岸和田市長に再び不信任 失職、市長選へ―大阪
大阪府岸和田市議会(定数24)は17日、解散に伴う市議選後初となる定例会本会議で、永野耕平市長に対する不信任決議案を再び可決した。地方自治法に基づき、永野市長は自動失職し、50日以内に市長選が実施される。
女性から性的関係を巡る訴訟を起こされ和解した永野氏は昨年12月に不信任決議を受けたが、「大義がない」などと主張し、市議会を解散。今年2月2日に行われた市議選では、不信任に賛成した前職全員が当選した。
2度目の不信任決議案には採決に参加した23人全員が賛成。永野氏の妻で市議の紗代氏は利害関係者のため採決に加わらなかった。決議は、永野氏を「(市に)混乱を招いた責任は非常に重いにもかかわらず、辞職しないだけでなく、大義なく議会を解散し莫大(ばくだい)な市民の血税を使ったことは言語道断である」などと批判した。
永野氏は次の市長選への出馬に意欲を示している。




















