【モニター用】丸紅 完全攻略 for 26卒
【2/14追記】
・マッチング面談経由 役員面接追加レポート
【1/24追記】
・26卒 マッチング面談経由役員面接速報
【1/17 追記】
・26卒 価値創造ワークショップ(マッチング面談経由インターン) 内容追記
【12/14 追記】
・26卒 2次マッチング面談情報
【11/23 追記】
・マッチング面談 25卒事例紹介追加
【~11/15 追記】
・キャリアビジョン採用 25卒最終面接までの選考概要
・25卒 内定者からの追加ヒアリング内容
商社就活に関する情報発信をしているロミというものだ。
内容の紹介に入る前に、筆者自身の実績を書いておく。
・早慶
・非留学・非体育会
・10月から就活開始
・商社内定者・社員は周りにゼロ
このような状態から、三大商社・日系戦コンを始めとする7社から内定を獲得した。
今回は、五大商社の一角である丸紅についてのnoteだ。
これ一冊で内定にグッと近づく内容になっているから、無料部分だけでも最後まで読んでほしい。
まずはこのnoteの目次に目を通してもらおう。
いかがだろうか。
圧倒的なボリュームが見て取れると思う。
パーフェクト攻略の名にふさわしく、丸紅の頭からつま先まで全てを解き明かしている。
ひとつひとつ見ていこう。
まず、丸紅の企業解剖だ。
知っての通り、丸紅は五大商社ながら三大商社等の他総合商社と比べると蹴られる存在であり、近年より一層その自覚を強めている(総合商社唯一の8月選考実施開始、マッチング面談の実施、キャリアビジョン採用の強化はまさにその影響)丸紅は特に最終選考周辺で丸紅への理解が薄い(=志望度が薄いと判断)学生をかなり落とす傾向が強い。
例えば、以下の通り。
気になる方は購入して本編で確認して欲しいが、自分がこれを食らったらと思うと相当ショッキングなグロエピソードだ。
そこで、まず丸紅への理解をある程度深めてもらうため、「企業丸わかりガイド」として他の総合商社攻略noteより多少詳しく企業説明している。
もちろん、ここで説明した情報を入り口に、自身で企業研究を進めるべきことは当然であるが。
続いて、選考の全体像。
実は、丸紅の選考ルートはかなり多岐にわたっており、実に5種類のルートが存在している。
中には公式にはアナウンスされていないルートもあり、さらにはその存在すらほとんど知られていないルートもある。
このようなルートを知っているかどうかは、単なる情報ゲーだ。能力とは一切関係ない。
しかし、そんな能力とは一切関係ないところで差がついてしまうのが情報戦なのだ。
読者の皆さんは、絶対に情報で負けることはないと断言する。なぜなら、我々は商社就活を完全にハックして内定を獲得しているからだ。
本noteは、そのすべてを公開している。
今回のnoteでは、私も含めて内定者のほとんどを占める「インターン早期選考ルート(=マッチング面談ルート)」と「本選考ルート」は当然のこと、キャリアビジョン採用などの内定枠が非常に少ない選考も含めて全ての選考を「実際の選考概要・選考体験談・通過者インタビューと併せて」解説している。
正直、ここまでできるのは私のnoteぐらいだ。
もちろん、最新の情報にも触れ、丸紅側の意図と筆者の周りの体験談を記載している。
情報だけではなく、各選考の解説も桁違いに細かく書いている。
実際の選考を踏まえて全ての解説をしているため、即戦力となるnoteだといえる。面接の前日に読んだとしても、すぐに使える武器があちこちに転がっていることだろう。
また、パーフェクト攻略というタイトルなので、丸紅という企業についての解説もしている。
しかし、調べたらわかるような薄い情報は一切載せていない。
強みや取り組みについて、図や数値で具体的に示している。そのため、もし読者がこれらの情報を面接で使う場合、その具体さは他の就活生を凌駕することだろう。
また、本noteには1人の現役社員の方にインタビュー内容を記載している。
特に、
・駐在に興味がある人
・事業内容はなんとなくわかるが、日々の業務のイメージがつかない人
におすすめの内容となっている。
現役社員の声が聞けるnoteは世界中探してもこれだけだ。
本選考についても解説はバッチリだ。
本選考でも求められていることは変わらない。まずはマッチング面談選考を受けると思うが、本選考の解説も徹底しているのでしっかり読み込んでほしい。
各面接も事細かに解説している。
知っているといないとでは大きく差が開く、知らないと周回遅れになる情報を当たり前のようにサラッと書いているので、じっくりと目を通すように。
そして、もちろん丸紅といえば、OB訪問。
これについても、徹底的に解説している。
OB訪問ルートの選考手順はもちろんのこと、丸紅のOB訪問をどのように攻略すればいいのかを記載している。
丸紅のOB訪問は、他の総合商社のそれとは全くの別物だ。
どの社員さんを選ぶのか、どのようにOB訪問できる社員さんを広げていくのか、他の学生と差別化する戦略が必要となる。
戦略がないまま、ただ通常のOB訪問対策をしただけでは丸紅のOB訪問で高い評価を得ることは難しいだろう。
誰と、どの順番でOB訪問をするかが鍵を握るのだ。
ここに記載したのはごくごく一部で、本当に希少な、内定に直結する情報だけを詰め込んだのがこのnoteだ。
正直、出すか迷った。
なぜなら、あまりにも情報の解像度が高すぎるためである。不特定多数の学生が知ってしまったら、大幅にゲームバランスが崩れてしまうだろう。
そのため、この丸紅パーフェクト攻略noteは、一定部数販売したら販売停止とする。また、少数売れるごとに値上げをし、値下げは一切しない。
本選考までカバーした完全版なので、丸紅を受ける人は安心して購入してほしい。最強の武器を手に入れて、楽に選考を戦えることだろう。
それでは、本編で待っている。
購入ありがとう、ここからは君たちの内定を全力でサポートするべく、私と25卒内定メンティーたちが知りうる全ての情報を公開する。
一度読んで終わりではなく、選考が進むごとに繰り返し読み返して血肉として欲しい。
丸紅 企業情報丸わかりガイド
さて、選考内容に行く前に、丸紅がどんな会社かを知っておいてほしい。
ということで、丸紅の企業概要をこのパートでは少し説明していく。
丸紅の強み|数字で見る丸紅
座談会で説明されていた丸紅の強みは以下の通りである。
丸紅は穀物事業と電力事業が主な強みである。
国内No. 1の穀物の取扱量、及びそれに派生した飼料・肥料で大きな収益を上げている。
電力事業でも地域・電源において最適な資産ポートフォリオを構築している。
また、グループ会社との繋がりの強さが特徴の一つとしてある。
鉄鋼製品事業では、日本最大と言って良い専門商社の伊藤忠丸紅鉄鋼が、グループのネットワークを活かしながら、収益の拡大を図っている。
具体的には、このようになっている。
数字で見るとかなり解像度が上がるだろう。
女性活躍推進|具体的な取り組みと成果のグラフ
丸紅といえば、女性活躍を推進していることで知られている。
2022度には「女性活躍推進2.0」を制定し、新卒・キャリアをあわせた採用全体の女性比率を、自然比率の50%程度とする目標を掲げている。
この画像のように、
・新卒採用に占める女性比率
・総合職に占める女性比率
・管理職に占める女性比率
がどんどん上がっているのがわかる。
女性はもちろん、男性もこのような取り組みには賛成の意を述べられるだろう。
具体的には、上記のようなことをやっていて、2.0という段階まできていることがわかる。
駐在社員の経歴|1年目から11年目まで携わってきたプロジェクト
今回は、実際の入社14年目の社員さんであるKさんについてご紹介する。
Kさんの経歴を以下に簡単に記載する。
2009年4月に新卒として入社。以降、一貫して電力事業開発に従事。
2016~2019にシンガポールへ駐在し、中長期事業計画作成業務やガス調達契約交渉などに従事。帰国後電力本部にて欧米地域の電力事業開発に関わる。
電力事業本部とはここだ。
そんな彼の入社から現在に至るまでの経歴を見ていこう。
1年目:電力・インフラ アセットマネジメント部
既存電力の資産係数管理
4年目:海外電力プロジェクト第4部
欧州・中近東地域の電力開発事業
6年目:海外電力プロジェクト第二部
東南アジア地域の電力開発事業
8年目:シンガポール駐在
11年目:海外電力プロジェクト第3部
欧州地域の電力開発事業
14年目:海外電力プロジェクト第二部
欧米地域の電力開発事業
このような感じだ。
なお、みんなが気になるのは駐在先での業務内容だろう。
駐在先での業務内容は、主に以下のような感じだったようだ。
・中長期事業計画作成
・ガス調達契約交渉
・市場制度設計に関する関係者との協議
・株主対応等
東京オフィスでの1日と駐在中の1日、それぞれのスケジュールを円グラフで紹介
企業の研究をしてもざっくりとしたことしかわからず、日々の業務内容や具体的なスケジュールまでイメージできる就活生は少ないだろう。
以下に具体的なスケジュールを示す。
ぜひ参考にしてみてほしい。
上記はあくまで一例だが、特筆すべきは東京オフィスでのMTGの時間だろうか。
北米とは時差があるので、8時半からMTGが入っているのがわかる。
このように、グローバルに働くことができる丸紅では、朝ないしは夜に対応しなければならないことも少なくないだろう。
しかし、その一方で、帰宅時間はなかなかに早いことがわかる。
特に、駐在中は、よほどのことがない限りまあまあホワイトな働き方ができるようだ。
そのため、家族との時間をとったり、趣味や資格の勉強に講じたりと、仕事だけの人生になることはあまりないといえるだろう。
現役社員さんへのインタビュー
ここからは、先ほど紹介した現役社員さんへのインタビューとその回答を載せていく。ネットに出ているような情報とは比べ物にならないと思うので、ぜひじっくり読んでほしい。
Q1:駐在中に印象的だったエピソードを教えてください。
A.駐在中は、別の会社に混じる感覚だった。
私はシンガポールのSenoko Energy社に駐在して働いていた。
業績が低下している中、事業会社の立場に立ってくれていることに感謝された。
業績が悪い中だが、同僚も「仲良くやりたい」という思いがあったので、一つの目標に向かってやっていく意識があった。
シンガポールでは、上司や社長(300人規模)、融資先、ガスのサプライヤーとの会話が多かった。
Q2:日本にいる間はどのような業務をしているんですか?
A.欧州と北米の既存案件の管理と新規の開発をしている。
基本的には駐在中と話す相手は変わらない。
海外の方やアドバイザー、現地のスタッフとの会話が多い。
私はトレーディングではなく、主に事業投資に行っていた。
Q.心が動いた瞬間
規模の大きい案件だが、目に見えない部分なので感じずらい
。融資を調達して、建設してという流れがあった時にはやりがいを実感した。
駐在したときは「シンガポールの電気供給を担っている」という意識があった。
第n部は基本的に地域別。今は組織再編で変わった。
第2部は欧州・米国など。
Q3:長い丸紅ライフで1番苦労したことはなんですか?
A.4年目以降から営業部になったが、相手国が変わっていった。
そこで人間関係を構築することが大変だった。インフラなので、国のルールやカルチャーに合わせる必要性があるので、そこにアジャストすることに苦労した。
シンガポールでも、全く経験がない案件に放り込まれたことが苦労した。
しかし、色々な地域に入り込み、そこで様々な経験ができたことが良かった。
丸紅には、ちょっと背伸びさせる社風があるね。
コロナの時は、事務局が慣れていないため、フルオンラインで行うことに苦労したが、慣れてしまえばできてしまうことが分かった。
丸紅アカデミアをやる意義は事業投資に関すること。公募を行ったり、手を挙げた人間が行う。
Q4:商社で電力をはじめインフラをやる意義はなんだと思いますか?
