元埼玉県教育委員長で明星大特別教授などを務める高橋史朗氏が25日、山梨県甲府市内で「戦後秘史〜日本人洗脳計画がもたらしたもの」と題し、講演した。
高橋氏は、戦後の日本人に贖罪(しょくざい)意識を植え付けた占領軍の「ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(WGIP)の研究を続けている。
講演では、米ロサンゼルスの慰安婦像によって日本人子弟がいじめの対象になっている実態や、誤解に満ちた米国の歴史教科書などを紹介。そうした原点に日本占領時の教育政策があるとし、「神道や武士道を軍国主義と混同し、再軍備阻止を理由に日本の伝統精神を否定した」などと指摘した。
高橋氏は日本に対する国際的な誤解を解くために、「これからも第一次史料から根気強く事実を実証し、英語で愚直に発信していきたい」と強調した。
さらに「日教組の牙城だった山梨で、どのような歴史教育が行われているか問われている」と述べ、県民が授業内容や指導方法に関心を持つことも求めた。
講演会は山梨県モラロジー協議会、日本をよくする山梨県民の会、史の会、アジアと日本の平和と安全を守る山梨県フォーラムが主催。約150人が熱心に聴講した。