【誹謗中傷の頻度多く度合いも酷いアカウント!?】 みんなでつくる党広報担当・岩井清隆氏への反論
はじめに
2025年2月27日にみんなでつくる党(旧・政治家女子48党、旧・NHK党)による記者会見が行われ、その中で党のボランティアスタッフである岩井清隆氏による会見も実施されました。岩井氏によると、𝕏上で自身に対する誹謗中傷・悪口雑言・罵詈雑言が向けられており、そうしたアカウントの調査を進めているとのことでした。その際、岩井氏は記者団に向けて【誹謗中傷の頻度多く度合いも酷いアカウント】[53]というリストを公開しましたが、驚くべきことに、そのリストの中には私のアカウントも含まれていました。
まず申し上げておきますが、私は岩井氏に対して事実に基づいた批判を行っており、時には皮肉を交えることもありますが、「バカ」「アホ」「あたおか」といった批判に不要な暴言は一切使用していません。また、岩井氏が会見内で例として挙げていた「ルンペン」「浮浪者」といった、容姿を揶揄するような蔑称も使ったことはありません。
それにもかかわらず、国政政党の記者会見という公の場で、私は岩井氏から「誹謗中傷アカウント」として名指しで晒されてしまいました。この会見はニコニコ生放送で生配信され、そのアーカイブがYouTubeにも公開されています。現時点でその動画は3.4万回視聴されており、事情を知らない視聴者から見れば、私が岩井氏に対して毎日ひどい誹謗中傷を繰り返している人物だと誤解されかねません。そこで、対抗言論としての意味を込めて、この記事を執筆することにしました。
【補足】
私の𝕏アカウントは「@keizero10(ケイゼロ10)」ですが、岩井氏が作成したリストでは「@keizoro10(ケイゾロ10)」と表記されています。ただし、「@keizoro10」というアカウントは存在せず、また私と同名のユーザー(keiji)で岩井氏を批判している人物も見当たらないことから、世間一般の解釈に基づき、リストに掲載された人物は私であると判断し、本記事ではその前提で話を進めます。
岩井清隆氏とは何者なのか
岩井清隆氏は、国政政党みんなでつくる党の広報担当を務めている人物です。
同党では、2023年4月から大津綾香氏と齊藤健一郎議員の間で代表権を巡る争いが続いています。岩井氏はこの争いが始まった直後から大津氏の支持を公言しており、それから間もなくして党のボランティアとして活動しているとみられています。元ボランティアのせた氏によると、岩井氏は同年7月頃から広報担当として党運営に携わっていたとのことです。
岩井氏自身は当初、「自分から一度も広報担当であると言ったことはない」「単なる一ボランティアに過ぎない」と主張していました。しかし、岩井氏がマスコミに向けて「広報担当」を名乗ってメールを送っていた事実を指摘されると、「マスコミ向けにボランティアの云々と名乗る訳にはいかないでしょ」「“Xでは”一度も広報を名乗ったことはない」と釈明し、広報担当として活動している事実を認めた形となりました。
また、岩井氏は大津氏の側近ともいえる存在でもあります。2024年10月に行われた衆議院議員選挙の際には、街頭演説後の大津氏に質問しようとした人物を物理的にブロックし、大津氏を車に誘導するなど、ボディーガードのような役割も担っていました(※1)。さらに、党の公式ホームページのFAQ更新作業も岩井氏が担当しており、党の情報発信に深く関与しています(※2)。元運営党員の林けんいち氏によると、岩井氏は党の運営党員チャットにも参加しているとのことで、国政政党の運営に深く関わっていると考えられます(※3)。
こうした経緯から、岩井氏は単なるボランティアではなく、党運営の中枢にいる人物と言えるでしょう。
私が岩井清隆氏を批判する理由
まず、私のことを知らない方のために簡単に自己紹介をさせていただきます。私はみんなでつくる党の債権者の一人であり、党代表である大津綾香氏に対して貸付金の返還請求をしています。しかし、大津氏は様々な理由をつけて返金に応じようとせず、債権者からの信用を失った同党は、2024年3月14日に破産に至りました。
大津氏が返金に応じなかった理由は、党に資金が全くなかったからではありません。実際には多額の政党交付金が支給されていましたが、その資金は、大津氏の身内ともいえる会社に政党プロモーション費用として4150万円が支払われたり、大津氏自身が代表を務める後援会に2000万円を寄附したりする形で流出しています。
それにもかかわらず、債権者への返済は1円たりとも行われていません。こうした不透明な資金の使われ方により、私を含む債権者は金銭的にも精神的にも大きな負担を強いられています。