A.商社で電力やインフラビジネスを行う意義は「貢献」にある。
自分たちで、どういうソリューションが大事なのかを主体的に意思決定して行くところに魅力を感じる。
利害関係が一致しない中で取りまとめることも醍醐味。
難しいことは多いけど、途上国のインフラ整備はその国自体の命運を握る一大プロジェクトなので、やりがいも大きい。
Q5:若手時代に海外に行けるチャンスはどれくらいありますか?
A.丸紅には若いうちから海外に駐在する文化がある
新卒入社100人(当時)中、10人以上は4年目で駐在できる。
出張を含むなら1年目から。
英語力にはある分には強みになる。
選考の全体像|複雑な丸紅の選考をすべて解説
丸紅の選考ルートは非常に多岐に渡ると同時に、昨今総合商社の中で最も選考ルートの改変を繰り返しており、最も選考が複雑な商社と言えるだろう。
そこで、まずどんな選考ルートがあるかの全体像を掴んでもらいたい。
ついては、ここでは選考のルートをざっと解説していく。
その上で、今回のnoteでは、私も含めて内定者のほとんどを占める「インターン早期選考ルート(=マッチング面談ルート)」と「本選考ルート」は当然のこと、キャリアビジョン採用などの内定枠が非常に少ない選考も含めて全ての選考を「実際の選考概要・選考体験談・通過者インタビューと合わせて」解説している。(正直、ここまでできるのは私のnoteぐらいだ)
それでは、これより解説していく。
まず、以下に丸紅の選考ルート(内定可能なルート)を示す。
1.マッチング面談(+ワークショップ)ルート
2.本選考ルート
3.キャリアビジョン採用ルート
4.OB訪問ルート
5.書類選考優秀者ルート
特に5つ目の書類選考ルートなどは、どこの就活サイトを見ても書かれておらず、驚いた方も多いのではないだろうか。(私も就活をしていく中で仲間内から聞いたかなり入り口の狭いルートである)
昨年に引き続いて、今年も大きく採用選考が変化しているため(詳しく後述するが)、必ずしも昨年同様全てのルートが設置されるとは限らないが、どの選考においても総合商社の中で丸紅の立ち位置を反映した特徴的な選考となっているため、しっかり押さえて知りうる情報で十分なアドバンテージをとってもらいたい。
【参考】2025年度の採用選考概要(2026年度版が公開され次第差し替え)
マッチング面談ルート / Marubeni Career College ルート
まずは、既に26卒で「Marubeni Career College」として募集が始まっているマッチング面談選考についてだ。
マッチング選考は、24卒までのインターン選考にあたり、昨年から突然始まった選考。
無料部分で述べたように、他総合商社と比較して蹴られる立場である丸紅ならではの、より自社とマッチした人材の確保を重視する方針故の選考と想像できる。
【選考概要】
1次マッチング面談
↓
2次マッチング面談
↓
座談会
↓
(本選考2次面接に接続)
昨年は、上記の通り2度のマッチング面談を通過すると座談会を経て本選考の2次面接に合流できる仕組みであったが、今年はマッチング面談後にワークショップという名のインターンを実施する、もはや普通の冬インターンの形式に戻した。
なお、丸紅は6月以前のすべての面接を「面談」と称する。
つまり、「面談」となっているものは、実質すべて面接である。
と同時に、おそらく今年から登場した「ワークショップ」も「インターン」を言い換えているだけと思われる。
注意してほしい。
今年の概要は以下の通り。
注目したい点はコースが3つ用意されている点。
OptionA についてはこれまでと同様のマッチング面談ルートで、流石にこのルートが最も枠の大きな選考となるだろうが、Option B にAI面談コース、OptionC には適性検査コースが用意されていて、正直どのように選考が行われどれくらいの枠が用意されているのか全く想像のつかない謎選考だ。
Option BとCについては、今後情報が入り次第随時追記していく。
エントリー締め切りは2024年11月6日 23:59。
昨年と同様であれば、本選考に落ちても本選考やキャリアビジョン選考等他選考には問題なく応募可能なので、必ず応募したい。
【11/25 追記】 1次・2次マッチング面談|具体的な事例を複数紹介
さて、マッチング面談の仕組みは先に解説の通り2度のマッチング面談の通過後、座談会を経て、本選考2次面接に合流するものであった。
ここからは、1次面談から順に解説していく。
マッチング面談は、1次2次それぞれ15分程度で行われる非常に短い面接。
聞かれることとしては、よくある自己紹介→ガクチカの深堀りの流れだが、本面談は「マッチング面談」と銘打っているだけあり、1次から丸紅の人事部ではなく”実際の事業部の、かつそこそこの年次の人間が面接を行う”ことが大きな特徴と言える。
そのためなのか、複数の面接体験者から面接体験談をヒアリングをすると、全体の流れは同じものの、面接部分については人によって聞かれたことにはある程度バラツキがあった。
おそらく、面接官にかなり面接を一任されており、「絶対に聞くこと」などとある程度の質問は固定化されているものの、それ以外についてはかなり自由に進められるように設計されていると想定される。
以下、面接の流れについて。
1.自己紹介
2.深堀り質問
3.面接フィードバック
4.逆質問
5.最後に一言
この骨格自体は全員変わらないのだが、2の深堀り質問が人によってかなりのバラツキがあることと、そもそも2をどれくらいの時間行うのかにも人によってバラツキが見られる。
人によっては、逆質問の時間がものすごく長いこともあれば、逆にほとんどない事例も見られた。
しかし、どちらかと言うと逆質問の時間はある程度しっかり取られる傾向が強い。
これは、本選考同様、丸紅の1つの大きな特徴と言えるだろう。
以上のことから、今回は以下に複数の面接事例を示したいと思う。
まずは全て目を通しイメージを掴んだ後、面接を受けた学生の情報もある程度記載しているから、自身と近い学生の面接事例を軸に準備を進めるといいだろう。
【例1】
1.学生について
・属性:私立文系
・ガクチカ:サークル系
2.聞かれたこと
・自己紹介をしてください
・サークルを立ち上げるきっかけは?
・サークルのメンバーはどうやって集めたの?
・なんでその手法をとったの?
・大変だったことは?
・(大変だったこと)はどうやって達成したの?
3.結果
落ち
上記の例は、自己紹介がガクチカについてのみ触れるものだったこともあり、ひたすらガクチカを深堀りされている事例。
かなり淀みなく答えることができ、さらに面接の最後にあるフィードバックの時間では「悪かったところは特にないね」との評価だったようだが、なんと不合格になってしまったという。
【例2】
1.学生について
・属性:理系院
・ガクチカ:サークル代表、理系研究
2.聞かれたこと
・自己紹介をしてください
・研究内容について教えて
・その研究って、どれくらいすごいの?
・なんで研究にそんなに熱意あるのに商社なの?
・ガクチカについてもっと詳しく教えて
・そのイベント開催で困難だったことは?
・サークル代表と院の研究の両立で大変だったことは?
・今後のキャリアビジョンは?
・なんで丸紅に興味を持ったの?
・商社に入ってやりたいことある?
・〇〇(面接官の所属部署)部署に興味あったりする?
3.結果
通過
彼の場合は、理系の研究の話と商社の志望理由の接続など、質問の巡り合わせからうまくアピールできたため、面接後半には明らかに面接官の反応がよく、通過を確信していたという。
【例3】
1.学生について
・属性:東京一工文系
・ガクチカ:サークル代表
2.聞かれたこと
・自己紹介をしてください
・ガクチカについてもっと詳しく教えてください
・なんでそれを開催しようと思ったの?
・周りとの調整で大変だったことは?
・(特殊なガクチカのため)それは来年以降も続けるの?
・その取り組みから学んだことは?
・丸紅でやりたいことは?
3.結果
通過
この事例も、最後に丸紅の志望理由を強く訴求できたことからかなり通過できるんじゃないかと感じたといい、その通り結果通過していたようだ。
【例4】
1. 学生について
・属性:体育会
・ガクチカ:体育会
2.聞かれたこと
・自己紹介をしてください
・そのガクチカについて詳しく教えて
・なんでそのスポーツを始めようと思ったの?
・その活動で大変だったことは?
3.結果
通過
そして、最後の事例。
この事例、「聞かれたこと少なくないか?」思われるだろう。
そうだ、彼の場合まずそもそも面接官の方が日本語が少しカタコトな外国人だったと言う。
その上、面接スタートの際に面接官の方の簡単な自己紹介があるが、その自己紹介がなぜかめちゃくちゃ長く、そこでかなり時間を使われてしまった結果、面接時間が他の学生と比較して明らかに短い。
にも関わらず、普通に通過していたという。(本人は「なんでこの面接で通過したのか分からない」とのことだが)
以上、複数の事例を紹介したが、事例1や4のように丸紅の志望理由や商社の志望理由を全く問われないこともあれば事例2のようにかなり深く聞かれる事例もあったり、またまた事例4のように面接官がなぜかめちゃくちゃ喋ってくるパターンもあったり、ほんの数事例確認しただけでもかなり面接官任せで自由に面接をしていることがわかるだろう。
また、他にもいくつか事例をヒアリングして、事例4のようになぜか通過した例はあるにせよ、往々にして「丸紅の企業理解」「丸紅への熱量」を面接を通してアピールできた学生の通過率が高いように感じた。
そもそも、面接官任せの面接なのだから事例2のように聞かれなかったら仕方ないのだが、それでも面接後に固定で設けられる逆質問や最後に一言でしっかりと「丸紅への熱」を伝え切ることができれば、通過はそこまで難しくない面接であると考えらえる。
【11/25追記】
別の25卒メンティーの子からも事例のレポートをいただいたので、追記する。
ぜひ参考にしてくれ。
【日程】
12/19 14:05-14:30
【人数】
面接官 1人、学生 1人
・面接官:4年目の電力本部サービス事業部
【内容】
- 自己紹介
- ガクチカ深掘り
- 簡単に説明した後に気になった点を聞かれる
- 細かく全ては覚えていないが、困難や強みなど普通の質問が多く、突飛なものはない
- ゼミの話
- キャリア観
- 将来のビジョンなど(ESに書いたこと)
- FB 7分
- ポジティブなことだけ言われた
- 逆質問 2つ
【結果】
・時期などは特に言われず。人事部の方から連絡が来ると思いますとだけ。【備考/雰囲気】
- 面接官の方は笑顔で優しい
- 面談だけど、緩い面接みたいな雰囲気
【感想/反省】
- フィードバックの内容的には割と良かった
- 最近ゼミでやった電力価格の分析内容が、ちょうど面接官が電力本部の方だったので盛り上がり、ラッキーだった
【備考】
若手の経理部所属10分程度遅刻した。
非通知で電話が入り気づく注意事項→面接:質問→逆質問注意事項は当たり前のことでした。
【質問】
・ガクチカ
・志望動機
・ゼミで何やってる?
・なんのビジネスに興味ある?
・→基本ESの深掘りだった。
・逆質問
・コーポレート志望は少ない?
・コーポレートが駐在する利点は?
