【モニター用】住友商事完全攻略 for 26卒
【追記予定】
・12月上旬 住友商事 26卒夏インターン・冬インターン内容
こんにちは。
x(旧Twitter)で情報発信をしているロミというものだ。
内容の紹介に入る前に、筆者自身の実績を書いておく。
・早慶
・非留学・非体育会
・10月から就活開始
・商社内定者・社員は周りにゼロ
このような状態から、三大商社・日系戦コンを始めとする7社から内定を獲得した。
何も変わったことはしていない。情報収集をして、面接対策をして、ESを出して面接を受けただけだ。
だが、それらを徹底的にやった。
先日、このようなポストをした。
総合商社は就活生に1番人気の業界といっても過言ではない。
ましてや近年は就活の早期化の影響もあり、他業界志望は早々に就活を終え、選考時期が遅い商社にはエントリーすらしない。つまり、商社の選考とは全員が本気で内定を取りにきている場なのである。
にもかかわらず、その正しい対策法については全然出回っていない。
特に、ここ数年で一気に始まったインターン・予選会といった選考についてはその傾向が顕著だ。
私から言わせると、9割の商社就活生が対策を間違えている。
そうはいっても、インターンなど対策が不可能だと思っている就活生が多いことだろう。安心してほしい。だからこそこのnoteを執筆した。
本記事は、住友商事の本選考の攻略法に徹底的にフォーカスした内容となっている。抽象的な話は一切しておらず、いつどのタイミングで何をすればよいのか、を解説してある。
本編に記載されている情報は以下の通りである。
いかがだろうか。
一目見て圧倒的なボリュームだと分かると思う。
完全攻略の名にふさわしく、住友商事の選考全てを解き明かしている。
住友商事の特徴として、採用選考で毎年新しいマイナーチェンジを加えてくることが挙げられる。
23卒以前
・デザイン思考テストを採用選考に導入する
24卒
・突然の3月選考導入(インターンシップ参加者限定)
・本選考ではケース問題を出題
25卒
・WILL採用を開始
26卒
・冬インターンを廃止←New!!
25卒以前ではどのような採用選考の変化があったのか、どのような意図があったのか、それを踏まえて今年の選考にどのような対策をすればいいのかをこのnoteでは徹底的に解説している。
また、住友商事では面接で「よく聞かれる質問」というのがいくつか存在する。
さらに、住友商事の場合この「よく聞かれる質問」への回答が面接の採点に大きな比重を持つことが多い。
これは、知っておくか知っておかないかで大きく差がつくもの。知っていさえすれば事前の十分な準備のもと、
例えば、以下のようなものだ。
【最近のニュースについての画像】
みんなが知りたい住友商事の1次面接概要についてはもちろん、対策についても詳しく載せている。
昨年からケース面接を出されることはなくなり、完全に人物面接へと移行した住商。
三井物産もケース面接を廃止したこともあり、この傾向は総合商社に共通するものであり、今年も人物面接が設定されているだろう。
さらには内定者の属性、インターンシップに参加しないと内定できないって本当?(結論:本選考経由からの内定が全体の50〜60%、詳細はnoteに記載)など内定者だからこその内容をぎっしり詰め込んだ。
24卒の選考ではどのように通過連絡が来たのか。本選考の際に不安になりそうな内容も網羅している。
実際に住友商事に内定したからこその情報が詰め込まれている。
さらには本選考の2次面接で課される、鬼門・集団面接についての解説も盛りだくさん。総合商社の2次面接以降で集団面接が課されることは非常にまれである。
2次面接まで勝ち残った学生相手にどう差別化するのか、同じ属性の相手にしたときにどうインパクトを残すのか。
住友商事の本選考で確実に活きてくる内容だけを厳選した。
住友商事の選考で実質の最終面接となる3次選考については、まさかの小論文試験を課されることで有名。
そもそも他はでこのことすら解説されていないが、私のnoteでは昨年25卒選考における小論文のお題をほぼ全て把握しているため、惜しげもなくその全てを公開する。
また、住友商事の人事面談は志望動機で詰めてくることで有名であり、インターンシップ参加組の早期選考であっても油断は禁物である。
人事面談では志望動機についてこれでもかというほど絞られるケースが多発する。
人事に住友商事が第一志望か疑われている、そんな状況に陥った時の解決策もこのnoteには記載してある。
実際に「きみ、本当は住友商事が第一志望じゃないでしょ?」と言われた状況から逆転内定した際に使用していたメソッドなので、公開するかは最後まで悩んだが、少しでも読者の内定可能性が上がるならと公開に踏み切った。
住友商事で23卒以前まで多用されていた(おそらく全員にされていた)質問への対策も載せてある。25卒ではこの質問をされた学生は多くはなかったが、26卒では復活するかもしれない。
ここまで読んでくれた読者ならもうわかるだろう。
このnoteだけで、住友商事内定のために必要となる情報は全て手に入る。
他の人が知らない情報もそれを元にした攻略法も全てだ。あとはやるだけだ。
実際に選考の中で考えていたことを公開するかは迷った。あまりにも情報の解像度が高すぎるためである。
しかし、購入者を内定までサポートするために、記載することを決めた。
もちろん、不特定多数の学生がこの情報を知ってしまったら、ゲームバランスが崩壊してしまうことは避けられない。
そのためこのnoteは少数売れるごとに値上げをし、一定部数販売したら販売を停止する。
最終面接までカバーした完全攻略版のため、住友商事を受ける人はもちろん、住友商事を受けようか迷っている人も安心して購入してほしい。
最強の武器を手に入れて、楽に本選考を戦えるようになるだろう。
それでは本編で待っている。
住友商事の5つの強み|会社を知り選考に活かす
まず、住友商事という会社の理解を深めて読み進めていただきたく、住友商事の会社紹介をさせてほしい。
中には、企業研究は十分にしてるから必要ないと思う者もいるだろう。
しかし、ここではネット上で拾える「誰もが知りうる」会社情報の説明に留めるつもりはない。
そのため、流し読みでも良いので、一度必ず目を通すように。
徹底した企業理解のおかげで、志望度を証明する「入社してからやりたい事業」という質問に対してそつなく答えることが出来た。
ガクチカ、ケース面接対策も大事だが、企業研究も怠らないでもらいたい。
さて、これを読む諸君は当然把握していると思うが、住友商事には「住友の事業精神」というのがある。
それが、以下の通りだ。
「信用・確実」
「浮利を追わず」
「自利利他公私一如」
「進取の精神」
「事業は人なり」
これは、住友商事に限らず、住友グループ全体の430年に亘る歴史上ずっと受けがれる大切な精神である。
すなわち、住友商事の社風や事業は当然これをベースに設計・展開されていることになる。
そのため、上記はマストで暗誦できるようになっておくべきかつ、全ての社風・事業を理解する際に上記と接続させて理解しておくと良いだろう。
ここからは、上記を前提として対五大商社比較・あるいはここ数年で特に重要視されているポイントをピックアップしていくつか紹介する。
1.住友商事は〇〇経営
住友商事と他の五大商社を比較してまず最もよく言われるのが、「堅実経営」である。
これは、住友商事の選考において最も意識すべき点である。
実際、「リスク・リターン」「モンテカルロ・シミュレーション」などの様々なリスク管理手法を率先して導入しており、新しいことを率先して行う力は不足しつつも安定経営を続けているのが大きな特徴であると言えるだろう。
というのも、住友商事は今の事業体制とその名前が固まったのが戦後であり、他の五大商社と比較して歴史が浅いため資源系が強くなく、非資源における売上をどう立たせどう守るのかを「堅実に」経営してきた歴史がある。
また、現在においても例えばJ:COMの売り上げが住友商事の決算を見てみても大きくを占めるなど、住友商事は非資源の売上が堅調である。
すると、これは選考における評価ポイントにも大きく表れる。
実際、住友商事は選考において対五代比較で、頭が良く真面目な学生が多く採用される傾向がある。
これは、適切に戦略を敷いて適切に数字を管理し、売上を積み上げてきた住友商事の強い色であると言えるだろう。
2.対五大商社比較で最も____に力を入れる
さて、堅実経営が社風の住友商事だが、そんな住友商事で欠かせないキーワードはなんであろうか。
それは、「サステナビリティ」である。
当然、他の五大商社もサステナビリティ経営には力を入れているのだが、この住友商事は特にそれを強く推し、実際に数々のプロジェクトを実施している総合商社だ。
また、次の言葉を見てほしい。
「次の100年へ Enriching lives and the world」
この言葉は、住友商事が2019年に創設100年を迎えた際、それを記念して新たに設定されたコーポレイトメッセージだ。
この言葉には、以下のような想いが込められている。
コーポレートメッセージ「Enriching lives and the world」について
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、2019年12月24日に創立100周年を迎えます。これを機に、社会と共に歩んできた100年の歴史を振り返り、またこれからの100年を見据えて、コーポレートメッセージ「Enriching lives and the world」を策定しました。全世界の住友商事グループメンバーが、2年間にわたる議論の末にたどり着いた、情熱と決意を込めたメッセージです。
このコーポレートメッセージは、健全な事業活動を通じて、社会や世界中の人々の暮らしをより豊かにしていくことを企業使命とした、これまでも、これからも変わらない住友商事グループの誓いです。
住友商事グループは、このコーポレートメッセージに込めた想いと共に、新しい100年に向けて、踏み出していきます。
ここからも強く感じ取れるように、住友商事は「サステナビリティ」を強く自社の精神性として取り込む意識が強い。
それゆえ、サステナビリティを意識するのはインターン等を含めて当然のこと、このサステナビリティへの理解はなるべく深めて選考に臨むべきだと言える。
では、それはどうすれば?
