欧州、防衛費増額なら財政ルール改革必要=ドイツ財務相

[ベルリン 17日 ロイター] - ドイツのクキース財務相は17日、欧州諸国が防衛費の増額で合意した場合、欧州とドイツの財政ルールを改革する必要があるとの見解を示した。
クキース氏は国内と欧州連合(EU)の規則に言及し、「防衛費増額は両方の規則に影響を及ぼすため、一方の規則を変えずに他方だけ変えてもほとんど意味がない」と語った。
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これと並行して同日、ユーロ圏財務相会合がブリュッセルで開催され、防衛費増額をどのように賄うかなどを協議した。
ドイツのショルツ首相は、欧州の債務規則を期間限定で調整し、北大西洋条約機構(NATO)が基準とする国内総生産(GDP)比2%を防衛費が上回ることを例外として認めることを提案している。
クキース氏は「的を絞った改革になるだろう」と語った。防衛費を追加債務で恒久的に賄うことはできないとし、多くの国が通常予算でNATOの要件を満たせることを示していると述べた。
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「われわれは恒久的な解決策ではなく、調整の道筋と一時的な移行について話している」と述べた。

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トムソン・ロイター

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.