一連の大津氏の行動については、破産管財人も「破産者の財産を隠匿・毀損する行為」と評価して訴訟提起をしており、一般常識に照らしても批判されて然るべきものです。しかし、同党の支持者はほぼ全員が前代表である立花孝志氏のアンチであるため、立花氏の呼びかけに応じて資金を貸し付けた債権者のことを軽視・侮蔑する傾向があります。そのため、支持者たちは大津氏の問題行動を「トンデモ理論」といえる理屈で無理やり正当化し、大津氏の擁護を続けている状況です。その筆頭ともいえる人物が岩井清隆氏です。
岩井氏はインフルエンサーとまでは言えませんが、現時点で𝕏のフォロワーが3000人を超えており、投稿内容によっては閲覧数が10万回を超えることも度々あるため、その影響力は決して小さいとは言えません。そんな岩井氏は、𝕏上で毎日のように立花氏への批判を繰り広げ、立花氏の支持者についても「熱狂的な支持者」や「N信」などと揶揄して攻撃的な発信を続けています。その中には、誹謗中傷性の高い発言や、言行不一致と思われる発言も数多く見られます。こうした人物が国政政党の運営に関与している実態を世間に知ってほしいと考え、私は岩井氏の言動についても追及をするようになりました。
特に目に余る岩井氏の発言については、次の節で詳しく紹介します。
岩井清隆氏の問題発言
立花孝志氏に対する誹謗中傷
岩井氏は𝕏上で立花孝志氏に対する批判を繰り返していますが、その中には政治的な議論とはかけ離れた誹謗中傷が含まれていることも多々あります。例えば、「立花氏は『θ(th)』の発音ができず、『センキュー』と言っていた。笑えるな」や「(立花氏のダンスは)『微妙かつ絶妙な』ズレ方をする。これ、玄人仕草です(笑)」といった発言は、立花氏の個人的な特徴を嘲笑するもので、およそ政治批判とは言えません。
中でも特に問題なのが、立花氏のことを「糞尿の匂い」と揶揄する、明らかな誹謗中傷にあたる投稿を行っていたことです。
このような表現は、個人を貶める意図が明白であり、社会通念上も到底許されるものではありません。しかし岩井氏は、この発言について指摘された際、「1年前のポスト」であることを理由に、ゴールポストをずらすような釈明を行いました。
確かにその投稿自体は1年前のものですが、岩井氏はこの件について謝罪もしていなければ、投稿の削除もしていません。つまり、現時点でも誹謗中傷が継続している状態です。それにもかかわらず、「1年前の投稿だからセーフ」という独自の理論を持ち出し、自らを正当化しようとしています。
なお、民事上の名誉毀損の時効は、「被害者が損害および加害者を知った時から3年」かつ「名誉毀損行為が終了してから20年」とされています。たとえ1年前の投稿であっても、その責任が消滅するわけではありません。
岩井氏は他者を批判する際には厳しく追及する一方で、自身の問題発言については都合の良い理屈で逃れようとしており、こうした姿勢こそが批判の対象となっています。
学歴差別・偏差値差別
岩井氏は、立花孝志氏の出身高校が信太高校であることを、ことあるごとに見下しており、「(立花氏は)底辺の公立高校である信太高校にしか入れませんでした」などと侮辱する発言を繰り返しています。
さらに、岩井氏は信太高校の偏差値をことさらに取り上げ、「普通の学習能力があれば偏差値39未満になどなりません」や「偏差値35未満はもはや極限の数値」といった、学歴や偏差値に基づく差別的な発言を繰り返しています。
これらの投稿は、信太高校の在校生や卒業生を侮辱するものであり、さらには全国の偏差値39未満の人々やその親族に対しても侮辱的な内容となっています。これらは立花氏を批判したい一心で投稿されたものと考えられますが、立花氏への憎しみが過度に進み、このような配慮を欠いた発言に繋がっているように感じます。
岩井氏は「ありとあらゆる差別に反対します」と公言していますが、その中に学歴差別や偏差値差別が含まれているかについては大いに疑問が残ります。
悪意あるリポスト
岩井氏は、明らかなデマ情報や中傷を含む投稿のリポストも行っています。その一例として、「札幌ガールズバー爆破事件のNHK党党首立花孝志」という虚偽の内容を含む投稿が挙げられます。もちろん立花孝志氏がこの事件に関与している事実は一切なく、明らかに根拠のないデマ情報です。それにもかかわらず、このような投稿をリポストする行為は、悪意のある印象操作と見なされても仕方ありません。
さらに別の日、岩井氏はオウム真理教の松本智津夫元死刑囚の空中浮遊画像を添付したうえで、「立花氏の発言を信じている人たちは、松本智津夫の空中浮遊を信じている人たちと同類である」という趣旨の発言を行いました。この発言自体も問題があるとは思いますが、その投稿のリプ欄で、ある支持者が「立花氏が空中浮遊をしているAI生成画像」を投稿しており、岩井氏はその投稿をリポストしています。これもまた、事実に基づかない嘲笑目的の投稿を拡散したものと言えます。