おすすめは、いくつかの事例を知って理解を深めることだ。
具体的な事例として、「100SEED」と呼ばれるものがある。
これは、世界中の住友商事の社員が、それぞれが駐在する地域社会の教育課題の解決に取り組む社会貢献活動プログラムだ。
100SEEDの活動理念
私たちは、創立100周年を機に、住友商事グループがグローバルで取り組む
社会貢献活動プログラム「100SEED (SC Emergent Evolutional Deed)」のテーマを、「Quality Education」に決めました。
私たちは、教育が、社会の持続的発展のために重要であることを理解し、あらゆる社会課題解決の基盤づくりにつながることを信じています。
100SEEDは、まさに“Enriching lives and the world”を体現する社会貢献活動プログラムです。
私たちは、世界各地の住友商事グループパーソンの多様性を活かした行動で、未来を豊かにしていきます。
100SEEDは、私たち一人ひとりの知見と時間を社会に提供する活動です。
この経験を通じて、私たち自身が学び、刺激を受け、視野を広げることでさらに成長しながら、持続可能な社会の実現に寄与していきます。
特に、学生の君たちにとって馴染みが深いと思われる事例をいくつかピックアップしたので、参考にしてみてほしい。
事例1:大学生の社会に対する認識ギャップを埋め、社会人生活に備える -「パワーアップ」
タイ住友商事では、大学生を対象にセミナーやワークショップを開催し、社会人になるにあたっての各自の考え方やスキルを磨くためのお手伝いをしています。
社会にとって最も重要な資源は人材です。特に次世代を担う若者たちは、より良い未来を作るための大切な原動力です。タイ住友商事では、タイの大学生が仕事に役立つスキルや知識、マインドセットを身に着け、仕事への理解を深めるためのお手伝いをすることで、彼らが未来に羽ばたくための支援をしたいと考え、2020年に「パワーアップ」というプログラムを立ち上げました。
2022年度は「キャリア成功への道筋」というテーマでオンラインセミナーを開催しました。このセミナーの目的は、社会に出るためにどのような準備をしたらいいか、生涯にわたって安定した生活基盤を築くための家計管理の知識を大学生に学んでもらうことでした。寄せられた関心は驚くほど高く、タイ全土から380名の大学生が参加しました。
事例2:オンライン授業で子どもたちに笑顔をー「Mission Earth」
トルコ住友商事では、「World’s Largest Lesson」という国連プロジェクトを独自にアレンジした、「Mission Earth」を運営しています。
「World’s Largest Lesson」は、子どもたちに持続可能な開発目標(SDGs)やサステナビリティについて教えることを目的とした国連プロジェクトで、公式サイトには多くの教材が一般公開されています。トルコ住商では、このプロジェクトを参考に、中学生向けの独自の教育カリキュラム「Mission Earth」を作成しました。
当初は対面授業を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により実施困難となりました。そこでオンライン授業の導入を検討し始めたところ、パソコンやスマート端末を持たない貧困家庭の子どもたちが取り残されてしまうことに気づきました。
トルコにおける教育格差は、将来的な社会的不平等にもつながる深刻な社会課題です。そこで「子どもたちのSDGsに対する理解を促す」という当初の目標に加え、「恵まれない環境の子どもたちがオンライン学習で取り残されないようにする」という目標を追加。予算の一部を貧困家庭の子どもたち用のスマートタブレットの購入に充て、Aegean Modern Education Foundation(非営利団体)に寄付し、貧困家庭の子どもたちにもオンライン授業を受けてもらえるように、インフラを整えました。
2021年のプロジェクトには213人の子どもたちが登録し、そのうち158人がクラスに参加、修了しました。子どもたちは熱心に授業に参加し、身の回りにあるさまざまな課題について話し合い、日々の生活の中での対処法や、解決策のアイデア出しを行いました。
本プロジェクトの評価報告書では、子どもたちがサステナビリティについての意識を高めたり、SDGsに関する基本的な知識を得たりといったポジティブな影響があったことが記載されています。
また、参加した子どもたちの家庭に合計44台のタブレットを寄付し、今後もNPOが提供するオンライン授業や様々な学外の活動に参加できるようにしました。
このプロジェクトには、トルコ住商から、全社員の約半数である21名がボランティアとして参加し、15グループに分かれて、のべ150時間の授業を行いました。ボランティアからは「子どもたちに授業をする中で、自分たちもSDGsの知識が増えた」との声がありました。また、異なる部署の社員が一つの目的に向けて協力することで、同僚間のシナジーも強まったようです。
事例3:学校給食で生徒を飢えから救う ー「おにぎりアクション」
米州住友商事は2020年10月、非営利団体のTable for Twoと共同で、「おにぎりづくり」のオンラインイベントを開催しました。北米や中南米から社員が参加し、オフィス近隣の学校を直接支援するため、おにぎりをつくりました。今回初めての参加でしたが、寄付だけでなく、オンラインイベントを開催し、SNSを通じて、社員や取引先にも「おにぎりアクション」の取り組みを広げました。
この「おにぎりづくり」のイベントは、非営利団体Table for Two が主催する「おにぎりアクション」に準じて行われたもの。おにぎりをつくり、その写真を撮り、#OnigiriActionを付けてSNSに写真を投稿すると、1枚につき給食5食分が、必要とする世界中の子供たちに寄付されるという仕組みです。国連の世界食料デーにちなんで行われています。
協賛企業からの寄付を原資に、ソーシャルメディアを使った活動を通じて、必要な子どもたちに給食が届けられます。米州住友商事でも、各オフィスからの寄付に加え、「おにぎりづくり」のオンラインイベントも開催しました。米州各地の社員が、個性豊かなおにぎりをつくり、その写真を投稿し、「おにぎりアクション」の拡散に貢献しました。
イベント終了後、Table for Twoのアメリカ代表を務める上島カー真弓氏は、「キャンペーン最終週には特に多くの写真が投稿され、最終日10月31日には、この取り組みによる学校給食の寄付が上限(90万食)に達しました。皆さんの寛大な支援のおかげです。ありがとうございます!」と述べました。
「おにぎりアクション2020」では、202,143枚の写真が投稿され、世界中で90万食の学校給食が提供されました。米州住友商事はもちろん、世界中の心ある組織による活動や寄付がこのキャンペーンを大成功に導き、世界中の学校の生徒に食を届けています。