→特別なメリットなし、日本の会社だから、日本人いると便利だから。またグローバルビジネスだから、内部も国外の人と仕事することあるらしい。【FB】
めっちゃ褒められる。(遅刻したのに)
注意点として商社の仕事はイメージしているよりも泥臭くて、一年目からバリバリ挑戦していく構造ではないこと。
【感想】
とても褒めていただいたが、遅刻したので落ちだと思いました。
では、それを踏まえてどんな準備ができるだろうか。
まず1つに、自己紹介から話が展開されていくことは確定なので、深堀りして欲しいエピソード以外話さないこと。(自己紹介で触れたことは何が深掘りされるか分からない)
そして、自己紹介に含めるエピソードについてはいずれも、商社パーソンに加えて丸紅パーソンとしての適合性を意識したものとなるようにある程度成形してから臨みたい。
加えて、当然に丸紅への熱量は答えられるように準備したいが、ここについては質問として聞かれるか、逆質問や最後の一言としてアピールせざるを得なくなるか実際に受けてみないと分からない。
そこで、この両方のパターンを用意しておきたい。
また、15分という短い面接時間であり実際典型的な質問が多いこと、また面接を受けた複数の学生が1次・2次通して「基本的に”丸紅に合っているか”を見ている選考に感じた」と述べていたことからも推測するに、特別目立った自己アピールを意識するのではなく丸紅社員としての”マッチング”を見ている選考として捉えたい。
その上では、逆質問の時間には丸紅へのある程度の理解を示せるそれなりの深さの質問を用意してぶつけられると良いだろう。
これは他の総合商社でもそうだが、総合商社の面接は逆質問と最後の一言で大逆転合格が大いにあり得る。
そして、恐ろしいことに逆も普通にある。
面接部分でうまくいったものは最後まで気を抜かないで、あるいは面接で出し切れなかった部分がある者はそれを最後に、ぶつけ切りたい。
詳しい逆質問の攻略については、本選考の面接解説パートにて詳細に記載している。
さて、1次を通過すると2次面接となる。
2次面接は基本的に1次面接とほとんど変わらない。
全く別の面接官が来るのでまた自己紹介から始まり、最後に一言がある同じ形式での進行だが、異なる点としては恐らくある程度の面接評価を引き継いでいるだろうという点。(ちなみに内容面は全く引き継いでいないので、自己紹介やガクチカは完全に変えてしまっても問題ない)
そのため、1次面接で余裕で通過している学生については雰囲気もかなり柔らかく、もはやほとんど雑談で終わるケースすらある一方、1次で当落線上の学生は2次でもしっかりと面接が行われる。
ある程度1次のフィードバックや面接官の反応で推測でき得るところではあるが、いずれにせよできる限りの準備をして臨みたいことは当然のこと。
【11/25追記】最新!26卒 1次マッチング面談情報
さて、早速26卒マッチング面談受験者から情報提供をいただいたので、最新情報として以下に追記する。
【聞かれたこと】
・自己紹介とアピールしたいこと
・エントリーシートに則って、 チームでの弱みの深掘り(エピソード) 個人での弱みのエピソード
・大切にしている価値観に気づいたエピソード
・総合商社に興味を持ったきっかけと活かせる強み
・逆質問
上記見てみると、概ね昨年と流れも内容も変わらないようだ。
これまで述べたような対策を引き続き徹底して臨みたい。
【12/14追記】 最新!26卒 2次マッチング面談情報
さて、現在行われている2次マッチング面談のレポートを大量に提供いただいたので、以下に全て追記する。
来週以降の受験を控える者はぜひ参考にして最終調整を進めてほしい。
【事例1】
失礼します。
丸紅2次マッチングの質問内容です!
面接官は人事(厳格、顔笑ってるけど、声1ミリも笑っていない。)
自己紹介(深掘りなし)からの
1.ガクチカ→強みと弱み
2.価値観
3.将来やキャリアについての三部構成
ガクチカ
- 強みをガクチカの中でどう生かしたか?
- 弱みを受け止めて、この中でどう克服したのか?
- そもそもなぜこの活動を始めたか?
二つ目深掘り時間がなくてなし
価値観
- 価値観について
- どう培われたか
- その中で困難だったこと
【事例2】
丸紅2次マッチングについて
年次の高い40くらいの社員
自己紹介
ガクチカ
深掘り(この時に研究の内容をざっくり)
自分の強み、そのエピソード
なぜ総合商社?
なぜ丸紅?
今気になっている社会問題は?
それに対する商社の対策
逆質問
最後に一言
でした。
【事例3〜4】
マッチング面談2次の内容を共有いたします。自分のではなく、昨日受けた友人のです。
[友人A]
①面接官の構成
男性面接官1人(30歳/金属本部所属)
所要時間:30分
②面接内容
・簡単な自己紹介(自己紹介で言った趣味について質問)
・チームの中での弱みについての深掘り
・大事にしたい価値観
・自分のなりたい社会人像
③その他
・1次面談とほぼ変わらず、オーソドックスな質問だけだった。面接という感じは一切なかった価値観やモチベの深掘り、その考え方になったきっかけの出来事など人生観をひたすら深掘り。素直さや「対話する」ことは大事と感じた。
丸紅に合っているかを見られている印象。特になぜ総合商社なのか、志望理由なども聞かれなかった。志望動機やESの深掘りは人によると思います...
[友人B]
①面接官の構成
所要時間:25分
男性面接官1人(55歳程度)
人事部(営業→人事)
②面接内容
・ES1項目のみの深掘り:その情報のバックグラウンドや感じたことを面接官と一緒に思い出しながら、深掘る緩い感じ
・ガクチカの経験から何を学んで得たのか
→社会人として何をしたいのか
→他にも業界がある中でWhy総合商社
志望動機:Why丸紅の質問はなし。
③その他
・評価ポイント(予想):ガクチカの強さ、そこから何を得てどう将来に繋げたいか
・どのような面接が通りそうか:過去から未来まで一貫した考えがあり、それが商社にフィットしていること
※前回の面接内容は共有されてないっぽい
【事例5】
日時:12日13時頃
自身の属性(ざっくり):
関関同立、文系、学部生、文化系サークル
面接官(人数、年次、雰囲気):
1人、入社13年目、食料事業本部、人事の担当者ではない、穏やかだが厳格さを感じた
聞かれたこと(全て):
ガクチカ、総合商社志望理由、丸紅志望理由、最後にフィードバック
答えるに苦労した質問:
丸紅志望理由、ガクチカとのつながりをかなり深掘りされた、やりたいこととガクチカがどう繋がっているかを端的に伝えられなかったので気をつけた方が良いと思った
手応え:なし
【その他質問】
・1次の内容を引き継いでいると思われるか?
引き継いでいる可能性が高い、一次の内容を軽く触れた上で2次は志望動機メインで聞かれたため
・2次面接の実施期間はいつからいつまでか
【事例5】
【面接について】
日時:
12/12
自身の属性(ざっくり):
理系院女子
面接官(人数、年次、雰囲気):
1人、40代、落ち着きがある、的確な指摘をしてくれる(ズバズバいうタイプ)
聞かれたこと(全て):
・面接官の自己紹介に対して質問ある?
・自己紹介してください。
・丸紅に入ったらどんなキャリアを考えている?
・集団でのガクチカについて教えて
・そのガクチカの中で工夫したポイント
・ESのあなたの強みや弱みに関して追加したい内容などはある?
・今後の就職活動や面接に関して不安に思ってることはある?
答えるに苦労した質問:
辺鄙な質問はなかったので、苦労した質問はない。
手応え:
面接というよりも、面接練習会のようだった。面接官の質問に対する私の返答やESに関してのFBがほぼ大半の時間を占めており、全てダメだしだった。そのため手応えはない。
おまけ:通過後の座談会
さて、マッチング面談を通過すると、楽しい楽しい座談会だ。(残念ながら今年はワークショップがあるためあるか分からないが…)
何が楽しいかって…?
1.選考要素が全くない
2.酒が飲める
まず、選考要素は全くない。
なぜそう断言できるかというと、社員が食堂で酒を飲みながら参加するからだ。
こんな状態で選考しているわけがない。
んでもって、社員だけ酒を飲んでてずるいよな、ということで学生にも登録した住所に酒が送られてきて飲みながら参加できるサービス付き。
やったね。通過して良かったね。
さて、この座談会では社員とかなりいろいろな話を聞く事ができ、逆に自分のことをアピールすることもかなりできる。
ということはだ、ここでは評価されているわけではないので極論全く喋らなくても問題ないのだが、喋りまくって印象に残すことができる可能性もある。
実際、私のメンティーでこの座談会でかなり意気投合した社員がキャリアビジョン採用の面接官としてまさかの登場するというミラクルを引き当て、余裕で通過した事例を聞いた。
えぐい。
これは流石にラッキーすぎるのでこんなことを想定する必要はないが、たくさんしゃべるに越したことはない。
ちなみに、この座談会の参加人数で大体のマッチング面談ルート通過者を推定できるのだが、25卒はこの座談会が50人×4ターム行われていたため、恐らく200人近くがマッチング面談を通過していると思われる。
今年はこの後にインターンがあるわけだが、インターンも1Day×3日程が発表されていることから恐らく通過人数は同程度(か、少し少ないくらい)と想定できるだろう。
加えて、今年は別ルートが2つ設けられていることから本マッチング面談ルートに応募する学生が分散することを考慮に入れると、倍率自体は昨年と同程度であると思われる。
今年から開催のワークショップ(インターン)
さて、見事マッチング面談を通過すると、ワークショップに参加できる。
前述の通り、恐らく普通に評価アリのインターン的位置付けだと思われるだろう。
今年から初開催のプログラムのため詳細は不明だが、参考までに私も参加した24卒まで行われた冬インターンの概要を載せておく。
【24卒 冬インターン筆者参加体験レポート】
インターンの実施概要なのだが、これは24卒までの伊藤忠商事のインターンにかなり酷似している。
まず、インターンは「部署ごとに分かれて行われる」ことになる。
そのため、伊藤忠商事のインターンシップ同様、インターン前に部署の候補一覧がざっと送られてきて、その中で希望する部署をいくつか選んで提出することになる。
その後、インターン前日の2/7に、参加する部署(本部)がどこかについてのみお知らせされることになる。(この時点ではお題、メンバー等は不明)
最終的に決定する部署だが、事前のアンケートをかなり考慮してくれているように感じる。(実際私とその周りはアンケート通りであった)
アンケートでは、ほとんどの学生が自分のバックグラウンドを活かした(属性を活かした)シナジーのある部署(例えば、理系院生であれば金融部署など)を選んでいることが多いと思われるから、自分のバックグラウンドとシナジーの無い部署を選ぶと相当にインターンでのパフォーマンスが苦しくなることも考えられる。
そのあたり、気をつけて計画的に選びたい。
前日の部署発表を経て、いよいよインターン参加という流れだ。
気になるインターンのお題だが、これも伊藤忠商事とほぼほぼ同じく、「____(担当部署・本部)における新規事業立案」となっている。
メンバー構成は、チーム合計6人でのグループワークとなっていて、ざっと属性で分けると体育会1〜2人程度、理系院生1〜2人程度、海外経験あり1〜2人程度、班によっては無属性1人いるかいないかといった構成である。
ここに1つ特徴があるが、例えば伊藤忠商事のインターンなどでは無属性の学生はほとんどいないことが多いが、丸紅のインターンでは無属性の学生(あるいは学歴が旧帝・早慶以外の学生)であっても参加を獲得しているパターンが往々にしてある。
そのため、現時点で属性がないながらも総合商社を目指す学生は、前のめりに狙って欲しいと強く伝えたい。
インターンは、次の日程で進んでいくことになる。
【Day1】
・テーマとチームの発表
・アイスブレイク
・グループワーク/ディスカッション
・社員壁打ち
【Day2】
・グループワーク/ディスカッション
・中間発表
・社員壁打ち/社員FB
・グループワーク/ディスカッション
【Day3】
・グループワーク/ディスカッション
・最終発表
注目すべきは、社員との壁打ちの機会が3日間で2回も設けられていることだと言える。
そのおかげもあってか、最終アウトプットまで大きくずれることなくゴールできたと記憶している。
具体的な各日の進捗としては、1日目に事業の大枠を決め切って社員壁打ち(その後残業で最終修正)、2日目で事業概要をもとに事業の詳細を詰める→社員壁打ち(その後残業で詳細は少なくとも決定させて、できれば発表準備もそれなりに進めておく)、3日目で発表準備というのが理想的なスケジュールであろう。
日程が3日間しか無い以上、どうしても残業はほぼほぼ確定で発生するが、逆にいうとスピード感を持ってワークを進められて非常にやりやすかった。
ここまで読んでくれた読者は理解していると思うが、特に他の総合商社と比較して特徴的なこともなく、言ってしまえば「普通のインターン」が行われている。
そのため、これまで夏インターン等で培ってきたノウハウをほぼほぼフルで発揮することができるフィールドと捉えてもらって問題なく、それゆえ学生もかなりレベル高く議論を進めていくことになる。
