広島 尾道 病院駐車場で８０代女性運転の車が事故 夫が死亡

１０日朝尾道市の因島の病院にある駐車場で、８０代の女性が運転する車がコンクリート製ののり面に衝突する事故があり、助手席にいた８０代の夫が死亡しました。
車は時速５０キロから６０キロほどで突っ込んだと見られるということで、警察が当時の状況を調べています。

１０日午前８時２０分ごろ、尾道市因島中庄町にある病院の駐車場で、乗用車がコンクリート製ののり面に衝突する事故がありました。

この事故で、助手席に乗っていた尾道市瀬戸田町中野に住む濱田宗雄さん（８２）が胸を強く打って死亡しました。

運転していた８０歳の妻も、腰の骨を折るなどの大けがをしました。

警察によりますと、夫婦は通院のために病院を訪れたとみられていますが、防犯カメラの映像などから、車は駐車場に入ってもスピードを落とさずに時速５０キロから６０キロほどで直進し、そのままのり面に突っ込んだとみられるということです。

警察は当時の状況を詳しく調べています。