熊本地震復興プロジェクト「ONE PIECE」バスツアー

熊本市出身の漫画家が描いた「ONE PIECE」のキャラクター像をめぐるバスツアーが、熊本地震からの復興プロジェクトの一つとして始まることになり、5日は試験的なツアーが行われました。

熊本県は、熊本市出身の尾田栄一郎さんが描く人気漫画「ONE PIECE」と連携し、熊本地震からの復興プロジェクトとして県内9つの自治体にキャラクターの銅像を10体設置しています。

県は、熊本の現状を知ってもらいたいと、銅像すべてをめぐる1泊2日のバスツアーを今月26日から始めることになり、5日は抽選にあたった全国の20人と報道が参加して試験的なツアーが開かれました。

参加者は、南阿蘇村の「熊本地震震災ミュージアムKIOKU」で当時の状況について説明を受けたあと、大きな被害を受けた東海大学の校舎の前に設置されたロビン像を訪れました。

また、おととし全線で運転を再開した南阿蘇鉄道の高森駅では、新しくなった駅舎やフランキー像などを見学しました。

千葉県から参加した女性は「地震のことも学ぶことができ、良い機会になりました」と話していました。

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