道内の医療や介護の職場で働くおよそ6千人が加入する労働組合が国に対し、大幅な賃上げを求めています。きょう札幌で集会を開き、デモ行進しました。
集まったのは非番の看護師や介護士などおよそ60人で、各職場の労働環境や賃金について発表し、話し合いました。
札幌の看護師は「助けを求める患者の命や健康がこのままでは本当に守れない状況になりかねない。早期に医療や福祉、介護の賃金改善や人手確保の対策をしてほしい」と訴えました。
人手不足が深刻化する中、連合北海道がまとめた4月3日時点の道内企業の賃上げ率は、全体で5.21%ですが、医療や介護の職場では賃金改善の動きが鈍く、道医労連の調査によりますと4月7日時点で1.57%にとどまり、格差が広がっています。
デモに参加した医療従事者は「他の産業と違って医療は診療報酬によってしか収入を得ることができない。病院の収益を上げるためには国に政策を変えてもらわなければならない」と話しました。
デモ行進では「医療従事者に人権を」などと書かれたパネルやプラカードを掲げて待遇改善を訴えました。