さよなら帝劇/国際ビル

テーマ:

木曜夜ともなるともうぐったりである。明日の監査報告書日を控えてバタバタしたが、そんな忙しさも程なく終わると思うと、寂しさもある
 

会社の近くにある帝国劇場は先月末で休館となった。ビルの解体は4月から始まる。劇場の休館後もビルの飲食店は賑わっていたが、日に日に閉店していき、今日最後の飲食店が閉店となった


有楽町駅直結の帝劇/国際ビルの入り口、国際であるがくにぎわと読ませるようだ


今日で閉店となる食堂はそこそこ客がいたが、賑わいはそれほどでもなかった。フロア全体が寂しげであった



地下2階のフロアにはABCクッキングスタジオがあるが、先週まではレッスンが行われていたようだが今週に入って閉めたようだ



いつも女性の受講者でにぎわっていただけに華やかだった。それも今は昔、である



帝劇の地下入り口付近のエレベーターホールは重厚さと歴史を感じさせる


おそらくは高級な茶寮が入っていたのだろう、風格を感じる造作が残っている


帝劇ビル側の店舗はもう大分前から閉店となっていた。神戸大学のOBクラブもどこか寂しげである



昭和レトロなエレベーターホール、そして店舗はなくなっているが占いの館があった。帝劇に来るジャニオタの女性向けの占い部屋だったのだろう


階段を上って1階に上がると、社会人向けのファイナンススクールのゲートが目を引く。そのまま階段を上がっていくと、教室はすでにがらんどうとなっていた


それなりのスペースだ。一度に100人くらいの受講生が入るのではないかと思った


道路の反対側から見たビルの入り口、おそらく4月から足場がかけられて今のビルの姿は拝めなくなる






少し薄暗い地下迷宮のような、それでいて都会の片隅の秘密基地のような空間がなくなるのは残念だと思う。29日に雑貨屋が閉店してすべてのテナントがなくなってしまう

特に最近は昼休みになると会社からここへ逃げ込むように訪れていた。静まり返った地下の街、あと4日で終わりである。気づいたらもう入れなくなったなんてならないよう、思い残しがないようにこの空間を味わっておきたい

AD

三月も下旬に入ると、別れの場面に接するようになる




早咲の公園の河津桜も見納めだろうか。花が散るよりも葉が出てきた。そして目線は花に奪われるが、足元も草が芽吹き、いよいよ春も本番である

向かいのマンションの桜はすっかり散ってしまった。昔は桜といえば入学式だが、すっかり卒業式になってしまったように思える


さて、今週水曜日は三女の最後の一時保育だった。せっかくなので妻と二人でお迎えに行った


4月から幼稚園に入園するので、もうこの保育園に来ることはないだろう。お気に入りの先生に三女もご機嫌だった


保育園の給食は手作りで栄養バランスも考えられているのでありがたい




長女、次女、三女が通った保育園、足掛け8年7カ月もの長い間お世話になった。月3回まで抽選で利用できる。毎日通っていたわけではないがそれでも親としては感慨深く、寂しさを感じる


朝から吹雪だったが、昼から晴れ渡り、素晴らしい卒園日となった

ありがとう、さようならお世話になった先生と園舎

そして今週金曜日は、長女にとって今年卒業する6年生と最後の登校となった

この春4年生になる長女は登校班の副班長となった。尤もその代替わりは今月6日からである。5日に副班長となることは分かった

そして新五年生の男の子が班長となり、6日より班長として先頭を歩いている。長女は後ろに回り、その後ろをつい最近まで班長だった6年生の男の子が歩く


一年生の頃は班長の大きな背中についていくのがやっとだった。学年が上がるにつれて自分より小さな子たちが自分の前を歩く

 

そして副班長として殿から一行の安全を見守りつつ歩き、班長になれば先頭で通学路の安全を確保し進んでいく

そして卒業を控えた3月上旬から半月余りは一番後ろに回り新班長と班員、新任副班長を見守って役割を全うする

まるで小さな社会というか会社の縮図が登校班だと思う

長女は副班長を1年やった後、5年生になれば班長になるのだろう。本人は張り切っていた

時間が合わず、娘たちの登校を見送ることはできないが、機会があればそっと見守りたいと思っている
 

AD

月曜朝からの飲酒癖

テーマ:



5時過ぎにセットしたエアコンの稼働音で目が覚める。布団の中でもたつきながらも布団から出る。トイレを済ませ、厚着をして家を出る


近所のコンビニで350mlのビールを買う。そして近所の公園のベンチで座る。朝5時半、ふたを開ける音が公園中に響き渡る。五臓六腑に沁みるビールは格別である


最初は憚られたが、もう気にならなくなった。月曜の朝、こんなことをしなければ会社に行く気が起こらなくなったのはここ3カ月くらいのことである

もちろん、酒を飲まなくても会社には行ける。手が震えるという禁断症状も起こるわけではない。だが、週明けの一番気持ちが落ち込む時間にささやかな現実逃避が必要なんだと思う

二、三口飲んだ頃に路地裏とおそらく同年代の男性が自転車でやってくる。自転車を降りて準備体操を軽くした後、雲梯まで走っていき、トレーニングをしてまた走って自転車と共に去る。その時間わずか2分である

早朝は人通りも少なく、薄暗いからこそ路地裏の悪事はあまりわからない。そんな闇間が路地裏の決して会社に知られたくない秘密の時間でもある

だんだんと空の色が明るくなり、紺色に近い空が白んでゆく。鳥の鳴き声、遠くで聞こえる車の音、時間の流れを贅沢に感じる貴重なひと時である

程なくして役所の人だろうか、公園だけではないが街のゴミを拾っていく人が現れ、不届き者たちの不始末を片付けていく。公務員とはいえ雨の日も雪の日もゴミを拾う姿には感謝しかない


最後の一口を飲み干した時、あたりは明るい白い朝を迎え路地裏の時間の終わりが告げられる。会社か、行きたくないなあと思いながらも、まあなんとかなるだろうと重い腰を上げる


今日は初めてあの自転車男と同じく運動をした。空き缶を捨てて、ジャンプを5回して雲梯までダッシュ。5回ほどでギブアップしたが、公園の入り口にダッシュで戻る


すると少し気分が軽くなった。体に負担をかけない運動は気持ちを前向きにするのだと思った



公園を彩っている河津桜も花盛りを過ぎて、葉が目立ってきた。咲き始めから1ヶ月、あと少し、散り終わるまで楽しませて欲しい


帰宅して風呂に入り、朝食とコーヒーを飲み、歯を磨いて会社に行く。会社の同僚や上司は10時近くに出社するからその頃はアルコールも抜けていく、と言い聞かせ、何事もなかったかのように今日も出社する

 

毎週月曜は11時から各自の仕事の進捗を報告するteamミーティングがあり、それが路地裏の気分を重くしている


今朝は少し左耳と左側頭部が痛む。ロキソニンを飲んで凌ぐつもりだが、よくならなければ耳鼻科に行きたい

 

AD