また、だからこそ自己主張の強い学生が集まりやすく(というか気づかずに自己主張が強くなりがちで)、その辺りを如何に柔軟にドライブしていくかで高い評価を得るように意識すると良かったと思う。
さて、肝心のインターンの雰囲気であるが、結論から申し上げると「最悪」だった。
社員さんは非常にいい人ばかりで「一緒に働きたい」と思える人しかいなかった一方で、学生は全員が全員自分の頭に自信を持っているからか自己主張が非常に強く、何度も険悪な空気になってとても困った記憶がある。
ただし、今振り返るとそういう状況だからこそ丸紅の人となりを知り尽くしている私は「丸紅社員だったらどう振る舞うか」のもと正解の行動を分かりやすく示すことができ、自身のインターン通過(それもかなりの高評価で)につながったのでは無いかなと振り返るため、今では非常に班員には感謝している。
以上が筆者も体験したインターンレポートになる。
恐らくインターンの内容面は全く異なるものとなりそうだが、インターンでの立ち回り等で共通して援用可能な部分はあろうかと思う。
本ワークショップを通過すると、(昨年までと同様であれば)晴れて本選考2次面接に合流可能。
丸紅は2次の次が最終面接であるから、最終手前に合流することになる。
本選考の面接については、本選考部分で詳しく解説している。
インターン前にできる準備・して良かった準備
これまで説明の通り、今年はインターンが1Dayであるし、そもそもワークショップという名の特殊プログラムである以上、奇をてらって特別なことは準備する必要はなさそうだ。
しかしながら、やはり総合商社のインターンであることは意識すべきで、まず丸紅について(そして、自身が希望を出した部署については特に)詳しく事前リサーチをして、解像度を高く持っておくべきだ。
逆にこれをやらないと、周りの学生比較で大幅に遅れをとることになると思いたい。
またもう1つ、「自分自身のこれまでの選考とそこでの評価を振り返る」ことも推奨したい。
というのは、自分自身のこれまでの選考を振り返り、「自分のどの点がプラスに評価されたか」と、逆に「どこで減点を食らっていると思われるか」を整理してみると良い。
「どこで減点を食らっていると思われるか」に関しては、おそらくすぐ思い出せるだろう。人間、嫌な記憶ほど忘れられないものである。
真剣に面接に取り組んだ人間なら、真剣であれば真剣であるほどマイナスの記憶は強い。
ただし、ただ失敗した記憶を思い起こし落ち込むのではなく、それが発生した原因とその解決策まで必ず考えるように。
一方で、「自分のどの点がプラスに評価されたか」に関しても、自分のインターンでのパフォーマンスで強みとして押し出す部分として認識すべく、できれば他のインターンでどう評価されたかを思い出しながら選考を振り返ってみるのがおすすめだ。
自分の良かった点はなかなか自分では見えにくいものであるため、選考官の方から伝えられた実際のポジティブな評価点を中心に振り返ると、より正確な自己認識に繋がりやすい。
こうした振り返りをするメリットとして、インターン(あるいはさらにその先の選考)における最適な自己表現を認識できる点にある。
総合商社は選考の評価は常に社内に蓄積されているため、ポジティブな評価を貰えた点は今後の選考で自分が推していくべき点になるし、逆にネガティブな評価だと想像される点はできるなら解決するべき点・解決が難しいならば隠すべき点になるため、それを踏まえて今後の立ち振る舞いを調整すれば良いのだ。
これは、インターンだけでなく面接でも同じことが言える。
【1/17追記】 26卒 価値創造ワークショップ(インターン)
さて、1/8に開催された第1回価値創造ワークショップについてその内容を詳細にヒアリングできたので、以下にレポートさせていただく。
本インターンは1Day完結である。
12:30~13:00に集合し、そこから4時間ワークショップを受け、17時には解散となる非常に時間的負担も軽いものだ。
のわりに、しっかりと選考要素を設けられていて、大体全体の1/3しか通過できない。
なお、通過しなくても全員本選考の優遇は貰える。
…じゃあ、別に通過しなくても良くないかって?
そんなことは断じてない、ここまで辿り着いた学生がここを通過するかしないかは本当に大きな差があると考えて欲しい。
それはなぜか。
それは、今年から実施される新たな取り組みであるため断定的なことは言えないが、恐らくこのインターンの通過者は次が最終面接である。
なんと、いきなり最終面接までスキップできるのである。
こんな一世一代の大チャンスを絶対に逃してはならない。
であるから、本項を読み込みでき得る限りの準備をして臨んでいただきたい。
話をインターンのスケジュールに戻すが、集合時間からワークスタートまでは30分ほど時間があるだろう。
この集合時間について、できる限り早めに会場には着くようにしてくれ。
実際に参加した学生によると、早めに来た学生でその後のワークショップでの班分けされたテーブルに着席してアイスブレイクが行われていて、このアイスブレイクにギリギリの到着でうまく交われないと、その後の短い(ここが大事)議論時間で発言しにくくなってしまう雰囲気があったようだ。
強調したが、議論時間が短いというのがポイント。
議論時間が短いからこそ、この集合からワークスタートまでの時間をアイスブレイク的に有効活用して自身の存在を班員に示す、あるいは班員の強み・弱みを把握し、ワークでの議論における自身の戦略設計を行いたい。
なお、班分けはこれまでのマッチング面談での評価を元に意図的にバランシングを意識して割り振られており、各班6人×10班用意されている。
ということはつまり、合計3タームで本インターンには180人近く進んでいることになる。
そして、学歴感、能力特性、属性等かなり綺麗にグラデーションされた6人でワークを行なっていくことになる。
具体的な1班の例を挙げると、以下のような感じだったようだ。
東大院×2
・戦コン〜外銀から選考を受けている層
・コミュ力に傾斜かかる人と論理力に傾斜かかる人1人ずつ
ー コミュ力に傾斜かかる人はかなり論理性が破綻
ー 逆に論理力に傾斜かかる人はかなりコミュ力無し
早慶×2
・戦コン〜外銀から選考を受けている層
・体育会×1、帰国×1
・両名ともバランサー型
地方国公立×2
・日系大手狙いの就活始めたて層(インターン不慣れ)
・特別な実績はないが、今後のポテンシャルを買われている人たち
———————————————————————————————————
合計:6名(通過者は東大院1と早慶1)
さて、13時から30分程度はまずイントロである。
このイントロでは、その後のグループワークの準備として、社員に指示される作業を個人でワークする時間となっている。
具体的には、第1回では次のような内容であった。
(シートが渡され)「あなたが持つ〇〇」について、それぞれ以下の4つへの答えをなるべくたくさん書き出してください。
1)「あなたが持つ心の声」をなるべく書き出してください。
・社会課題への問題意識や、自身の単純な願望などなんでも良い
2)「あなたが持つ人脈・人間関係」をなるべく書き出してください。
3)「あなたが持つもの(有形資産)」をなるべく書き出してください。
4)「あなたが持つこと(無形資産)」をなるべく書き出してください。
これが終わると、いよいよ本命のグループワークだ。
なお、グループワークでは、各班社員が1人ずつついており、ずっと議論を見ている(時には議論に参加してくる)。
グループワークでは、個人ワークで記入した上記シートを元に、「新規事業を立案する」というシンプルなお題が出される。
つまり、班員それぞれが持つ「財産」を駆使して、新規事業を提案するわけである。
この際、「財産」はどれをどのように組み合わせても構わず、班員の共通財産から1つを絞り込んで事業に落とし込む班もあれば、複数の財産を組み合わせて新規事業とした班もあったようだ。(ここに対しては特に社員から優劣をつけることはない)
さて、なんてことないワークなのだが、このワークの最大の困難は「時間」である。
なんと、グループワークが40〜45分しかない。短すぎる。
ということで、計画的に議論を進めないと詰む。実際、(恐らく時間不足で)「正直それはないだろ…」という案を提案するしかなくなっていた班があったようだが、その班は講評担当の社員からかなり厳しく(丸紅にしては珍しくインターンの講評社員は厳しい人だったようで)詰められていたようだ。
新規事業は、以下の内容について検討を求められる。
・事業名
・事業概要
・事業を打つ業界の過去状況、課題感
・事業のメリット
・事業を業界にインパクトした後の業界展望
特に、死亡パターンとして、時間不足で後半にいくに連れ先細りすることは容易に想像できるので、とにかく時間配分と、加えて「優秀な発表者の擁立」を心がけよう。
ぶっちゃけ、40〜45分しかディスカッション時間がないと、どうしても詰めきれずふわっとしている感は出てしまう。
ここをカバーするのは、発表者のクオリティである。
本インターンには最後に「最優秀賞(優勝)」と「がんばったで賞(という名の実質の準優勝)」が発表され表彰される。
その際、どうしても評価は発表者依存になる様相を呈する。
そこで、必ず発表者だけは優秀者を擁立するように、間違っても声が大きいだけの論理性皆無マンに発表させてはいけない。
また、表彰についてで言うと、もう1つ「FB上手かったで賞」というのも5人発表される。
これは何かというと、実はディスカッションでは前半と後半の間に2班で1つのペアを組ませ、お互いの班の中間発表にFBし合うというイベントを設ける。
ここのFBは各班挙手制なのだが、このFBが最も示唆的であった学生に与えられるのが本賞。
これは、是非とも取りたい。
参加者は、全力でこの時間に挑むように。
さて、ディスカッションが終わると、最終発表→全体FB→優秀賞の発表→各班のメンターからの個人FBという、よくある流れを辿る。
ここで最後に、本ワークショップ通過の最大のポイントを伝える。
それは、
『マッチング面談で示した強みを行動ではっきりと示す』
ということである。
本インターンだが、これまでのマッチング面談の各学生の評価が全て各班の社員の手元資料に引き継がれている。
そのため、インターンではこの資料で評価されているポイントが実際にワークでどのように表出するかを社員は注視している。
であるから、第2〜第3ターム参加予定の学生は、今一度これまでのマッチング面談を振り返り、自身が意識的に主張した強み、あるいは無意識的に主張されたであろう強みを再確認し、それが行動としてワーク中に表出するような立ち回りを全力で目指すべきである。
実際に、今回のレポートを提供してくれた学生は本インターンを見事通過しているが、個人FBの時間にまず先に伝えられたポジティブな評価が上記であったという。
さて、本インターンを受けると、通過者は翌日にワーク中に班についていた担当メンターから電話がかかってくる。
そして、特別に役員面談に案内したい旨と、インターンにおける何を評価しての結果であるかを伝えてもらえる。
この時、これまでの評価とESなどを踏まえて、役員面接に向けてのアドバイスまでいただけるようであるから、聞き漏らしのないように。
なお、役員面接は第一タームの通過者は1/20〜の週に設定されており、準備する時間はあまりないことには注意したい。
今後、役員面談のレポートも掲載予定なので、また追記次第お知らせする。
【1/24追記】 マッチング面談経由 役員面談(最終面接)
さて、いよいよインターンを通過すると役員面談に案内される。
最初に結論から述べると、この役員面談は実質の最終面接である。
今回も今週行われた役員面談の内容をどこよりも早く分厚くレポートする。
最終面接は他の選考ルート経由でもほとんど同じ役割を期待された立ち位置であることが多いので、他選考ルートから内定を狙うものも必ず目を通しておくこと。
では、以下レポートになる。
指定された丸紅本社・来客受付前に10分前に集合すると、10分後の面接スタートまでは交通費精算の用紙記入等の作業を行う。
そして、10分経つといよいよ、最終面接の部屋に案内される。
ちなみに、本最終面接は1人1人個別に別時間で日程が調整されており、集合から解散まで他の学生と会うことがない。
それもまた緊張感を増長させてくる。
本面接は、30分の役員面接と20分の人事面談の2つで構成されている。
そのうち面接部分は最初の30分の役員面接部分のみで、20分の人事面談は選考要素が存在しない。(人事がそのように明言)
会議室に案内されると、そこには25卒までの本選考最終面接と同様、面接官が3人座っている。
身分は明かされないが、年齢は揃って40〜50代の、どう考えても役員クラスの社員である。
そして、1人目から順に面接が始まる。
ここも25卒までの本選考と同様、1人ずつから質問される形式で、1人約10分間3〜10問程度(人による)の質問をぶつけられ、質問が終わったら次の人へ質問者が交代する形式である。
まず1人目、早速であるがこの面接官が一番いろんなことを聞いてくるので身構えたい。(2人の経験者談)
実際に聞かれたのは次のようなこと。
- 自己紹介
- 小学校、中学校、高校それぞれでご自身の経験1つずつ教えてください
- それぞれから学んだことを教えてください。
- ピンチだった経験(挫折経験)を教えてください
- 商社でどのようなことをしたいですか
- つきたいポジション、所属したい部署はありますか?
