今日は内定先のPEファンドのオフィスに出向いて入社手続きをしてきた
まだレファレンスチェック、バックグラウンドチェックが残っている。一方で他の会社からも次の選考に進んでほしいと言われている。ここで断っても問題ないかと聞いて、安心して断ってほしいと言われた
その言葉を以って入社確定となった。早速、選考が進んでいた会社に断りを入れた
そして1社、すでに内定承諾をした会社に対し、エージェント経由で入社辞退を伝えた
件のエージェントは血相を変えて電話してきた。しかし意志は固いことを伝えて諦めてもらった
路地裏が断った会社はまさに買収提案で揺れる某コンビニ大手である
路地裏がオファーを受けたのは経営企画部門で、海外展開を推進する部署だ。自社の経営戦略に沿って海外M&Aを展開していくことになる。ゆくゆくは現法へ出向というリップサービスもあった
当然、カナダの同業他社に買収されるとなると、そのような海外展開戦略は少なからぬ影響を受けるだろう。ひょっとしたら北米事業だけ買われて、あとは捨てられるかもしれない
もちろんサラリーマンは誰しも会社が買収されるリスクを抱えているものだ。それが怖ければ起業しろということだろう。しかし、現に買収の可能性が高まっている会社に入社する意義はあるのだろうか
エージェントとしては納得がいかないだろう。しかし路地裏も納得はいかない。買収提案という話は少なくとも内定承諾の時点で聴いていなかったのだから
もともと、この会社をMBAのネクストキャリアにするつもりはあまりなかった。だから安牌の意味で入社時期を11月1日にしたが奏功した
内定承諾した7月から、いやオファーが出た6月時点でもこの会社に行くつもりはなかった
エージェントは進路に迷っている路地裏に対し、青い鳥探しなんかしないで即断している人の方がキャリアもうまくいっている。なんといってもこの会社は有名だし、家族も喜んでいる、そういう後押しもあって入社を決めた人もいる。なんて嘯いていた
真剣にMBA卒業後の進路を考えている路地裏にとって彼の言葉は失礼千万だった
結局ご縁はなかったが、全く別の業界の全く異なるポジションで専門性を磨くべきかを真剣に考えていると言ったところ、まずはオファーが出たので入社して2、3年は過ごしてみないかと言われた
そんなことして何になるのだろうか
一度会社の方と面談する時間が作れないかとも言われた
いったい何を話すのだろう、大事なことは雲の上で決まるのだ。現場の人からは公式見解と私見くらいが関の山ではないか
結局、エージェントは企業の採用枠を埋めることしか考えていないのだ
8月下旬の買収提案報道を受けて、路地裏の中では絶対行ってなるものか!と思ったものだ。最後の希望が某PEファンドのミドルバックオフィスのポジションだった
その望みが絶たれた8月30日、路地裏はクヨクヨする暇もなくほかのPEファンドのポジションを探し、アプライした
買収価格は割安過ぎて到底受け売れられないとのことだが、流石定価販売のコンビニである
尤も、買収価格は市場の評価である時価総額に等しい。その価格が安いのはとりも直さず経営陣の怠慢ではないか
まだまだ目は離せない
この間はゲン担ぎではないが、なるべく某コンビニにはいかないようにした
近くて便利、ではあるが、それ以上の関係は持ちたくない
路地裏の街のランドマークになっているし、帰国後しばらくは複雑な思いを抱いていた
I'm glad I didn't compromise too easily.