新型コロナの感染拡大により、私たちの生活や仕事に支障が生じ、コミュニティ活動にも明らかに影響が及んでいます。実際に集まったり、対面でボランティア活動をすることが難しい今、「おにぎりづくり」のオンラインイベントは、全社員で「楽しいこと」を共有する良い機会となりました。また、「おにぎりアクション」の取り組みに協力し、写真を投稿、それぞれのネットワークを介してこの活動を広げることにより、助けを必要としている世界中の多くの子供たちを支援することにつながりました。
こうした取り組み事例を概観し、住友商事の言う「サステナビリティ」の捉え方を認識しそこに共感する(具体的なエピソードをもって)ことで、一つ志望度を伝える武器となりうるであろう。
その他にも、住友商事はサステナビリティに関する自社の取り組み事例を日々リリースしている。
定期的に住友商事のサステナビリティのサイトを訪問し、新たな取り組みを把握しておくと良い。
3.____,_____&______の加速も鍵
続いて紹介したいのが、「Diversity, Equity & Inclusionの加速」だ。
住友商事は、グローバルに展開する総合商社であることから、性別や国籍の違いだけでなく、さまざまなライフスタイル、多様な価値観を持つ社員が在籍することになる。
さらには、昨今ビジネスが多様化・高度化する中、変革期の世界で勝ち抜いていくために、会社として改めて自社のビジネスのエンジンとはなんたるかを標榜する必要があった。
そこで標榜されたのが、「Diversity, Equity & Inclusion」である。
住友商事は、Diversity, Equity & Inclusion を「価値創造、イノベーション、競争力の源泉」と位置づけ、「DE & I を妨げるあらゆるバリアの撤廃を進め、知のミックスを活かして、ビジョンの実現を追求する」としている。
具体的には、例えば人材マネジメントに関して、公式HPで以下のような具体策が紹介されている。
人材マネジメントの高度化
人材の育成は一朝一夕になしえるものではないため、中長期的なスパンでそれぞれのビジネスの成長を捉え、必要となる人員の育成・活用を考えていく必要があります。
事業戦略に応じた戦略的な人材配置をグローバル連結ベースで継続的に実現していくためにも、住友商事グループでは、単体・海外・事業会社を問わず、すべての住友商事グループ人材の活躍に向けて、以下の施策に取り組んでいます。
特に、この人材マネジメントの取り組みは、今年から開始した新卒採用にも大きな関連があると私は考える。
ご存知の通り、住友商事は昨年からOPEN採用と別に、新たにWILL採用と呼ばれる新選考を開始した。
WILL選考
3月選考/東京会場
今年から新たに実施する、初期配属先を確約する選考です。住友商事で最初に挑戦してみたい領域が定まっている方は、是非当選考にご応募ください。応募にあたっては、学生時代に力を入れて取り組んだことや、配属先の希望とその理由などを記載いただくESの提出が必要となります。ご自身の専攻分野と関係なく、その配属先で働きたいというWILLがあれば応募可能です。
これは、上記人材マネジメントで説明されている通り、住友商事が人材育成において、事業戦略に応じた戦略的な人材配置を行うためのPDCAを確立していることから、これに則って新たに設定したものと思われる。
実際に、新卒採用以前に2021年に住友商事では新たな新人事制度を導入するなど、人事・採用改革がかなり進んでいるようだ。
25卒からの新採用開始も、「Diversity, Equity & Inclusionの加速」における人材マネジメントの新たな施策として実施されたものと言って間違いないだろう。
実際、25人ほどの採用実績があり、既に全体の1/4程度はこのWILL採用。
25卒の内定者の辞退率も本選考組と比較してかなり低いため、今年からさらに採用枠を拡大させる可能性すらある。
話が脱線したが、その他にもDiversity, Equity & Inclusionの加速に関しては、グローバルで働く社員の活躍推進や、女性活躍推進、シニア活躍推進、障害者雇用促進などの多くの事例が公式HPで紹介されている。
これらも目を通し、理解しておくと良いだろう。
4.〇〇変革も重要なキーワード
「社会変革」も重要なキーワードの1つだ。
これまでの商社は、ぶっちゃけ社会変革とは対偶の存在であったと言えるだろう。
昔ながらの既得権益を守り、いわゆる強固な「タテ」の組織と繋がりで利益を増やし続けてきた。
しかし、社会変革著しいこの時代においては、「ヨコ」の時代と言える。
つまり、他国・他業界・他企業間・他事業・他部署などの「ヨコ」との連携によって事業を拡大していくことでしか利益的にならなくなってきている。
そんな時代においては、もともと資源が特別強いわけではない住友商事は今がチャンスとばかりに一際気合いを入れている。
実際、三菱商事と並んで、五大商社の中ではダントツで「ヨコ」を重視し、様々な連携を試み、事業を拡大していると言えるだろう。
その具体的な取り組みとして、「エネルギーイノベーション・イニシアチブ」というものがある。
エネルギーイノベーション・イニシアチブは、脱炭素・次世代エネルギー分野での次世代事業開発をしています。
カーボンフリーエネルギー関連事業では、水素・アンモニア製造・利活用事業、大規模水素受入配送基地による新エネルギー供給事業などの新規開発をしています。
新たな電力・エネルギーサービス事業では、大型蓄電事業・リユース蓄電池事業、電力・エネルギープラットフォーム事業、複合エネルギーサービス事業などを開発・展開しています。
CO2の吸収・固定・利活用関連事業では、森林事業などの環境価値創造事業、バイオマス燃料事業、次世代バイオエネルギー開発事業などを開発・展開しています。
水素・アンモニアなどカーボンフリーエネルギー関連事業、大型蓄電事業・リユース蓄電池事業、電力・エネルギープラットフォーム事業、複合エネルギーサービス事業など新たな電力・エネルギーサービス事業、森林事業などの環境価値創造事業を行う、次世代エネルギー開発における横断的組織だ。
具体的には、以下のような事例がある。
今や、電気自動車(EV)用バッテリーの本命といわれているリチウムイオン電池の開発は、1990年代に入ってから本格的に始まりました。住友商事は当時から、正・負極材、電解質といった原材料や製造機械などを幅広く取り扱ってきました。
原材料の事業に大きな転機が訪れたのは2008年頃。従来のガソリンエンジン車に代わって、EVやハイブリッドカーが普及する世の中が訪れることを予測し、当社はリチウムイオン電池を使った新しい事業の可能性を探り始めました。EVで使用されたリチウムイオン電池を再利用するビジネスモデルです。
リチウムイオン電池を活用した蓄電事業には、主に2つの可能性があります。1つは、再生可能エネルギーの安定化です。太陽光や風力発電は、気象に大きく影響されるために出力が不安定にならざるを得ないという弱点があります。しかし、そこに蓄電の機能を加えれば、気象が好条件のときに電気をため、条件が悪くなったときはそのためた電気を利用することで、需要に合わせて安定的に電力を供給することが可能になります。
