公のノボカイン(ジャック・クエイド)が愛する彼女(アンバー・ミッドサンダー)との出会いによって、平凡な日常から一変し、運命が大きく動き出す甘く切ないラブストーリーが展開される……のだが、そこから先は痛〜い映像が止まらないハイアドレナリンなアクションコメディだ。

Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.

最近、銀行で働き始めた彼女は、同じ職場で素敵な上司のノボカインと出会う。スタイル抜群で、どこかミステリアスな魅力を持つノボカインに、彼女は心を惹かれていた。あるハプニングをきっかけに、ついに勇気を出して自分からアプローチ。二人の心の距離が縮まると、オトナな夜を共に過ごすことに。痛みを何も感じないノボカインだけど、夜の方は……。

Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.

2人の恋は急速にヒートアップし、まさに理想の展開…のはずだった。ところが、勤務先の銀行に強盗が押し入り、彼女はまさかの人質に。ノボカインは“無痛の男”ではあるものの、不死身でもウルヴァリンでもない、戦闘力ゼロの”普通の男”。しかし、愛する彼女のために人生初の本気モードで戦いを挑むことに。

もちろん、まだ正式にはつきあっていないのに、何だか必死すぎて事件を追う警察官たちも呆れ顔。敵に次々と攻撃を受けて、ボロボロになりながらも、彼女との未来を信じて戦い続けるノボカインの姿には、思わず胸がアツくなる……?

Mr.ノボカイン
©2025 PARAMOUNT PICTURES.

笑いと感動、勇気を届けてくれるかもしれない、“痛くなーーい”アクション映画『Mr.ノボカイン』は、2025年6月20日(金)より全国公開。

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Weekly

THE RIVER メルマガ 登録

登録!