- そこで、君だからこそ出せる強みはありますか?
- そう言える根拠となる具体的なエピソードは?
まず、当然最初だから自己紹介をするのだが、自己紹介関係なくいきなり小学校のエピソードから聞かれる点に面食らうだろう。
しかも、そこから学んだことも話せる必要がある。
この点については本選考最終面接の章でも詳しく説明しているが、丸紅は一貫して最終面接では「人となり」を問うてくる傾向がある。
そして、本面接でもその傾向は一貫している。
小学校から、自身の経験・体験を振り返り、そこから今に繋がる一貫性を抽出する、もはや三井物産の自分史面接ような対策が必須と断言できるだろう。
後半部分では「why商社」を問われるわけだが、ここで確認したいことは「why丸紅」ではない点だ。
これがこの面接の大きな特徴でもあるのだが、まだ総合商社本選考が本格化しているわけではないことを鑑みてか、本最終面接では「丸紅でなければならない理由」についてまでは深掘りしてこない傾向がある。
とはいえ、why商社がwhy丸紅とズレるようなことがあってはならないし、why丸紅を色付けてwhy商社を話せるべきではあるが、直接的に丸紅の志望理由は聞かれないということは注目したい。
とはいえ、丸紅の志望度をアピールできるに越したことはないわけなので、そこについては「最後に一言」の部分で伝え切るように心がけたい。
実際、最終面接をレポートしてくれた学生も、最後に一言でwhy丸紅を熱量高く話し、感触よく面接を終えることができたと話してくれた。
続いて2人目、2人目は1人目が触れなかった自己紹介部分やES部分に突っ込んだ質問を飛ばしてくることが多い。
実際に聞かれたことは次のようなこと。
- 研究内容について詳しく教えて
- 研究じゃなくて民間就職の理由は?
- その研究を踏まえて、総合商社の理由は?
- 具体的にどういった部署に行きたい?
彼の場合は理系院生であったため研究の深掘りがメインとなったが、文系の場合でも自身の自己紹介に含めているガクチカの中で1人目で触れられなかったものと丸紅との接続を問われることを覚悟しよう。
ここでも、why丸紅ではなく、それがどう商社につながるのかの質問に留まるが、1人目同様にwhy丸紅にまで回答の足をかけられると良い。
続いて最後に3人目、彼は1人目と2人目が聞き漏らしたこと、あるいは1人目や2人目とのやり取りで気になった点をさらに突っ込む質問をぶつけてくる。
- 研究のようなトピックを商社でも続けたいか
- アカデミアに残ることで自分のやりたいことを実現できない理由は何か?
- 自分の入りたい本部は今後5〜10年でどういった動きをすると思うか?
- 海外経験はありますか?
彼の場合は研究と商社業務との接続が自身の売りだったようでそこを熱量高く話したこともあり、3人目もその話に興味を持ちさらに深掘りをぶつけてくる面接となったようだ。
さて、3人の面接官からの質問を答え終わると、「最後に一言」を述べて終わりである。
先ほど指摘した通り「why 丸紅」をあまり聞かれないがゆえに伝え不足になりがちなのでそこを伝えられる一言を準備しておくと良いし、その他にこれまで伝え不足があるならばその点も最後に一押ししておくと良いだろう。
全体を通して、そこまで突飛な質問を聞かれることはないが、温和な人が多い丸紅といえど最終面接であるから随分と厳かな雰囲気ではあるし、次から次へといろいろな角度から質問を飛ばされる緊張感ある面接ではあるので、場の雰囲気や相手のペースに飲み込まれて自分が小さく写らないように、落ち着いて堂々と面接に挑もう。
もう一度言うが、丸紅で大切なのは「人となり」である。
マクロ(想定回答を繋げて見た時の全体としての印象)とミクロ(各質問に対する回答と回答方法)の両輪でもって最終的にどのような人間性を印象づけるのかに細心の注意を払い、徹底的に準備をしてほしい。
本面接を終えると、続いて人事面談に通される。
ここでは、章冒頭で指摘した通り「選考には一切関係ない」ことを最初に明言された上で、自身の就活状況についての質問と逆質問の時間が設けられる。
それぞれ10分、合計20分程度である。
就活状況の質問については、「他にどの業界見てるの?」「まだ他の商社も受けるの?」から、「今どこの内定持ってる?」「うちと迷ってる企業ある?」まで、ほとんど就活状況についてのみ質問される10分間だが、再三述べる通り回答で結果が変わることはないのである程度正直の答えて良いだろう。
が、しかし、「丸紅が第一志望である」という部分は崩してはならない。
あくまで、「丸紅に行くつもり」である上で、自身の就活を語ろう。
かくして、最終面接は終了である。
結果についてだが、第一タームについては把握している限りでは翌日に人事から電話がかかってきて「もう一度話したいので、再度日程調整を」と通達される。
このパターンであった場合、おめでとう、次の来社で内定が通達される。
つまり、内定確定である。
他のパターンについては聞いたことがないが、既に内定が出始めていることから、もしかしたら別のパターンも存在している可能性がある。
【2/14追記】マッチング面談経由最終面接レポート
さて、第一タームから最終面接に進んだ他の学生のレポートもヒアリングできたので、以下に追記する。
まず、役員面談は恐らく役員が固定されているようだ。
そのため、第二ターム以降で役員面談に進んだ者は、自分より先に役員面談を受けた学生に面接官の雰囲気等をヒアリングしておくと、心の準備になるだろう。
【聞かれたこと】
[役員1]
・属性について掘り下げる質問(学生のことを把握するための浅めの質問)
ー__と__よく両立できたね、なんで?
ー__ってどういうこと?
・小中高の話を深掘り
ーそれぞれのエピソードについて疑問に思われた箇所の深掘り
ーそれぞれのエピソードから何を培ったか
ー小中高それぞれ自分はどんな人だって言われてた?
・大学でやったことについて深掘り
ー大学で何をどれくらいの割合でやった?
ー学業との両立は?学業については?
ー(理系)なぜ研究職じゃなくて総合商社なの?
・Why 総合商社
ー今までのエピソードを踏まえてなぜ総合商社なの?
[役員2]
・役員1の面接を通して気になったことの深掘り(人によって全く異なる)
[役員3]
・確認程度に志望動機の深掘り
ーwhy not コンサル、他事業会社
ー丸紅でどんな事業をしたい?
また、彼の場合翌日ではなく当日の18:30頃(最後の面接枠が終わった30分後)に即電話がかかってきて次の日に再び来社してくださいとの旨を伝えられたという。
恐らく、本面接では倍率が2倍程度であると予想され、採用基準を大きく上抜けている一部学生が当日に電話を、それ以外のボーダー学生については翌日に最終判断をして内定確定の面談へ案内していると思われる。
キャリアビジョン採用ルート|特殊な部署別採用
さて、続いてキャリアビジョン採用について。
こちらの採用は、つまり分かりやすく言うと部署別採用であり、採用されるとその部署への配属が確約された状態で内定となる。
募集を出す部署はその年になってみないと分からず(今年はまだ不明)、大体毎年6部署程度が募集をかけており、このキャリアビジョン採用ルートからの内定者は各部署1〜2人の採用で合計10人程度となっている。
…いや、内定者少なすぎないかって?
