広末涼子容疑者 尿検査、血液検査受けた 覚せい剤、大麻など違法薬物検出されず ほかの薬物調べる
静岡県島田市の市立総合医療センターで看護師を蹴るなどしてケガを負わせたとして、傷害の疑いで8日に静岡県警掛川署に現行犯逮捕された女優広末涼子容疑者(44)について、簡易検査の結果、大麻や覚せい剤などの違法薬物は検出されなかったことが10日、分かった。 【写真あり】“美文字”と話題に…「女優業を汚してしまった」不倫を認めた際に広末が掲載した直筆謝罪文 捜査関係者によると、広末容疑者は8日の夜中に体調不良を訴え病院に行ったという。そこで尿検査、血液検査に応じた。簡易検査の結果、大麻や覚せい剤などの違法薬物は検出されなかったという。今後はより詳細な本鑑定を行い、市販薬などが事故につながった可能性も含めて捜査する。 捜査関係者は「違法薬物ではなくても、脱法、危険ドラッグ、市販されている薬物の大量摂取の後に運転していなかったか、危険運転致傷を視野に調べていくことになる」と話している、 広末容疑者は7日午後に主演映画の撮影のため訪れていた奈良県から東京方面へ戻る途中で事故を起こした。新東名高速道路の浜松市内のSAで休憩し、広末容疑者が乗用車を運転し出発後、大型トレーラーに追突した。同乗していたマネジャーと見られる男性とともに、島田市内の病院に搬送された。搬送先の病院で看護師に暴行を加えた。また、SAでも他人に「広末でーす」などと声をかけたり、体を触るなど挙動不審な様子だった。運転免許証は事故車両から見つかった。 県警は前日9日、広末容疑者を送検。送検後に釈放されるか、検察官が裁判所に対して勾留請求をするのか注目が集まっている。県警は10日、東京都世田谷区にある広末容疑者の自宅を家宅捜索した。