もう一つは、電力会社が供給する電力の安定化です。電力系統に蓄電の機能を加えることによって、電気の周波数を安定させ、電気の品質を高めることができます。大規模な電力系統を安定化させるこの仕組みを「アンシラリー(補助的な)サービス」と呼びます。
住友商事は、グループ内で太陽光、風力、バイオマス発電所を保有・運用しているだけでなく、電力小売を手掛けるサミットエナジー、EVの普及を推進するモビリティサービス事業、街づくりの専門組織である不動産事業を展開しています。各事業との連携によって、地球環境と共生しながら地域コミュニティにも貢献できる事業をつくり上げるために、これからも蓄電事業への取り組みを続けていきます。
上記でも言及されているように、住友商事は財閥グループ内でのヨコの連携を増やすことで事業を拡大する可能性を模索している毛色が強く、そうした業界横断的な幅広い事業に携わっていけるのは住友商事の大きな魅力と言えるだろう。
5.三菱商事と並ぶDXの推進
最後に、住友商事は先述した社会変革の一環として三菱商事と並んでDXにもかなり力を入れている。
DX(あるいはEX/エネルギー・トランスフォーメーション)といえば、三菱商事が特に力を入れているイメージが強い。
しかし、DX・EXともに就活生に向けて「DXセミナー」を行なっていることからも分かるとおり、住友商事もかなり力を入れていると言える。
EXは先述の事例紹介でその一端に触れたから、ここでは住友商事のDXについて説明する。
住友商事のDXの始まりは、2018年にDXセンターを開設したことから。
最初は15名程度の組織であったが、今では150名にも上る人々が所属している。
DXセンター内では、住友商事全体のDX推進を一身に担っている。
また、DXを既存事業のバリューアップに接続させるため、戦略策定〜実行支援まで一貫して行うDXのスペシャリスト集団だ。
グローバルに展開しているのも一つの大きな特徴で、住友商事のDX拠点は以下様々な国に存在する。
・シリコンバレー/ボストン
・ロンドン
・中国/上海・香港
・イスラエル/テルアビブ
(商社マンの視点に立つと、商社の駐在先としてはどれも大いに魅力的であると言える)
また、IT大手のSCSKがDXセンター開設当初からの共同推進パートナーとなっていたり、株式会社InsightEdgeという住友商事100%出資のDX技術専門子会社をつまり内製で持っている点など、様々な技術的強みも持ち合わせる。
詳しくは、住友商事公式HPにてDXの取り組みを参照してほしい。
住友商事 本選考を徹底解説
さて、ここからは住友商事の本選考フローについて解説する。
ただし、ここで主に紹介するのは住友商事のOPEN選考(通常選考)についてであることを留意してほしい。
文系でも内定可!以外にも倍率は〇〇 WILL選考
住友商事は、25卒から開始した配属確約型の採用になる。
既に具体的なキャリア像を描いている学生に向けてその「WILL」を面接を通して見て内定を出す選考方式となり、その選考特性上強い志望理由を作りやすいことから内定者は理系院生に偏る結果となる。
Q5. 理系出身者の方が有利ですか?
A.決してそんなことはありません。
清水:文系、理系は選考には影響しません。理系出身者の方が有利だというイメージを持たれることもあるかもしれませんが、実際、25年4月入社のWILL選考内定者には、文系出身の方も多数います。内定者の方は、文系理系かかわらず特定の分野に強い関心がある方が多い印象です。
ただ、WILL採用実施インタビューでも述べられているとおり、決して理系が有利なわけではなく文系内定者も十分に存在する。
WILL選考の募集背景は、以下のように説明されている。
WILL選考
3月選考/東京会場
今年から新たに実施する、初期配属先を確約する選考です。住友商事で最初に挑戦してみたい領域が定まっている方は、是非当選考にご応募ください。応募にあたっては、学生時代に力を入れて取り組んだことや、配属先の希望とその理由などを記載いただくESの提出が必要となります。ご自身の専攻分野と関係なく、その配属先で働きたいというWILLがあれば応募可能です。
似ているところで言うと、丸紅のキャリアビジョン採用と近い選考であると考えてもらって良いが、内定者数は住友商事のWILL採用の方が断然多くなっている。
また、25卒での募集部署は次のとおりであった。
コーポレート DX・ITグループ
・デジタル戦略推進部
・IT企画推進部
鉄鋼グループ
・エネルギー鋼管SBU
自動車グループ
・自動車製造・エンジニアリングSBU
・自動車流通販売SBU
・モビリティサービスSBU
輸送機・建機グループ
・総合リースSBU
・航空SBU
・船舶海洋SBU
・建機ソリューションSBU
都市総合開発グループ
・不動産SBU
・工業団地・サステナブルシティSBU
メディア・デジタルグループ
・デジタルSBU
・5G SBU
・ケーブルプラットフォームSBU
・メディアコマース&コンテンツSBU
ライフスタイルグループ
・リテイルSBU
・食料SBU
・ヘルスケアSBU
資源グループ
・非鉄金属SBU
・アルミSBU
・コモディティビジネスSBU
化学品・エレクトロニクス・農業グループ
・ライフサイエンスSBU
・アグリ事業SBU
エネルギートランスフォーメーショングループ
・エネルギーイノベーション・イニシアチブSBU
・国内エネルギーソリューションSBU
・海外エネルギーソリューションSBU
・海洋・海運エネルギーソリューションSBU
丸紅のキャリアビジョン採用とは、つまり分かりやすく言うと部署別採用で、採用されるとその部署への配属が確約された状態で内定となる。
募集を出す部署はその年になってみないと分からず、大体毎年6部署程度が募集をかけており、このキャリアビジョン採用ルートからの内定者は各部署1〜2人の採用で合計10人程度とかなり少ない。
そして、丸紅・キャリアビジョン採用は「部署ごとに募集要項が異なり」「その部署が欲しいと思った人材をピンポイントで取る」採用である。
そのため、かなり即戦力採用に近く、他の学生比較で相当その部署内業務での必要スキルの突出性を見せないと内定は難しい。
一方で、住友商事のWILL選考は、丸紅・キャリアビジョン採用ほどは即戦力性を求める採用ではなく、あくまで学生のWILLとの適性を図る採用であることが伺える。
例えば、丸紅のキャリビジョン採用同様に募集要項に求める知識・経験・スキルが書かれているのだが、丸紅のキャリアビジョン採用と異なりこれはマスト要件ではなくウォンと要件であると明言されている。
Q6. 希望配属先が求める要件を満たしていなくても応募できますか?
A.もちろん可能です。
靏林:各SBUで募集要項は出していますが、それはマスト要件ではなく、ウォント要件。WILL選考は、応募してきた学生さんの意志を尊重した採用制度のため、やりたいことはあるけれど、大学では希望するSBUとは異なる分野を専攻してきたという方もウェルカムです。
丸紅のキャリアビジョン採用は結果的に該当分野のスキル面等のエッジがないと内定が難しいのが現状だが、住友商事のWILL採用では明確なキャリアビジョンを伝えられさえすれば、その人数の多さからも内定は難しくないと言える。
Q4. 「WILL選考」がおすすめなのは、どんな人ですか?
