広島 「尾道みなと小学校」開校式 3小学校を統合し新設
3つの小学校が統合して新たに設けられた尾道市の小学校で7日、開校式が行われました。
開校式が行われたのは、校舎の耐震不足や児童数の減少などで土堂、長江、久保の3つの小学校が統合して誕生した「尾道みなと小学校」です。
体育館には2年生から6年生までの児童およそ270人と教職員などが集まり、土居理恵校長に市の教育長から校旗が渡されました。
土居校長は「みなさんは小学校の初めの一歩を踏み出す大切な存在です。校訓である『自律、創造、挑戦』をみなさんと一緒に大切に育んでいきます」と述べました。
児童を代表して、6年生の村重聡明さんが「これから始まる小学校の未来には、何が待っているのだろうという期待が大きく膨らんでいます。仲間と協力し、新たな伝統を作っていきます」と決意を述べました。
そして児童たちは、新しくなった覚えたての校歌を元気いっぱいに歌いました。
式のあと、6年生の女子児童は「3つの学校が集まってわくわくドキドキでした。特に運動会は人数が増えるので楽しみです」と話していました。