そうだ、このキャリアビジョン採用は「部署ごとに募集要項が異なり」「その部署が欲しいと思った人材をピンポイントで取る」採用になっている。
そのため、しっかりと自身の志望動機や自己PRをその部署に寄せて(あるいはそもそも寄っている)必要はあるだろう。
完全に採用基準は部署毎に異なり、どの部署も1次面接→2次面接→最終面接と合計3回の面接で選考するのだが、部署毎に何次面接で大きく絞り込むのかが異なる。
ただし、部署によっては特定の研究をし学生しか募集しない部署であったり、理系のみの募集であったりする部署もあり、従って募集要項の条件が軽い部署ほど採用倍率が高くなっている傾向が強い。
特に、文系からの募集を受け付ける部署はかなりの高倍率となっている事が予想できる。
また、上記選考の特性上、例え文系の募集を受け付ける理系部署であっても、相当強固な部署志望理由を用意できない限り内定はほとんど難しいだろう。
事実、25卒ではタイヤゴム資材部などが文系学生も募集対象としていたが、相当な応募が殺到して結局内定したのはこの部署に通ずるバックグラウンドのある理系学生だったようである。
私が知っているこのルートによる内定者も、自身の理系院での研究がもろに生かせる部署からの内定であった。
とはいえ、応募しないのは非常に勿体無い。
何せ、これを落ちてもマッチング面談選考や本選考にはなんの影響も無い。
受け得である。
【11/13 追記】 CV採用1次面接・2次面接
CV採用は前述の通り部署別採用で、その部署を本気で志望する学生を1人〜2人程度に絞り込む選考であるから、当然1次面接から部署の志望理由を深く問われることを覚悟したい。
とはいえ、部署によっては通常の人物面接をまずは1次で行い、2次から本格的に専門的な質問中心と設計している場合も少なくない。
昨年で言えば、「情報企画部」などはこのパターンで面接が設計されていた
面接時間はマッチング面談や本選考面接より長く25〜30分程度で、面接官はどの部署も基本的に2人出てくる。
1次は、40代程度の中堅社員が出てくることがほとんどだ。
そして、流れは基本的に同じく、自己紹介後にガクチカの深掘りが簡単にあり、その後部署の志望理由などを聞かれる形だ。
前述の通り、完全に部署毎に採用基準が異なり、内定者もほとんどいないことから、通過のコツなどを一般化することは難しい。
ただし、相当の志望理由を用意できないと、部署によっては1次面接はかなり緩く通している部署も目立ったが、2次面接までに落ちてしまうだろう。
2次面接では、部署の部長級の社員が出てきて、同じように25〜30分程度の面接を行うことになる。
そして、ここからは丸紅本社で対面で面接が行われる。
ここでは、先述の通りより専門的知識を深ぼるような、即戦力性を見極める質問が用意されていることを覚悟したい。
面接は、本社対面面接にしては珍しく、小会議室のような部屋で行われることが多いようだ。
社員との距離が近く、雰囲気もまだラフであることが多く、対面面接ながら「やりやすかった」と話す学生が多かった。
面接質問の方向性としては、最初に自己紹介をした後、主に2つ。
1.即戦力性を問う質問
2.より深く人物を探る質問
前述の通り、特に1の即戦力性については、専門性を買われた中途入社などで抜群の専門性を持つ現場ベテラン社員などからかなり深く志望理由やこれまでの経験を問われることになる。
当然、中途半端な知識では絶対に太刀打ちできず、ここでエッジを出せるかどうかが通過の1つの鍵となる。
加えて、2のように1次で展開された人物面接をさらに深くした質問がぶつけられることも多い。
具体的には、各ガクチカの行動原理や、「失敗した時どうするつもりだったの」「考えうるリスクは?それに対する事前対策は?」などのリスクヘッジ系の質問など、更に一つ踏み込んだ質問が多い。
この2次面接は最終手前の位置付けであり、最終面接には5人程度しか進まないため、ほとんどがこの面接で落ちることになる。
【11/13追記】 CV採用 最終面接
さて、2次面接を突破するともう内定は目の前…というわけでも全くなく、ここまでの時点で5人程度に絞られてはいるものの、内定は1〜2人なので、この最終面接でも3倍程度の倍率はある。
最終面接に案内されると、オープン採用組と全く同じ日程で最終面接に案内されることになる。
したがって、丸紅本社の事前待機室にはオープン採用の最終面接を控える子たちと一緒に待機する。
そして、いざ最終面接へ、
最終面接は広い大会議室で行われ、ここでは2次と代わってまた人物面接中心に設計されていることが多い。
面接官は3人、当然大会議室で行われ、役員クラスの現場社員と採用責任者が登場、雰囲気もこれまでと打って変わってかなり厳かである。
面接の進め方はオーソドックスで、3人の面接官から順に質問をされる形式。
聞かれることもありきたり(自己紹介→その深掘り)で、特別これまでの面接内容を踏まえているわけではないので手前の部分から1つ1つ聞き直されることになるのだが、やはり最終面接官ということもあり洞察力が鋭く、所作等ノンバーバルな部分を含め短い時間で全てを見られている。
実際、最終面接後には時間が余ると面接官からの印象を伝えられることもあるが、その指摘は話の内容に留まらない。
ここでの対策としては、ありきたりだが徹底的な自己分析だろう。
最終面接官は人の見極めのプロであるため、改めて俯瞰して自分が披露する面接を通して自分がどう見えるかをメタ認知して、与えたい印象とのずれを確認したい。
また、ここまで来たのなら徹底的に周りの友人やメンターと面接の壁打ちを重ね、全てのFBを参考に、細かい可能性すら潰すような準備をしたい。
本選考|3つのルートを徹底解説
丸紅の選考は、
①マッチング面談+ワークショップルート
②本選考ルート
③キャリアビジョン(CV)採用ルート
④OB訪問ルート
⑤書類優秀者ルート
の5種類のルートが存在することは先に述べた通り。
そのうち、これまでマッチング面談ルートとCV採用ルートについては詳細に説明したので、残りのルートについて説明していく。
「OB訪問ルート」や「書類優秀者ルート」は”昔話”や”都市伝説”と切って捨てられることが多いが、確実に存在している。
体育会や海外大、正規留学生や企業経験者など、早期選考の時期に就職活動に時間を割くことが出来なかった学生が、このルートで内定者となるケースが比較的多いように感じる。
各ルートの採用人数は、
①インターンシップルート(25~30人)
②書類優遇やOB訪問優遇含む本選考ルート(40人程度)
③キャリアビジョン採用ルート(10人未満)
程度の数字感であると思われる。
本選考ルートのうち、OB訪問ルートと書類優秀者ルートについては、25卒で確実に上記2つのルートから内定したと断定できる学生を見つけられなかったので詳細な人数は分からないが、確実に1桁前半の内定者数だろう。
丸紅の採用人数は100人以下であり、五大商社(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅)の中では断トツに少ないことを記憶に入れたい。
選考ステップ(本選考)
ここからは通常本選考ルートを解説する。インターンシップルートであれ、キャリアビジョン採用ルートであれ、面接選考が課せられることに変わりはない。また、基本的な質問は本選考ルートの面接で聞かれる内容と同様である。
丸紅の本選考の選考ステップは以下の通りである。3次面接(役員面接)の際に、実質的な内定(「6月1日に本社に来てください」etc)が伝えられる。
ES・C-GAB→1次面接→2次面接→3次面接→握手
まだ本選考については詳細な情報が開示されていないため、あくまでも25卒の内容を前提として説明を進めていく。
随時情報が開示され次第、加筆修正の予定であり、その際はnoteとXの両方で通知を発するので確認してほしい。
本選考ES(エントリーシート)
丸紅の本選考エントリーシートは、昨年同様であれば3つのパートからなる。
これまでの人生の中で、あなたらしさを得るに至った経験、または特にあなたらしさが表れている経験について、簡潔に教えてください(50文字×3)
これまでの経験の中で最もチャレンジングだったことについて、「あなた自身の目的もしくは役割」 「チャレンジングだった理由」「課題に対してどのように行動したか」も含めて概要、詳細をそれぞれ教えてください(500字)
「これまでの経験の中で」とわざわざ記載しているところからも分かる通り、学生時代の経験に限定する必要は無い。ガクチカという説明は厳密には誤りであるが、便宜的にガクチカと呼称する。
当社において実現したいこと、成し遂げたいことを記載してください ※必ずしも事業や商品に紐づく具体的なものでなくても問題ございません。これまでの経験を踏まえ、当社でどのように活躍したいかを教えてください(200字)
ESのポイント:"工夫"を入れて埋もれないエピソードを
エントリーシートの1つ目の設問では、「これまでの人生の中で、あなたらしさを得るに至った経験、または特にあなたらしさが表れている経験について、簡潔に教えてください」という質問がある。
しかしながら、ガクチカの詳細(500字)を書けるのは1つのガクチカのみである。
もちろん、面接時には詳細を書かなかった2つのガクチカを聞かれる可能性もある。
しかしながら、丸紅の面接は非常に特殊であり、面接での自己紹介・自己PRに関する質問がされるパターンが頻出している。
特に、インターンシップルートではほとんどESからの質問がされない。
インターンシップ選考の際のエントリーシート・面接選考で、ある程度の人となりが判明していることが要因として考えられる。
他の日系大手企業のエントリーシートのように、「面接の話すネタ出し」ではない。いかに書類選考を突破できるかが大きなカギである。
実績を前面に押し出す(「全国大会優勝」など)ことが効果的であることは言うまでもない。圧倒的な実績が無い場合には”工夫”を入れる。
「意見の対立をまとめた経験」など、どのエピソードにも必ず起こる事象に対して自分はどんなアプローチを取ったのか。
工夫したポイントを入れる、創り出すことで差別化ができる。
C-GAB
丸紅も他の総合商社と同様にC-GABを使用している。
科目は言語・計数・英語・適性検査であり、一般的なC-GAB選考と同様である。
まず、丸紅は非常にC-GABのボーダーが高いことで知られている。
参考までに、以下に総合商社相対比較でC-GABのボーダー得点を示す。
丸紅>住友商事>(24卒まで)伊藤忠商事>三菱商事>三井物産
上記で示したように、丸紅は総合商社比較でもダントツでボーダーが一番高い。
24卒の場合、本選考は合計で8割程度得点できていれば問題なく通過できていたが、逆に言うと8割程度はほぼほぼ必須の得点と理解しておこう。
例年、まだ体育会等の忙しい学生などはC-GABが完全に仕上がっていないことも十分にあり、昨年もこのC-GABで死んでいる学生をたくさん見てきた。
忙しい中でも、このGABは相当な対策を持ってしてなるべく高い点数で提出できるように準備しておくべきである。
本選考1次面接
面接概要・聞かれる質問
オンラインでの個人面接。面接官は若手の現場社員2名で、学生は1名。
面接で聞かれる質問は以下の通りである。
・なぜ丸紅?
・丸紅に入社して何をやりたい?