A.知識やスキルは関係なく、「興味のあるビジネス分野が明確にある人」です。
靏林 :WILL選考を受けるには、専門的な知識やスキルが必要だろうと思われるかもしれませんが、即戦力になるような知識やスキルが絶対必要といったことはありません。
清水 :そうですね。何が必要か、あえて挙げるとすれば特定の分野に対する興味ですかね。「ここに入りたい!」というSBUがあるのなら、WILL選考へ応募するのが良いと思います。OPEN選考の場合は、入社後に配属先が決まるので、初期配属先にそこまで強いこだわりはない人や、複数の部署に興味があり、さまざまな部署を経験しながら、幅広く住商というフィールドで挑戦したい人におすすめです。ちなみに、25年4月入社の実績では、OPEN選考とWILL選考の倍率はほぼ同じでした。
実際、インタビューを読んでも分かる通り、倍率は同程度であると明言されている。
そのため、今年も募集が開始された場合一度全ての学生が検討してみるべき採用であると言えるだろう。
しかし、最後に1つだけ注意事項があるとするならば、本WILL選考はOPEN採用との併用ができない。
丸紅のキャリアビジョン採用などは本選考との併用も可能であったが、それができない仕様なのだ。
やはり、確約採用の中ではかなり緩めの、OPEN採用等の通常選考+α程度の選考設計となっている以上、本選考で十分住友商事との適性まで確認し切れるとの判断からだろう。
となると、強い希望部署がある、あるいは強い志望理由を特定部署に対して作れる過去経験を持つ学生はまずWILL採用を検討する、そうではない学生についてはOPEN採用をまず検討するのが良いと言える。
選考フローにいては、上記の通りほとんど大差なく、倍率にも有意な差はないので、あとは自分自身がどちらの方が内定しやすそうかで決めてしまって良いだろう。
住友商事 本選考|OPEN選考
さて、住友商事OPEN選考は、昨年までと同様以下のフローで選考が進んでいく。
1.書類選考+テストセンター
2.1次面接
3.2次面接
4.3次面接(実質の最終面接)
5.4次面接(内々定)
本選考スケジュールについてはまだ発表されていないが、特に変更がなければ以下のようになるはずである。
スケジュールが発表され次第、上記更新する。
これから、各選考について掘り下げて詳しく解説していく。
実際に筆者含め複数人の内定者が経験したリアルな選考を綴るため、非常に参考になるだろう。
全てのベースはここ 書類選考 | テストセンター
まず、ESの設問(面接前に記入)が以下の通りある。
面接で話したい内容の概要をそれぞれ30字程度で記入してください。(最大5つ)
加えて、1分間の自己PR動画(任意)の提出がある。
テストセンターは、総合商社の選考で良く用いられているC-GAB選考。
イメージはテストセンターで受ける玉手箱だと思ってもらって相違ない。
非常に時間がタイトなことで有名。特に英語は帰国子女でも終わらない。
問題のストックはSPIテストセンター対比で非常に少なく、数回受験するだけでほぼ既出の問題になるため、事前に数回受けて問題をストックしておくように努めたい。11月のこの時期はC-GABの点数が上がりきっていない場合が多いだろうが、ボーダーは総合商社内でもトップクラスに高く、7割を余裕で超えている。
課される科目は、言語、非言語、英語、適性検査(性格)だ。
そして、各総合商社のC-GABボーダーは下記の通りである。
丸紅>住友商事>伊藤忠商事>三菱商事>三井物産
それぞれの詳しいボーダーは各社のnoteで解説しているためそちらを参考にして欲しいが、上記の通り住友商事のボーダーは総合商社で2番目に高い。
さらに、選考にC-GABを使用する企業が増えたことで、C-GABのボーダーはどの企業でも上昇していると想定され、今年は例年以上に高い可能性もある。そのため、余裕を持った通過を狙う為には8割近く得点したいところだ。
テストセンターは◯割を目標に
総合商社の書類選考の通過に必要となるテストセンターの点数は、年々上昇傾向にある。
24卒時点の住友商事は、65%を取れば問題なく通過できると言われていた。25卒のインターンシップ選考を見ている体感ではあるが、8割は必要になるのではないだろうか。
動画選考|出さなくても良いと言われるが実は〇〇!!
毎インターン・本選考必ず課される、40秒の自己PR動画。
例年通りであれば、自己PR動画の提出がインターンシップや本選考の合否を分けることはほぼ無い(実際、動画未提出でインターン参加・内定を複数観測)ため、特に書くこともない。
…ところであったが、今年からなんと秋インターンにてデザイン思考テストがSS評価にも関わらずWebテスト落ちしている人を複数人観測している。
そのため、SNS・インターネット上では出さなくても良いという声が依然多いが、絶対出した方がいい。というか出すべきである。
伊藤忠商事をはじめとする他の総合商社とは異なり、「自己PR動画を提出しない=落ちる」ではないが、私はあくまでも提出をオススメする。
また、25卒メンティーの子がこの動画について本当に見ているのか社員の方に確認してくれた。
すると、次のような回答であった。
「見てますよ。普通にちゃんと見てます。」
…見てますね。必ず出しましょう。
実はこの先の面接は〇〇をベースに展開される!
さて、この書類+テスト選考について、選考結果に関わるのはほとんどがテストセンターと動画なのだが、今後の面接を踏まえた時に最も大切なのはそこではない。
そう、「面接で話したいこと」として30字程度で5つ回答した、アレである。
と言うのも、住商の面接では、1次〜最終に至るまで、全ての面接でこの最初に「話したいこと」として答えた5つを手元で参考にされながら面接が展開されていくのだ。
つまり、この5つは本当に深く吟味して提出する必要があると言える。
確かに、各面接の冒頭で自己紹介をする場面はあり、そこで改めて挽回することは可能なのだが、それ以上に面接官がこの5つを気にして深掘りを進めてしまう事例も多数聞いている。
30字と言う短い字数であること、また最初に提出するからこそそこまで面接での深掘り等を想定せず簡単に提出してしまう学生が多いが、本noteの購入者は徹底的に吟味して作成したい。
緩さにビックリ!? 雑談ベースの1次面接
さて、めでたく書類選考を通過すると1次人物面接に案内される。
本面接はオンライン(Teams)で行われ、面接官1:学生1の個人面接である。
面接官の方は人事ではなく現場の方となり、20代後半〜30代後半あたりの中堅社員が登場することがほとんどのようだ。
面接時間は30分で、通常の個人面接の進め方で進んでいく。
【面接の流れ】
1. 自己紹介
2.主に自己紹介で触れた(あるいはESで触れた)ガクチカの深掘り
3. 逆質問
4.最後に一言
本面接で驚くところは、その穏やかさだろう。
もう、さながら雑談のように面接が進んでいくため、面接後に良くも悪くも手応えのない感覚で終える事例を多く聞いた。
具体的に聞かれることは次のとおり。
【ガクチカ関連】
・自身の役割は?
・最終的な成果はどんな感じだったの?
・最大の困難は?どうやって乗り越えたの?
・成果に対する自己評価を教えて
・改善するならどう変えていく?
【自分自身関連】
・この経験から自分はどう成長した?
・そもそも自分ってどういう人って周りから言われる?
・君のモチベーションの源泉は?
【その他】
・最近気になったニュースは?
