結局、同僚とその友人、Eriと彼女の友人の5人で飲み行くことになった

忘年会シーズンとはいえ、月曜日は比較的空いていた。20時開始という比較的遅い時間だが、3時間近くいればそのあとは帰れる流れなのでいいかもしれない

馬肉料理を食べながら、Eriとその友人のことを深堀りした。人との会話を楽しむのはその人に興味がないとできない。どちらかというとただ聞いているだけでなく、相手の会話をより引き出したり、うまい返しをしていかなければならない

とはいえ、いざ始まれば酒も入るとそんな心配は無用で、皆その場を愉しんでいた

過去の恋愛遍歴、離婚の理由、お酒の強さ、他色々なことを話しては盛り上がった

結局時間を忘れて会話を愉しめた。そして時間はあっという間に過ぎて23時近くになっていた。それを潮にお開きした


Eriからは前回お土産をもらっていたので、お返しの意味も込めて餞別を渡した。然花抄院の幻月というお菓子である

この手のお菓子は結構名前を変えて売られている。近所のヨーカドーでも買えるくらいだ


なぜEriは断らなかったのだろう、理由はいくらでもできただろうに。もしくは今後の関係性も考えて、それに罅を入れたくないから今日来たのか

大雑把な性格なEriであってもやはり女である。深謀遠慮があったに違いない

女性は月のように日々満ち欠けがあり、同じ月でも見ようによっては形や表情が違うように見える、実に不思議な存在だ

思うに男にとって女性は川の向こうにいる存在なのかもしれない。深さも流れの速さもよくわからない、それでいて絶対に埋まることのない川が目の前に流れているのだろう

そんな理屈は抜きに、前回以上に楽しかった。路地裏は1次会で帰ることにしたが、残り4人は夜の街に消えていった


Eriはオファーをもらったニューヨークオフィスのある会社に勤務したいとのことだ。ボストンに住みながら来年4月からは娘と暮らすらしい。そのため来年3月には一度日本に帰るようだ


次に帰国した時に、彼女から連絡が来たら嬉しいが、来なければ残念であるが、それはそれということだろう

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ややこしや

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水曜日にMBA同級生のEriとの呑みにつれて行った同僚から、EriとLINE交換したいと言われた


Eriに尋ねると、交換してもいいが、もし合うなら路地裏と3人の方がいいと言われた

そりゃそうなるわな、ここで彼とLINE交換してもらってあとは任せることもできたが、Eriにとっては気のない相手のLINEなんかもらっても迷惑だろうと思った

彼女は出国前で忙しいので、もう難しいよねと送ったら、月火は予定があって、土日しか空いていないと言ってきた

これは事実上の謝絶だ。そうだよね、また帰国した時、タイミングがあればお願いします、として手じまいをはかった

すると、月曜の8時からでは遅いですよね、と返信があった。遅いのだが、まあ無理な時間ではない。彼女はここで遅いと言って断ってほしかったのかどうか知る由もないが、どうせなら8時半とか9時からとか、断りやすい時間を言って欲しかった

同僚に確認して大丈夫とのことだったので、その旨と、Eriの所望する場所で店を予約した。ようやく金曜の夜が終わった

しかし土曜の晩、もっとカジュアルな店でもいいのではと提案があった。彼女が提案していた店は土日が休みのため予約できず、似たような店を探してようやく確保できた。その旨をEriと同僚に連絡した

そして日曜の夕方、Eriからこの前一緒に来た友達も行きたいと言っているので4人ではどうかと聞いてきた。4人でも大丈夫と連絡したら、今度はこの前一緒に来ていた路地裏の同僚の友達もつれてこれないか、と件のEriの友人が言ってきたとのことだ

同僚に電話して、彼も来れるか確認してほしいとお願いした

そんな風に、路地裏の週末はこの再度の呑みの調整に費やした。正直、2度目はあまり気が進まないので、週明けからまた飲むのかと思うと気が重い

そして、なんで既婚者を巻き込んでいるんだと、Eriもだがむしろ事の発端となった同僚に対して怒りが湧いてきた

彼はEriと2人だけで飲みに行きたいようだったが、それは叶わぬ男の浅はかな考えだった


尤も同僚もEriから警戒されていると悟った時点で、手じまいてもいいと言ってくれたが、そのタイミングを逸したようだ

同僚の友人が来れるかはまだわからない。場合によっては4人で行くことになるかもしれない。そして彼が来れるならば路地裏は欠席したいのだが、それはそれで禍根を残すかもしれないので、できないと思う

いったいどうすれば正解だったのか。同僚の依頼を握り潰すべきだったか、Eriと横領にLINE交換させてあとは任せるべきだったか、こちらから手じまいすべきだったか

今更考えても仕方がない。せっかくの週末が独り相撲で終わりそうであり、消耗してしまった。なんとも気が休まらない週末である

それでも明日の夜で終わることだ。もう一度のみに行ける機会ができたと前向きに考えよう

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今週はなかなかハードだった

投資先を招いての忘年会、MBA同級生のEriとその友人との呑み、社内での忘年会と酒の席が多かった

特に金曜日は上司と目標設定面談があった。一緒に目標をすり合わせるというよりは、上司が期待していることがそのまま目標となっていた

足元はファンドの決算とオペレーション、ディールクロージングについて先輩並みに熟せるようになること。そして中長期的には業務の可視化、標準化だけでなく、ファンド運営体制のトランスフォーメーション、そして来るべき6号ファンドのスキーム策定まで出来るになってほしいと言われた

最近、ギクシャクしていると感じていた路地裏だが、過去にあった上司からの指摘について蒸し返されることはなかった。それどころか役割期待としてはかなり大きいものを示してくれたことに改めて驚き、感謝した

運営体制やファンドスキーム策定は多くの外部の専門家とやり取りがあるだろう。そして海外のリミテッドパートナーシップ契約をもとにしたファンドストラクチャーとなるだろうから、英語を使う機会も多くなる

ファンドスキームについては、ケイマン諸島をベースとしているが、それでいいのか。ルクセンブルクなど他にもっといい租税回避地がないかも検討が必要とのことだ

責任と役割の大きさに不安になるが、一方で専門的でニッチなキャリアを積めると思うと胸が躍る

身から出た錆とはいえ、11月から続いた躓きとスランプから好転の兆しが見えてきたように思えた

もちろん同僚はみな優秀でキャッチアップにはまだまだ時間がかかるが、一時期のようなネガティブな思考は大分和らいだ

もちろん信頼は足元のタスクを着実に正確に、迅速にこなすことであり、大きな仕事ができる人はそれが当たり前にできる

明日起きたらいきなりそんな人間に生まれ変わることはできないが、徐々に変わることはできる。来年に向けて、残り少ない年内は助走期間としたい

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