このほか、ガクチカなどももちろん聞かれるが、丸紅にはこれといって特徴的な面接の質問などはない。
こう書くと、対策法があまりないように思うかもしれない。しかし、そんなことはない。我々はすでに丸紅の面接を攻略しきっている。
では、どのように対策すればいいのか。ここから1つ1つお話ししていく。
丸紅の面接では◯◯が1番大事
丸紅の面接の特徴として、聞かれる内容が割と一般的で、あまり突飛な質問が飛んでくることは少ない。
では、何に基づいて質問が飛んできているのか。
おそらく、向こう側であらかじめ準備しているような質問というのはほとんどない。
また、ESはあまり読まれていない。
ESとは関係ないことが質問されたという人が多く、ESを読んだ上で深堀の質問が飛んでくるというようなことは一切なかった。
では、何が重要になってくるのか。
それは、自己紹介である。
丸紅の面接では、自己紹介が非常に重要となってくる。
丸紅の面接で行われる質問は、自己紹介からの深掘りのみだからである。
マッチング面談項とキャリアビジョン採用項で説明の通りだ。
事実、私もメンティーも自己紹介で自分らしさとガクチカの概要を喋ったところ、それについての質問をひたすらされた。
その中で特別変わった質問はなく、通常の深掘り出会った。
とはいえ、丸紅の面接時間は非常に短い。
10分〜15分しかないのである。
え?そんなわけないと思った方もいるだろう。
実は、丸紅の面接ではアレの時間が非常に長い。
◯◯が面接時間の半分を占める
丸紅の面接では、逆質問の時間が面接時間の半分となっている。
これは、総合商社の面接では非常に珍しい。
総合商社では、逆質問の時間は一切ないという企業も多い。
また、総合商社以外であっても、一次面接や二次面接では逆質問が一切ないというパターンがほとんどである。
最終面接では半分以上が逆質問、という企業が多いが、それ以外の面接ではせいぜい1問程度となるのが普通である。
しかし、丸紅はそうではない。
丸紅では、10~15分程度、逆質問の時間が取られる。
これは面接官がどれぐらいしっかり質問に答えてくれるかにもよるが、4~6問くらいにはなるだろう。
通常、逆質問の時間は評価の対象とならないことが多い。
あくまで面接の余った時間で、なんとなく質問があるかを聞いている場合がほとんどだからだ。
しかし、面接の半分も逆質問となるとそういうわけではないと考える方が自然だろう。
丸紅ではこの逆質問の時間も、評価の対象となっていると十分に考えられる。
そのため、どのような準備をすればいいのかをこれから話していく。
志望度は◯◯で示す必要がある
面接時間が非常に短く、自己紹介からの深掘りであるため、ガクチカや自己PR部分しか喋れない。
丸紅は第一志望にしている人も多く、熱い志望動機を語りたい人もいるはずだ。
そんな人は、この逆質問の時間で志望度を示す必要がある。
誰にでも言えるようなこと、どの企業にも共通するようなことではなく、丸紅を徹底的に企業研究した人だから言えるようなことを、ぜひこの逆質問でぶつけて欲しい。
つまり、逆質問の時間がたっぷりあるとわかった上で重要なのは、いかにこの逆質問の時間で志望度を示すかどうかである。
具体的には、ホームページや丸紅が発信している情報を隅から隅まで読み込み、OB訪問を重ね、IR情報を分析する。
ただでさえ、OB訪問の重要性は前述した通りだ。
OB訪問そのものが重要になってくる丸紅において、志望動機を作り込むためにも必要となれば、熱心にやらない理由は無いだろう。
面接までに、できる限りのOB訪問を重ねることを1つの戦略の軸としたい。
本選考2次面接|早期選考勢も合流し大きな絞り込みへ
さて、1次面接を通過するといよいよ対面での2次面接に入る。
ここからは、マッチング面談とワークショップを通過した早期選考勢が合流し、さらに大きく絞り込まれることになる。
丸紅は、内定者数が少ないこともあり、三菱商事と同様最終面接の倍率がかなり高いが、人数感からしてこの2次面接でも相当の絞り込みを行なっている。
面接概要・聞かれる質問
丸紅本社オフィスでの対面集団面接。
面接官は中堅(40代前後)の現場社員2名で、学生は2名。
聞かれる質問としては、一次面接とあまり変わりはない。
オーソドックスなガクチカ深掘り(自己紹介深掘り)と、商社理解の確認、志望理由の確認等だ。
また一部、「女性の採用を増やしているけどどう思う?」という質問があったという話も聞いた。
丸紅の面接はかなり柔らかい社員が出てくる事が多いが、この2次面接からかなり堅い社員が出てくるケースも目立ち始める。
気を引き締めて臨みたい。
丸紅内定に必要なのは、◯◯性×◯◯的な側面
私や周りの内定者から察するに、丸紅内定に必須なのは具体性✖︎情緒的な側面である。
それぞれについて説明していく。
具体性とは、主になんの事業に興味があるのか、ということである。
丸紅は、入った後に何をやりたいのかを重要視してくる。
つまり、具体的な「やってみたい事業」を決めておくということだ。
もちろん、納得感のある理由があるといい。院の人なら、研究と結びついていると素晴らしいし、そうでなくても学生時代の取り組みや、原体験といったところからいくらでも作れるだろう。
このように書くと、やりたいことを具体的に、論理的な理由とともに喋れるようにすればバッチリだと思うかもしれない。
しかし、そうとはいかないのが実状である。
以下に危険な落とし穴についての解説を行う。
「やりたいこと」が超重要!…その一方で存在する危険な落とし穴
具体性を上げすぎてしまうと、面接官の頭に浮かんでくるのが「配属リスク」だ。
みなさんご存知の通り、総合商社の採用と配属リスクは切っても切り離せない。それは丸紅でも同様である。
あまりにやりたいことが定まりすぎていると、「この子はこの部署以外ではモチベーションが上がらないんじゃないか?」と思われてしまう。
これに対しての対処法は2つある。
1つは、そう思われない程度に具体性を留めておくこと。
もう1つは、配属リスクを詰められた時の切り返しを完璧にしておくこと。
おすすめは後者だ。
なぜなら、配属リスクは人事が最も気にしていることの1つであり、特に不安に思わなかったとしてもいきなりズバッと聞いてくることがあるからだ。
丸紅以外の総合商社でもこの「配属リスク」に関する質問は頻出のため、備えておいて損はない。
配属リスクを聞かれた時は、
現時点では○○事業に携わりたいと考えているが、この事業に固執しているわけではない。自分の○○という目標を達成するには、△△事業部や◇◇事業部も自分に合うのではないかと思う。最初は○○事業だけに興味を持っていたが、OB訪問、選考の中で様々な社員の方の話を聞く中で、丸紅という会社では自分が想像していたよりはるかに多様な事業を展開している、ということを知った。
というように回答していた。
三大商社に蹴られる丸紅「だからこそ」必要な準備
続いて、丸紅内定に必要なもう1つの要素、情緒的な訴求の話だ。
丸紅は、知っての通り三大商社にはほぼ確実に蹴られる。
だからこそ、アピールすべきは丸紅にしかない点。
事業も細かいところを見ればもちろんあるが、なかなか難しいだろう。
細かい話をしすぎると、先ほどいった通り配属リスクの懸念点もある。
そこで必要なのが、「情緒的な側面」をアピールすることだ。
情緒的な側面とは、人や環境である。
つまり、丸紅で働いている人や、丸紅という会社の環境について具体的に知っていることを述べ、いかに自分と合っているか、魅力的に感じているかという話をする。
人については、OB訪問から派生して話すのがベストだろう。
あるいは、マッチング面談参加勢は、面談後の座談会やインターンでのエピソードを交えられるとベストだ。
環境については、丸紅の企業としてのブランディングに注目するといい。
丸紅は総合商社の中でも、独自のブランディングを展開していることは就活生目線でもお気づきだろう。
ここに注目して企業研究をすると、かなり差別化した企業像を面接官にアピールすることができる。
例えば、最新のニュースを追ったり、IRを他総合商社と読み比べするなどし、丸紅理解を深めたい。
当然、丸紅は他総合商社と比較しても自社への熱量を重視しているから、この理解の程度は生半可なものではいけない。
気を抜いたら終わり… 本選考3次(最終)面接
さて、ここまで通過してきた君、本当によくやった。
丸紅はどの選考においてもかなりの絞り込みをかけているから、ここまでたどり着くだけでも並大抵のことではない。
恐らく、相当に努力したことだろう。
しかし、まだ全く気を抜けない。
というか、気を抜いている学生からまんまとこの最終面接で落ちる。
私も過去にメンティーから、あまりにグロすぎる最終落ちの話をいくつか聞いた。
事例とともに解説するので、最後までしっかりと目を通してほしい。
面接概要・聞かれる質問
いよいよ最終面接。
丸紅本社オフィスでの対面個人面接。
面接官は役員級3名(真ん中に座っているのが最重役)に対し、学生は1名。
他の総合商社だとかなりの大会議室で面接が行われ、面接官がかなり部屋の遠くにいることから大きな声で喋らなければならないのがしんどいが、例年通りであれば丸紅はかなり面接官との距離が近いので喋りやすいだろう。
最終面接の流れは、以下の通りだ。
1.入室
2.アイスブレイク
3.面接開始
①自己紹介
②小学校から高校まで、それぞれ何をしていたか簡潔に教えてください
③大学での学び(研究内容について)
④課外活動(インターン、アルバイト、部活動、サークルなど)について
⑤ESの内容に沿った、ガクチカの深掘り
⑥どんな商社パーソンになりたいか
⑦なぜ総合商社、なぜ丸紅で働きたいのか
⑧他社の選考状況
⑨最後に一言
上記に一例として挙げたが、かなり普遍的だと感じただろう。
その通り、ここまで来てもなお別にこれまでの面接内容を引き継いでいないので、普通に自己紹介から始まり志望理由などありきたりなものが多い。
また、正直聞かれる質問はかなり人によることにも注意したい。
最終面接ということでほぼほぼ最終決定権のある人事部長が相手であり、彼らは自分が聞きたいことを聞いているとともに、面接を展開する中で気になった点を確認するような質問も多く存在するからだ。
しかし、気をつけるべきポイントはいくつもある。
以下にそれを紹介していく。
今回紹介するポイントは、どれも最終面接の前から知っておいた方が有利になる情報だ。だから、最終面接ではない人も目を通しておいてほしい。
評価は引き継がれている|しかし、◯◯は引き継がれていない
まず重要なのは、各選考の評価が引き継がれているということだ。
これは多くの会社がそうだと思うが、丸紅も例に漏れず、各選考の評価が次の選考の面接官に引き継がれ、見れるようになっている。
当然、面接官もそれに目を通している前提で面接に臨んだ方がいい。
一方で、再三述べる通り、面接の回答が引き継がれていないのが丸紅の特徴だ。
これまでにどんな質問があったのか、というのも恐らくないと考えられる。
そのため、以前回答したという点については気にせず、同じ回答をして構わないし、逆に言うとこれまでの回答の反応から微妙だったものは多少内容を変えて答えても構わない。
その辺りも含めて、基本的な部分からもう一度最終前に再考されたい。
志望理由での「人」推しはもう効かない…?まさかの最終落ちを避けるために
さて、衝撃の見出しだ。
今、見出しを見て焦っている学生も少なくないだろう。
そうだ、丸紅はもう「人」だけで志望理由を語るのでは通用しない。
「人」の丸紅であるが、「人」だけの志望理由では、無惨な最終落ちを迎える可能性がある。
【学生A君の最終面接落ち体験談】
面接官「志望理由はありますか?」
学生A「はい、一番の志望理由は…」
面接官「あ、ちょっと待ってね。「人」無しで。もう「人に共感」とか聞き飽きた、そう言う薄っぺらいのいいから、”人以外で”なんで丸紅なのか教えてくれる?(ニッコリ)」
学生A「…」
ああ恐ろしや。
当然、彼は最終面接で落ちた。
「人」推しだけじゃダメな理由がわかっただろう?
まあ、考えてみれば当然である。
特に三大商社に蹴られてしまう立場の丸紅である、三大商社志望の学生は滑り止めのように捉えている学生も少なくなく、そんな学生はなんとなくやっておいたOB訪問のエピソードを交えながら、軽ーく「人」とか言うのを何度聞いてきたことだろう。
そんなのは、最終面接官には通用しないのだ。
ましてや、昨今の丸紅は、本当に自社に来てくれる熱量高い人材を求めて、選考の改革に大胆の挑戦し続ける会社だ。
そんな丸紅側の熱量に応えるだけの、熱い丸紅の志望理由がないと最終面接での内定は難しい。
正直、私はこの点が最終面接で最も大切だと考える。
他の総合商社以上にだ。
本noteを読んだ君は、出来うる限りの丸紅愛をぶつけられるだけの準備を。
間違えても「人」一点突破で突撃しないように。
【3/8追記】26卒 3月選考本選考最終面接
さて、本日から行われている本選考最終面接の情報を早速レポートいただいたので、取り急ぎ以下に追記する。
【丸紅最終面接】
自己紹介
なぜ大学で今の学部を選んだ?
小学校から高校までどんな生活を送っていた?
大学では何勉強してるの?
ゼミで役割ある?
なぜそんなに行動力あるって思うの?
自分って周りからどんな人間って言われる?3つのキーワードで表して
リーダーはよく務めてた?
どんな時に嬉しくて、どんな時に悲しみや怒りを感じる?
友達付き合い、いつも誰といる?
小さい頃から続けている習慣はある?
丸紅で何したい?
キャリアパスはどう描いてる?
自分が誰にも負けない強みだと感じているのは?
ウチでどう生かす?