驚くべきことに、その1週間後に岩井氏は、「中傷(事実に基づかない非難)や低劣な画像の晒しや加工は絶対にしてはなりません」と発言しています。直近で自身が低劣なAI生成画像を拡散しておきながら、その行為を批判するというのは、著しい矛盾を感じざるを得ません。
数々のダブルスタンダード
前述のリポストからも分かるように、岩井氏には「自分は良いが他人はダメ」という、いわゆるダブルスタンダードと言える一面が数多く見られます。その一例として、今回のアカウント晒し行為が挙げられます。
「自身への誹謗中傷を繰り返すアカウントのリストを公開する」という行為は、実は以前に立花孝志氏も行ったことがあります。立花氏が公開したリストは画像が非常に不鮮明であり、アカウントの特定も困難な状態ではありましたが、岩井氏はこの行為について、「何の留保もなくYouTube動画で行われたものであり、攻撃を指示する犬笛と捉えられても致し方ない」と糾弾していました。
しかし、冒頭でも述べたとおり、翌2月27日に行われた記者会見で、岩井氏自身が同様のアカウント晒し行為を行っています。さらにその翌日、岩井氏は「Xのアカウント名やIDは公知の情報であり、プライバシー権の侵害には当たらない」という趣旨の投稿を行いました。
この理屈が成立するならば、立花氏のリスト公開も全く問題ないことになり、岩井氏は自らの批判と完全に矛盾した行動を取っているということになります。このようなダブルスタンダードこそ、岩井氏の信頼を失わせる大きな要因の一つと言えるのではないでしょうか。
NHK党支持者に対する揶揄と暴言
岩井氏は、NHK党の支持者に対しても「熱狂的な支持者」などと揶揄する投稿を繰り返しています。特に目を引くのが、「(立花氏は)無人島を買って支持者たちと王国でも作ってくれ」という投稿に対して、岩井氏が「東京都の沖ノ鳥島に移住すれば良い」という趣旨の投稿を行ったことです。
さらに、岩井氏は他の支持者の煽り投稿を受けて、「移住先は昨年3/19に消滅した硫黄島近くの新島でも良い」という投稿まで行っています。これらの島々は常識的に考えて居住不可能であるため、岩井氏の発言は「立花氏やその支持者は死ねばいい」という暗喩と受け取られかねません。仮にそのような意図がなかったとしても、これらの投稿は小学生レベルの稚拙な悪口雑言であり、国政政党の広報を担う人物が公の場で披露する会話としては極めて不適切です。
みんなでつくる党は形式上「SNS運用ガイドライン」を定めており、以下のような規定が明記されています。
しかし、現状では党代表の大津綾香氏を含め、このガイドラインが全く守られていない状況にあります。岩井氏の発言は、党の公式見解ではないかもしれませんが、党の広報担当者がこのような発信を続けること自体が、党の信頼を大きく損なう行為と言えるでしょう。
まとめ
ここまで説明してきたとおり、岩井清隆氏は毎日のように立花孝志氏やその支持者に対して批判を繰り返しており、その中には行き過ぎた誹謗中傷と取れる発言が含まれています。しかし、本人にはその自覚がなく、指摘を受けても謝罪や投稿の削除を行うこともせず、独自の理論で正当化しようとしています。
私自身は、このような岩井氏の言動を事実に基づいて批判しているだけであり、先述のとおり、批判に不要な暴言や容姿を揶揄するような発言は一切していません。それにもかかわらず、岩井氏から一方的に「誹謗中傷アカウント」として名指しで晒されてしまいました。ある𝕏ユーザーの方が、岩井氏に対し「誹謗中傷アカウント」と指定した理由や根拠について質問してくださいましたが、岩井氏は「私が自分自身で判断しただけです。以上」と回答するのみでした。
岩井氏は最近、「誹謗中傷という言葉があまりに安易に使われ過ぎている」と発言していますが、岩井氏自身が「誹謗中傷」という言葉を安易に使用し、曖昧な独自基準でアカウントを晒していることを自覚していただきたいです。
また、岩井氏は自身がアカウントを晒したことについて、「クローズアップで撮影されるとは推察できなかった」と釈明したうえで、「そのことについての批判なら甘受します」と述べています。私はこの弁明を受けたうえで、対抗言論として本記事を執筆したことを付け加えさせていただきます。
もし万が一、私の投稿の中に事実に基づかない内容や、誹謗中傷と受け取られる表現が含まれている場合は、ご指摘いただければ幸いです。今後とも誹謗中傷と思われる言葉を使わず、事実に基づいた発信を続けていきたいと考えています。
以上となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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