唐桑こども園で入園式
唐桑こども園で入園式
気仙沼市立唐桑保育所に幼稚園機能を加えて開園した、唐桑こども園(佐藤恵美園長)で7日、入園式が行われた。0歳から5歳までの新入児童26人が加わり、唐桑保育所からの継続児童と合わせて67人でにぎやかに本年度をスタートさせた。
唐桑保育所が、幼稚園と認可保育所の機能を併せ持つ保育所型の認定こども園に移行する形で開園。昨年度末に閉園した唐桑、松圃両幼稚園を集約した。
式には唐桑、松圃両幼稚園に在籍していた児童を含む転入10人、新規16人が出席。クラスごとに担任の先生から一人ずつ名前を呼ばれると、元気いっぱいに「はい」と返事をした。保護者のそばを離れずに返事をしたり、手をたたいて応じたりする子供もおり、和やかな雰囲気で行われた。
佐藤園長は「きょうから皆さんは唐桑こども園の仲間。広くて楽しいこども園で、先生たちと毎日面白いことをして遊びながら、わくわくすることを見つけよう」と呼び掛けた。
年長児は手遊びを披露し、「新しいお友達、ご入園おめでとうございます。仲良く一緒に遊ぼうね」と歓迎した。
松圃幼稚園から移った年長児の立花一吹ちゃんは「お友達がたくさんいてまだはずかしい気持ち。給食を残さないで食べたい」、母ゆきさん(39)は「不安もあったが、先生たちや友達もたくさんいてにぎやかで楽しそう。松圃幼稚園からの仲間がいて心強い。たくさんの友達を作ってほしい」と話した。