人生の中で大切にしている価値観、考え
最後に一言どうぞ
丸紅におけるOB訪問の重要性|最終まで響く
前述した通り、丸紅ではOB訪問が非常に重要である。
これは知られている通りだが、以下に具体的なことを記載していく。
まず、内定者がどのくらいOB訪問をするのかというと、平均5~6人だと思われる。
しかし、丸紅については10人以上のような猛者もそこそこいるため、できれば10人を目標にしてほしい。
また、丸紅におけるOB訪問は単なるお遊びではなく、選考の一環だということを肝に命じなければいけない。
以下に、おすすめのやり方を記載する。
OB訪問おすすめの取り組み方・意識すべきこと
まず丸紅のOB訪問で意識すべきことは、「丸紅が第一志望だ」ということをしっかりと伝えていくことである。
単に志望度が高いとか、第一志望のつもりで臨むだけでは全然足りない。しっかりと言葉にして伝えていくことが重要である。
丸紅は、皆さんの想像する以上に自社の志望度を本気で確認しに来ている。
具体的には、「内定が出たら就職活動を終える」とはっきり宣言することだ。
また、「丸紅を第一志望として、総合商社就活をしています」というのもいい。
何度も言っている通り、丸紅ではOB訪問が選考の一環となっている。
選考の一環ということは、評価が人事や面接官に伝わり、合否に影響してくるということなのである。
つまり、丸紅のOB訪問では、面接と同じかそれ以上に志望度を伝える必要があるのである。
面接以上にOB訪問で志望度を伝えるのが大事な理由
なぜ面接以上になるかというと、面接ではガクチカがメインになりがちだからだ。
つまり、面接官の役割とは、この子がうちに入って活躍できるか否かを見極めることなので、必然的にガクチカやどんなことをしてきたのかを聞くことになる。
しかし、OB訪問の場合、ガクチカを聞いてそれを深掘りする流れにはならないだろう。多少喋ったとしても、その部分を判断するのはOB訪問の対応をした社員ではない事が多く、評価としてガクチカ等の部分がしっかり引き継がれるとは考えづらく、それより自社への熱意等をほとんどの評価としている事が多いと推測できる。
丸紅のOB訪問はみんな大量にやる以上、差別化を図るのは当然のこと、その差別化の程度もかなり大きく残せないと意味がない。
そもそも、10人もOB訪問をしようとすると社員の被りが高頻度で起きることは避けられず、ビズリーチキャンパス等の公開で訪問を受け付けている社員は毎年数十人規模で学生と話をすることになろう。
すると、意図していないにせよ、どうしても訪問してきた学生間で相対評価してしまう。
この点も意識に入れると、真っ直ぐな変哲のない志望度の伝え方では印象に残らないのは当然で、自身のユニークなエピソードを絡め自分だけの訴求を心がけないと意味がない。
OB訪問ルート
さて、丸紅のOB訪問について分厚く説明したわけだが、するとこの選考についても触れずにはいられないだろう。
丸紅の特殊な採用ルートの中でも最も抑えたい、OB訪問ルートについて説明する。
上述の通り、丸紅はOB訪問が非常に大切である。
なぜなら、他の総合商社と同様、というかそれ以上にOB訪問の内容を蓄積して評価の対象としているからである。
そして、そうしたOB訪問における評価の結果一部の学生に与えられる特別選考ルートが、「OB訪問ルート」である。
こちらのルート、具体的な内定数は不明だが、そこまで多くないと思われる。
しかしながら、そもそも本選考ルートを狙うにしてもOB訪問は実質必須であると言えるから、OB訪問をする際にこちらのルートを意識して臨むべきと言えるだろう。
選考の手順に関して、基本的にはOB訪問を総合的に評価した上で本選考1次面接より若干早いタイミングで1次面接の特別案内が来ることになる。
そして、その後は1次面接→2次面接→3次面接と特に何も手順自体はスキップすることなく進んでいくのだが、恐らくかなり本選考よりも高い通過率で選考が進んでいき、インターン経 由に近い内定率を叩き出していると思われる。
ということは、全体の内定者の少なさから考えると、このルートがそもそも案内されている学生は相当に少ないと思われる。(筆者は商社就活コミュニティにも参加しており周りにはかなりの数の総合商社志望がいたが、そんな筆者の周りには残念ながら1人もいなかった)
では、実際にどうやって狙っていけば良いのか。
これから述べることは確実な方法論ではないという前提を理解してもらって上で、具体的に意識すると良いと思われることを説明していく。
まず1つに、必ず目的意識を持ってOB訪問をすることはマストだと言える。
目的意識を持つということは、「ただ気になることを聞く」のではなく、「自分が何を解決したいか」という疑問から「できる限りの情報収集」と「収集した情報から自分なりの示唆(認識)を言語化する」という工程までを含めて準備とし、その上で質問をぶつけるということを指している。
よくあるOB訪問を数こなしていない学生にありがちな失敗として、OB訪問を「自分の疑問をただただぶつける場所」と捉え、ひたすら気になったことを聞きまくるということがある。
ただ、これではOB訪問という貴重な機会を最大限有意義なものにするための本質的な準備ができていないと言える。
というのも、人間というのは「ただ気になったことを疑問としてぶつけ続ける」のではなく「気になったことを、自分の理解をなるべく言語化した上でそれらとの齟齬を聞き出す形で修正していく」である方が記憶に残りやすい(かつ、話し手と聞き手で言語化されている度合いが大きいからこそ、理解がズレる可能性も減るため、記憶が話し手の認識に最も近い形で記憶されやすく)からである。
こうした、そもそもの貴重な時間を有意義にするための準備ができていないという評価は、もちろん商社で仕事する上での適正という観点からマイナス評価を食らうことになり、と同時に自分が得られる情報の有意義度という観点でも下がることになる。
以上から、必ず目的意識を持って、つまり「これってどういうこと?」という疑問や「自分が理解すべき事柄」から出発し、できる限りの情報を集め集めた情報から自分なりの理解を示して、それをぶつけて理解のズレを修正していく形で正しい知識を吸収する時間とする意識で臨むべきである。
続いて、なるべく様々な人物(異なる部署・異なる属性・異なるバックグラウンド・異なる年次)に対しての訪問を心がけるということである。
これも、先ほどの目的意識を持つべき理由と根本は同じであるのだが、丸紅という会社を本気で志すからこそ丸紅を正しく深く理解したいという前提のもと、組織を理解するためにはなるべく幅広い人物に話を聞く必要があるということ、そしてそれら(本質)を理解し実際に行動できることは商社で働く上で大切な能力であるという観点から説明できる。
また、その中でも筆者はなるべく「年次が高い人」を狙ってOB訪問していた。
それはやはり、OB訪問を評価される場として意識すると、年次の高い人間の評価の方がより評価として説得力があると考えられ、そうした年次の高い人間の高評価(=説得力のある高評価)をたくさん得られていることが、最も効果的だと考えたからである。
この読みはおおかた合っていたように思われ、というのも結局OB訪問ルートをもらうことは叶わなかったが、本選考では丸紅の志望度が高いことをOB訪問から理解してくれた前提で話を進めてもらえたからである。
また、もう1つOB訪問をする際に筆者が意識していたことを伝える。
それは、ビズリーチキャンパスなどの多くの学生が使用可能な媒体上にいるOBに対しては一通り訪問をする。
そして、彼らに対してはいつも以上の入念な準備のもと、本番の面接と同じ心持ちでできる限りのパフォーマンスを出すようにするということである。
これは、なぜか。
ビズリーチキャンパス等の多くの学生が使用可能な媒体上にいる社員は、当然多くの学生からOB訪問を受けていることになる。
となると、OB訪問が評価の対象となっている以上、社員の方は無意識のうちにでもOB訪問してきた学生を相対評価しているだろう。
そのため、このOB訪問の場で相対評価上でアドバンテージを取ることができれば、それはすなわちかなり意味のあることであろう。
以上の理由から、ビズリーチキャンパス等OB訪問サービス上にいる社員には特に入念な準備のもと、必ず全ての社員に訪問することをお勧めする。
また、その際は先ほど述べたように、年次の高い社員を優先度高く訪問していくと良いだろう。
最後に、こうしたOB訪問をする上でのtipsは、いきなりOB訪問をする上で全て実践できるようなものではない。
そのため、OB訪問慣れしていない学生は、いきなり本命の総合商社のOB訪問をこなしていくのではなく、一旦別会社で練習(できれば専門商社等)してから臨むのも1つの手であろう。
本noteのみの限定解説|◯◯ルート
最後に、皆さんもおそらく聞いたことがないであろう、「書類選考優秀者ルート」というものを紹介する。
最初に断っておくが、この選考は公式では全く提示されていない。
しかしながら、私(と私の周り)の推測では、ほぼほぼ100%の確率で設けられていると思われる。
…それはなぜか
その説明のためには、この選考の概要を軽く理解しておく必要がある。
まず、本選考は、以下のルートで進んでいく。
1.本選考ES提出
2.1次面接(本選考ES通過連絡後、通常の1次面接よりも早いタイミングで1次面接の案内が来る)
3.2次面接
4.3次面接(最終面接)
5.4次面接(内定)
さて、この流れどこかで見なかっただろうか。
そう、特にステップ2から先、これはOB訪問ルートと全く一緒である。
このルートは、実はOB訪問ルートしか存在しないと思われた1次〜3次面接全てを本選考より若干早い日程で消化していく早期選考として、OB訪問と全く同じタイミングで並行して存在しているのだ。
というのも、筆者が丸紅就活をしていた頃、OB訪問ルートでの早期選考の案内が来た学生が商社就活界隈で盛り上がったタイミングがあった。
そんな中、ある驚きのツイートが混じっていた。
なんと、「OB訪問を全くしていないにも関わらず、というか本選考から始めて丸紅を応募したのにも関わらず、なんとOB訪問早期選考と同じタイミングで早期1次面接を案内された」という学生が2人いたのである。
こうなると、この2人の学生はどこで評価されてこのルートに乗ってきたのか。
そう、ESしかないのだ。彼らはES以外まだ何も受けていないからだ。
以上の顛末から、この「ES優秀者特別ルート」の存在はおそらく100%に近い確率で存在していると24卒商社就活界隈の一部で初めて認知された。
正直、このルートは今年も行われているかはわからない。
そもそも、このルートでどれほどの人間が早期選考に進んでいるかも全く不明だ。
そのため、このルートにスコープして狙いに行くのは全くもってお勧めしない。
しかし、そもそも丸紅は本選考のESでかなりの絞り込みをかけている。
そのため、このルートを狙いに行くためではなく本選考を確実に通過する、そしてあわよくばこの特別ルートをもらえたらラッキー程度の気持ちで、ESに臨むのが正しいと言えるだろう。
最後に|丸紅を本気で目指す君へ
ここまで読んでくれた君、本当にありがとう。
これが、私が経験した丸紅の選考の全てであり、そこから君たちに伝えられる私の全てだ。
また、本noteを購入してくれた君にだけ、限定のLINEオープンチャットに招待したい。
そこでは、本noteを購入してくれた丸紅を志望する仲間たちとの交流や、リアルな26卒の選考情報の交換が可能だ。
私からも有益な情報を取得した場合、すべて共有していくつもりである。
正直、このグループだけでも値段以上の価値があるだろう。
受け取り条件は、以下だ。
1.本記事の感想を引用ツイートで”分厚く”投稿後、ロミのxアカウントにDM
2.情報をテイクするだけでなく積極的にギブする姿勢を持つこと。あまりにもテイクの姿勢がすぎる学生は退会させる。
3.私が選考情報の提供を求めた際には可能な限りで応じること
本文からもおわかりいただけると思うが、本気で君たちの内定をサポートしたいと思っている。
本気で熱い感想をくれた人だけをオープンチャットには招待するつもりだ。
君の熱い想いを引用ツイートに載せてくれ。
以下のリンクより、参加を心待ちにしている。
オープンチャット「丸紅パーフェクト攻略購入者限定」
https://line.me/ti/g2/9GiRltjMamUXP9cO-IAWgzVtrAIYAJClGzc-6A?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
また、他にも五大商社の完全攻略noteを既にいくつかリリースしていると同時に、今後もリリース予定だ。
随時私のXとnoteをチェックしてくれ。