・若年層のSNS利用に対する社会的弊害について君の意見を教えて
まず、住友商事への志望理由やキャリアビジョン、志望部署ややりたいことなどの将来の話を聞かれた事例はほとんどない。
まず、この点はそこまで深く準備しなくても良いと言える。
その上で、この面接ではガクチカの中でもその過程で得た成長や自分なりの振り返りなど、過程ではなくその後の部分に評価の重きを置かれている節がある。(実際この部分をうまく答えられた学生が通過している)
そこで、上記質問への準備を一対一対応で行うのではなく、ガクチカとしてアピールしていきたい活動全体をしっかりと振り返り、学びを言語化し、それを今後の社会人生活にどう活かしていきたいかまで考えを及ばせておきたいだろう。
加えて、「その他」に挙げた時事的質問にも注目したい。
メンティーの中には突然時事的質問を面接終盤でぶつけられ、その回答が上手くいったことでそこまでの手応えがまるでなかったにも関わらず通過した事例を聞いている。
また、残念ながらその逆もだ。
住友商事では、本面接だけに限らず2次〜3次においても、突然社会理解を問う質問をぶつけてくることがある。
こうした質問は、面接の受け答えの文脈の中から自然に出てくるのではなく、恐らく事前に一部の面接官が用意していて、その面接官に該当した学生が受けることになると推測される。(実際、メンティーからのレポートでは何の脈絡もなく突然時事的質問をされたとのこと)
それこそ、半分以上の学生は聞かれることがないのだが、1件や2件ではなく10件程度は時事的質問をぶつけられた事例を聞いたので、必ず準備しておくべきと言って良いだろう。
今後もメンティーから集めた面接レポートがあればどんどん追記していくので、ぜひ確認して欲しい。
また、26卒の面接が始まり次第その速報も追記してくので、また面接が近くなったら必ず見返すように。
住友商事 インターン選考の優遇は一次面接のスキップ
さて、ここから先はインターン通過者と合流することになる。
そこで、軽くではあるがインターンシップの優遇について説明しておこう。
住友商事のインターンシップに参加すると様々な優遇が手に入るが、その中でも内定に直結するのが①メンター社員と②本選考での選考免除である。
住友商事はインターンに参加できる学生の数が他の総合商社と比較して相当多いため、住友商事はインターン経由での最終内定率が総合商社内でダントツで低い。(と言っても、本選考ルートよりは全然高いのでインターンに行く価値は十二分にあるが)
インターンシップ参加組からの内定率は20~30%程度。本選考からも50人程度内定している。
そのため、インターンにて少しでも高い評価を獲得して本選考の面接に合流しないと、総合商社は他社同様評価は全て蓄積されている以上、そしてインターン経由での内定数は毎年ほぼ同じであることから、かなり厳しくなると考えられる。
また、インターンが能力適正・総合商社適性を見る意図が多分に含まれた選考であるという点も大きいだろう。
というのは、当然能力適正・総合商社適性は評価において面接でのパフォーマンス以上に重要視する(より、業務でのパフォーマンスに相関が強いからこそ)と考えられるため、ここで評価面で劣後を取ることはかなりのディスアドバンテージになると思われるからだ。
なお、優遇に関しては全員共通でWebテ・1分間のPR動画提出の1次選考と、オンライン個人面接である2次選考(1次面接)をスキップした状態でスタートする。
住友商事は、面接が合計で4回(他の総合商社より1回多い)で、最終面接はほぼほぼネガティブチェックと入社意思確認である以上、インターン経由組は実質面接2回で内定であると言えるので、相当優遇自体は強いものと思われる。
【3/11・3/12追記】26卒 最新1次面接情報
さて、いよいよ本日から行われている本選考1次面接について、早速初日枠を受験した学生からレポートをいただいたので、それらを以下にまとめる。
【事例1】
・日時:3.11
ー時間:12.30〜13.00
・面接概要
ー面接官の人数:1
ー面接の雰囲気:和やか
ー面接官の年齢:30くらい
ー面接官の所属:不明
・面接の流れ:アイスブレイク→ガクチカ深掘り→学業深掘り→逆質問
・聞かれたこと(覚えている限り全て):
ガクチカ概要
難しかったこと
対処法
学んだこと
どう活きてるか
次やるならどうする?
学業では何してる?
難しいところ
楽しいところ
学業での将来の目標は?
海外経験について、何を学んだ?
逆質問
・答えるのに困った質問:特に無し
・FB、面接官から伝えられたこと:論理的かつ感情も感じられてとてもいい。
・何を特に重視して選考していると感じたか:人となりとその場対応力
・面接前に準備して良かったこと:特に無し
・手応え:十分
・その他案内されたこと:二週間以内に結果通知
【事例2】
・研究の概要
・研究での自身の立ち位置。共同研究先や教授、先輩との関係。
・部活動の概要
・施策の実施にあたり工夫した点
・折り合い、合意形成の仕方
・サークルの概要
・施策の実施にあたり工夫した点
・折り合い、合意形成の仕方
・なぜ自身が起点となったか
※Why商社やWhy住商、気になるニュースは聞かれなかった。
以上が取り急ぎ、内容の共有となる。
全体的に、非常に一般的な質問に終始し、特に商社の志望理由やさらに踏み込んで住友商事の志望理由などは聞かれないケースがほとんどのようだ。
今後も情報があればどんどん更新する。
引き続き、更新通知を気にしておいてくれ。
2次面接 | ガクチカ中心 対面の集団面接
2次面接は、大手町(あるいは大阪)の本社にて対面で開催される。
そして、本面接が住友商事本選考最大の鬼門・集団面接になる。
本面接は、総合商社には珍しく面接官2:学生2の集団面接となっていて、面接官には50代近い役員と人事部長が座るという最終面接さながらの緊張感ある面接だ。
とはいっても、実際の雰囲気はそこまで厳かでもないようで、メンティー達は揃って「意外と柔らかい雰囲気でした」と報告してくれることが多かったので、肩の力は抜いて面接に挑んでほしい。
まず、会場に到着すると学生は待機室に集められる。
待機室には10人程度の学生が集められている。
そして、その待機室にて15〜20分程度待機兼アイスブレイク(自由に喋って良い時間)が与えられる。
なお、この雑談には選考要素は一ミリも無いので安心して欲しい。
そして、2人ずつ面接室に呼ばれることになるのだが、この一緒に呼ばれた学生は「自分と似た学歴・属性・エピソードを持った学生」である。
例えば、早慶体育会は同じく早慶体育会の学生とペアを組まされ面接室に呼ばれる。
すると、どうなるか。
勘のいい読者の方は察しただろうが、そう、
基本的に、どちらかが落ちどちらかが通過する
なんと地獄な、同じ属性の学生を見比べどちらかを落としどちらかを通過させる面接なのだ。
そして、これはメンティーから聞いた噂なのだが、「全然どちらも落ちるケースも存在しているのではないか」とのことである。
というのも、とあるメンティーによると待機室に集められた10人の学生が5グループに分かれて2次面接が行われたが、最終的に内定まで辿り着いたのは自分だけだったという。
彼らが2次面接で落ちたのか、3次面接で落ちたのかは定かではないが、3次面接の倍率がそこまで苛烈で無いことを考えると、2次面接でペア両名とも落ちるケースも全然ありそうだとのことだ。
では、逆のケースも想定できないか。これは、残念ながらほとんど存在しない。
25卒の場合、僅かに1例だけ、両名ともグループ面接を通過し最終的に内定した人がいたようだが、それ以外に内定同期に話を聞いても2人とも通過した事例は他になかったようだ。
そんな恐ろしや2次面接、流れは次のようになっている。
【面接の流れ】
1.入室
2.学生1人ずつ自己紹介
