新年度が始まり、夢や希望を胸にした新入生が学校生活をスタートさせました。青森県六戸町では県内初の小中一貫校が開校し、歴史の最初のページを刻みました。

木のぬくもりに包まれた木造3階建て校舎は、六戸町立義務教育学校「六戸学園」です。

県内で初めてとなる小中一貫、9年生の義務教育学校で、町にある5つ全ての小中学校が統合し、8日に開校しました。

はじめての入学式には、前期課程の新1年生91人と、後期課程の新7年生96人が出席し、保護者とともに8年生と9年生が見守りました。

式では、児童・生徒を代表して生徒会長の沼尾南風さんが、歓迎の言葉を読み上げました。

六戸学園 生徒会長 沼尾南風さん(9年生)
「1年生~9年生までが充実した学校生活を送るためには、理解し、受け入れることと心配りが必要となります。積極的にコミュニケーションを図り、お互いを知る1年にしていきましょう」

このあと新入生たちは、それぞれの教室に移動し、新しい友達と顔を合わせました。

新1年生は
Q.新しい教室と学校は?

「たのしい」

Q.何をやりたい?
「バスケ!」
Q.勉強は?
「テスト!」

児童・生徒たちは県内初の9年生の義務教育校で、9日から授業に臨み、新たな歴史の1ページを刻んでいきます。