日本がウクライナに供与した自衛隊車両「資材運搬車」が現地で活躍している様子
日本がウクライナ支援で送った「資材運搬車(諸岡PC-065B)」が現地で活躍している様子が初めて映像で確認されました。一緒に供与した自衛隊車両の「1/2tトラック(三菱パジェロ自衛隊仕様)」や別途に送った日建の対人地雷除去機「NIKKEN BM307-V35」の活躍(関連記事)などは既に伝えられていますが、資材運搬車については初めての確認です。
Інженерний гусеничний самоскид моделі PC-065B, переданий нам Японією, десь поблизу лінії фронту.
「日本から供与された工作用履帯式ダンプトラック「PC-065B」型、前線に近い何処かで。」
出典:
地元住民が兵士に差し入れを持ってきています。資材運搬車は荷台に鉄条網を積んでおり、防衛線のための陣地構築に使われています。前線付近あるいは国境付近での撮影と思われます。ただし住民がまだ残っているので、最前線というよりはやや後方でしょう。
【発表】2023年5月21日
今般、防衛省・自衛隊は、ウクライナ政府からの要請を踏まえ、新たに自衛隊車両(1/2tトラック、高機動車、資材運搬車)を合計100台規模で提供することとしました。
あわせて、非常用糧食約3万食も追加提供します。
【到着】2024年6月5日
- 左上写真の車両が資材運搬車(諸岡PC-065B)、在ウクライナ日本国大使館
※「1/2tトラック」は先行して2023年12月21日に到着している。出典:在ウクライナ日本国大使館
※「1/2tトラック」がウクライナ東部ドネツクの最前線の戦闘任務に投入されていることを2024年5月17日にアジアプレス・ネットワークが報じている。出典:アジアプレス・ネットワーク
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