3. 面接官自己紹介
4.学生1人目面接→学生2人目面接
5.学生1人目逆質問→学生2人目逆質問(2問ずつ)
全体の時間としては50分ほどを想定されているが、当然2人で50分ということなので意外と喋る時間は短い。
集団面接の話す順番については、①面接官が指定してくるパターンと②挙手制の2つのパターンがある。早期選考、本選考に関わらず、面接官によってどのパターンを採用するか変わるようだ。
具体的に聞かれることとしては、ここではまだガクチカの深掘りが中心となるのだが、ここでも2次同様自己紹介を前提にというより最初に提出したESを前提に面接が進められる点に注意したい。
何なら、面接官によっては最初にESで提出した5つの事柄を眺めながら「どれ聞いて欲しい?」と学生に問うてくるケースがある。
あるいは、最初のES部分の中に住友商事への熱意をアピールする項目を入れている学生については、その点について積極的に聞かれることが多い傾向。
ということは、ES時点で1つは入れておいた方が良いと言えるだろう。
そうした項目を入れていない学生についても、本面接から志望動機やWhy住友商事についてもある程度聞かれるため、準備する必要がある。
また、本面接は先述の通り人事部長や役員クラスの面接官が質問をぶつけてくるため、雰囲気こそ柔らかいもののかなり深掘りの程度は厳しいものを覚悟する必要がある。
実際、「他には?」と無限に深掘りを喰らうケースは相当に散見されている。
2次面接を通過すると、優秀層には面接後すぐに電話がかかってきて、次の3次(実質最終)面接を予約するように言われる。
ここでは、なるべく早めのタームを予約するように。
後ろに行けば行くほど内定率は下がる(内定者全体で質を担保する必要がある性質上、先に同じ属性・能力の優秀者を採用している場合取ってもらえない可能性がある)ためだ。
内定者の意識 | 同属性が集められる点に着目
集団面接に苦手意識のある学生も多いのではないだろうか。他の学生に見られながらガクチカを話す、志望動機を話す経験はなかなかない。
複数内定を獲得した学生が集団面接時に意識していた点は以下の2点である。
①できるだけ1番手で話す
②自分より前の学生の弱い部分をカバーする
特に、2点目の「自分より前の学生の弱い部分をカバーする」は住友商事に限らずどの集団面接でも意識してほしい。
住友商事の事例では、体育会での活動をメインガクチカにしていた学生2名が集団面接で同一タームとなった。
1人の学生が、コロナ禍で活動制限がかかったタイミングでメンバーのモチベーションを向上させるため、1on1のオンラインミーティングを導入した話をしていた。
それに対しもう1人の学生は、対面活動の制限を緩和するために他の部活動を巻き込んだうえで大学と感染対策のプロトコルを定めた話をした。
コロナ禍、部活動、リーダーシップというガクチカの構成要素は両社ともに非常に似通っている。
似たような属性が集められる住友商事の集団面接だからこそ、相手より自分が優位に立てるポイントはどこかを考えながら回答内容を作りこんで欲しい。
商社の深掘り
住友商事に限った話ではないが、商社の面接では「なぜその行動・選択をしたのか」について深ぼられる。志望動機にも繋がる話ということを意識し、自分なりの回答を作り上げよう。
ガクチカの話と志望動機は繋がっていた方が自然。自分が頑張るモチベーション(志望動機)と自分が頑張ってきたこと(ガクチカ)が一致していないと、採用する側としてはどうしても不安が残る。
【3/12追記】 26卒 2次集団面接最新情報
さて、今週からインターン経由の学生に向けて本選考2次面接が行われている。
そこで、早速面接を受験した学生から情報提供を複数いただいたので、早速以下に追記する。
【面接事例1】
・日時:3/11 13:30〜
ー時間:1時間(待機時間含む)
・面接概要
ー面接官の人数:3
ー面接の雰囲気:非常に穏やか
ー面接官の年齢:若手、中堅、ベテランの3人
ー面接官の所属:人事2人、部長級1人
・面接の流れ:
待機室で10分ほど待機、2人ずつ呼ばれる。呼ばれた後は通常通り面接開始。
自己紹介1分、ガクチカ深掘り、逆質問、最後に一言の流れ
・聞かれたこと(覚えている限り全て):
ガクチカ深掘り(団体の構成、なぜ取り組みを始めたか、困難だったことなど)
ガクチカをふまえて、なんで商社に興味があるのか
・答えるのに困った質問:
色々挑戦してきたみたいだけど、起業はしなかったのはなぜ?
・FB、面接官から伝えられたこと:
とくになし、はじめに緊張せず相互理解の場として活用してほしい旨を告げられた
結果は一週間以内に連絡
・何を特に重視して選考していると感じたか:
ガクチカと商社とのマッチング
デベと同じノリ(価値観のまとめかたを押し出す系)で受けたが、明らかに刺さりにくかった。逆にビールの売り子をやっていた隣の人(人の懐に入り込む力を押し出していた)は、非常にウケていた
・面接前に準備して良かったこと:
最後に一言、逆質問
・手応え:
隣が強すぎたのでなんとも言えないが、出し切ることはできた
・その他案内されたこと:
結果通知以外とくになし
【面接事例2】
・日時:3月11日
ー時間:午前
・面接概要
ー面接官の人数:2
ー面接の雰囲気:笑顔ある優しい2人だった
ー面接官の年齢: 30代と50代
ー面接官の所属:メインで話す方は30代の人事、国内事業を担当するコーポレートの50代の方はサブで時々質問を入れてくる程度
・面接の流れ:待合室で待機して、学生2人で入室。
人事の自己紹介
学生の自己紹介
学生1のガクチカ→深掘り
学生2のガクチカ→深掘り
学生1の商社志望動機→深掘り
学生1の商社志望動機→深掘り
逆質問
・聞かれたこと(覚えている限り全て):
(ガクチカ)自己紹介にこのあと話したいガクチカを含めつつ話して下さいと言われた。その後、話したいガクチカはどれですかと言われて、一つについて深掘りされた。深掘りは一般的な内容で、始めた動機や困難だったこと、その組織内での役割、等
(志望動機)Why商社を細かく聞かれた。私の場合、弱者救済的な志望動機だったのでJICAなどの政府系機関ではダメなのか、等比較が求められた。
・答えるのに困った質問:
経済的価値と社会的価値のどちらかを選ばないといけない時、あなたはどっち選ぶ?
・FB、面接官から伝えられたこと:
FBはなし。2週間以内に連絡する。
・何を特に重視して選考していると感じたか:人柄7割、志望動機3割
一般的なガクチカ質問で、学生の人柄を見てる感じだった。おそらくWhy商社はこの後の3次でもっと詰められるのだと思う。
・面接前に準備して良かったこと:
志望動機を原体験と人生の目標と繋がるよう意識した。「この事業が魅力的!」だけでは弱いと思う。
・手応え:あり
・その他案内されたこと:当日夜メールで通過連絡
以上になる、ぜひ参考に準備を進めて欲しい。
実質の最終面接 3次面接 | 1対1の人物面接
2次面接を通過すると、いよいよ実質の最終面接となる3次面接だ。
本選考は非常に特殊で、まず15〜20分程度で小論文を書き、そのあと人事面談が控えている形で設計されている。
また、実質の最終面接ながら通過率も非常に低く、30%程度ではないかと推測される。
インターンシップ経由の早期選考組でも、落ちている学生の多くはこの3次面接の段階であった。
小論文 | 倫理観のある回答を心がけよう
まず面接会場に着くと、学生全員で15〜20分、字数800時程度の小論文試験を課される。
お題は人によって異なるが、そこまでプール数があるわけでは無いので、事前に出回ってしまうことが多く、25卒の場合もそうであった。
【25卒お題一覧】
・SNSの普及についてどう思いますか
・グローバルな人材になるために必要なものはなんだと思うか
・あなたの大切な価値観は?
