落語家、立川志らく(60)が13日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜後10・0)に出演。コメンテーター業に対する本音を明かした。
この日は、最近見た夢から深層心理を暴く夢診断企画を行った。帰宅すると自宅がクマに荒らされ、留守番をしていた祖父の姿が見えなく悲しい気持ちになったという夢を見たという志らく。なぜかそこに、実業家のひろゆき氏も登場しアドバイスをもらうも「そんなはずはない」と怒り狂ったそう。
夢鑑定士マドモアゼル・ミータンは志らくの夢について、ひろゆき氏は「意見を述べたり、コメントすることの象徴」といい、「そんな彼に怒ることから、志らくさん自身、人に意見を述べることに対して嫌悪感を抱き始めている」と指摘した。
これを聞いた志らくは「近頃、コメンテーター(の仕事が)が嫌で嫌でしようがない。落語界で毒舌を吐いてもクレームが一切来なかったのに情報番組でなんか言うと、ものすごい怒られる。ネット上で大炎上するんです。それがもう心が苦しくて」と葛藤を告白。
もともと役者志望だったという志らくは、女優、二階堂ふみ(29)主演のTBSドラマ「Eye Love You」に父親役で出演した時を振り返り、「ドラマのファンってすごい優しいの。 ヒロインのパパという目で私を見てくれた。 エゴサーチしたらすごく幸せ」とコメンテーターとの格差を感じた様子。
最後に「『ひるおび』は恩がある番組だからやめろって言われるまでやりますけども、もうコメンテーターは卒業して、役者一本で」と宣言し、スタジオを笑わせた。