体操で日本女子2年ぶり新技命名 段違い平行棒・岡村真「オカムラ」
日本体操協会は10日、体操女子の岡村真(19、相好体操クラブ)が種目別ワールドカップトルコ大会(3月)で成功させた段違い平行棒の新技が「オカムラ」と命名されたと発表した。 国際体操連盟は岡村の「大逆手後ろ振り半ひねり後方屈伸2回宙返り降り」がD難度の新技と認定。日本女子では2023年の世界ジュニア選手権で中村遥香(16、なんば体操クラブ)が同じく段違い平行棒で「前振り半ひねり前方屈身宙返り高棒懸垂」に成功。D難度の新技として「ナカムラ」が命名されて以来2年ぶりとなった。 男子では“ひねり王子”こと白井健三(28)が跳馬や床運動などで自身の名前のついた技が6つ認定されている。 ■岡村真(おかむら・まな) 2005年5月28日生 三重・暁高〜四日市大学、相好体操クラブ所属 2022年度体操競技ナショナル選手に初選出される。初めての大舞台となった2023年アジア大会杭州で女子団体の3大会ぶりの銀メダルに貢献。個人総合では銀メダル、種目別平均台で金メダルを獲得した。アジア大会個人総合では2010年の広州大会の田中理恵・銅メダル以来の表彰台となり、銀メダルは日本女子初。種目別平均台の金メダルは日本女子史上初の快挙となった。初出場のパリ五輪で団体8位入賞に貢献。趣味はお菓子作り。
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