・サステナブル社会の実現をするにはなにが必要だと思うか?
・AIが広がったらどうなるか?
3次面接の合否は人物面接+小論文試験を総合して判断されるが、本試験は実は倫理的に問題のある人を弾くための倫理観チェックとして行われている側面がほとんどなので、合否に占める小論文のウェイトはそこまで高くないと思われる。
そのため、大したコツなどもなく気軽に受けてもらって問題ないのだが、強いてできることとしては「住友商事の事業理念に則った」回答をするということではないだろうか。
以下に、住友商事の事業理念を紹介する。
参考にしてほしい。
①信用・確実
②浮利を追わず
③自利利他公私一如
④進取の精神
⑤事業は人なり
総合商社が持つ力は非常に大きく、社会に与えるインパクトも非常に大きくなる。浮利を追わずという考え方は財閥系商社として大きな影響を与え続けた住友商事を象徴する考え方と言えるだろう。
短期的な利益を追い求めるのではなく、長期的に良い影響をもたらし続けることが出来るようにする、といった趣旨の回答をすれば特に問題はない。
あと、住商側が紙と鉛筆を用意しているのだが、めっちゃ書きにくいらしい。笑
人物面接(30分程度)
人物面接の面接官は、人事の方が出てくることが多い。
しかも、決して人事部超級の方ではなく、2次面接では役員クラスの面接官であったにも関わらず、実質の最終面接である3次面接は30代〜40代の普通の人事社員が担当するケースが多いようだ。
ここまでくると、聞かれることはとっくにガクチカ→人物理解・志望動機把握の質問にシフトしており、したがって質問も人によって多岐に渡る。
だが、複数の面接体験談の報告をもらい、往々にして以下のような質問をぶつけられることが多い。
【自分について】
・自分が考える自分の強み・弱み
・自分はどのような子供だったか
・自分の大切な価値観は?
・自身が人生で影響を受けた人は?
・自分の人生一の決断は?
・その決断をしなかった場合、どのような人生になっていたと思いますか?
【過去の経験について】
・学生時代に力を入れた活動
・高校以前の活動
【時事系質問】
・最近気になったニュース
・最近理不尽に感じたこと
若めの人事の方が面接官ということもあり、穏やかな空気で進行する。
しかし、質問についてはこれまであまり聞かれたことのないようなかなり特殊なものも混ざっており、一筋縄ではいかない面接と言えるだろう。
特に、上記太字にしたような質問はかなり特殊な質問で事前に想定しておくことが難しく回答に詰まった学生が多いだろう。
このような質問は、メンティーからのレポートによればおそらく向こう側で事前に用意していた質問のようで、全く話の文脈関係なく突然聞かれたという。
そのため、事前の準備としてはかなり難しいものがあるが、上記挙げたような少なくとも昨年聞かれた質問については想定回答を準備しつつ、それ以外の質問にも対応できるよう、自分自身と住友商事への理解を深めるよう徹底するしかないだろう。
面接対策 「最近気になったニュースは?」
とはいえ、メンティーからのレポートに頻出する質問については深く準備しておくべきだ。
そして、その1つがこの「最近気になったニュースは?」の質問。
日系企業、外資系企業の枠を超えて頻出の問題であり、住友商事の面接でも1次面接からやたら頻出する「最近気になったニュースは?」について対策していきたい。
最近気になったニュース、非常に抽象的で答えづらい質問であるにも関わらず、「なぜ興味を持ったの?」と深掘りされる。
面接官によっては「ニュースの概要を教えて」と質問されるので、苦手意識を持っている学生も多いのではないだろうか。
「最近気になったニュースは?」という質問には、大きく分けて3つの意図が込められている。
①大局的な社会情勢に意識を向けているか
②その学生は何に興味を持つのか(ガクチカ、志望動機との繋がり)
③簡潔に説明する能力があるのか
自分の研究内容に近いもの、ゼミで扱った内容が社会で実際に起きている事例を挙げると、学生時代に力を入れた活動や志望動機との繋がりも容易にアピールすることができる。
「最近気になったニュース」はあくまでも導入である。住友商事はこの質問を通して、この学生は何に興味を持つのか、どんな経験をしてきたのかを引き出したいのである。
23卒以前の質問 | 「強みと弱み、10個答えて」
23卒以前は、最終面接の段階で、「自分の強みと弱みをそれぞれ10個答えて」というほぼ無茶ぶりのような質問が伝統的に行われていた。
もちろんこの質問は学生たちを困らせるため、というわけではない。住友商事人事部の社員曰く、強みと弱みは3個程度なら用意できるものが、10個となると厳しくなる。本当にその人が持つ強みと弱みは最後の3つとして表出するという考えからのようだ。
同時に、強みと弱みを10個答えてという質問があまりにも有名になりすぎて、これからも使い続けるかどうかは考えているという話もされた。
ポテンシャル採用の気質が強い住友商事だからこそ、住友商事で何をやりたいか、自分はどういう人間かをアピールすることが、内定への近道となる。
早期選考ほど注意 | 志望度を疑われると詰められる
ここで「第一志望が住友商事ではないのでは?」と思われると選考突破は途端に難しくなってしまう。特にデベロッパー業界、金融業界、コンサルティング業界をはじめとする他業界と併願している学生ほど、住友商事の人事面接で詰められて落とされている。
また、当然であるが本面接でも徹底的に志望度の深掘り質問はある。
必ず第一志望と言い切ること、そしてそれに足る十分な志望理由を分厚い熱量を含ませて相手にぶつけられるよう、徹底的に準備してくれ。
学生側としては、総合商社を志望する理由を強く打ち出したうえで、住友商事でやりたい事業で第一志望であることを説明していく流れが望ましい。
総合商社の志望理由→住友商事で何をやりたいか
志望度を詰められたときは | 特にOPEN採用を受ける学生は必見
集団面接を突破した後の個人面接では、本当に住友商事が第一志望なのかを徹底的に確認される。
特に志望事業を明確に設定していない学生にとって、住友商事が第一志望だと納得させるのは至難の業だ。
24卒までの住友商事は原則として、プロフェッショナル職(いわゆる総合職)採用であったため、志望度で落とされるケースが頻発した。
25卒からはWILL採用が始まるため、OPEN採用では「なぜ住友商事でないといけないのか」という質問に苦労する学生が増えると予想される。
志望度を疑われている状態からの逆転はなかなか難しいものの、逆転する方法はいくつか存在する。
①住友商事で興味のある事業を複数答える(=魅力的な事業が多すぎて悩んでいることを伝える)
②住友商事で働く人に憧れたエピソードを入れる(先輩、OB、メンター)
③他商社のここが違うな、と思ったポイントを伝える
どうやって第一志望を伝えるか? メンティーの事例紹介
12月上旬に住友商事第一志望で見事内定したメンティーの、「Why住商」解答例を追記予定です。
【3/17追記】 最新26卒 本選考最終面接情報
さて、本日から行われている最終面接について、早速受験した学生から情報提供をいただいたので以下に追記する。
まず、今年から小論文試験は行われていないよう。
そして、その代わり今年から25分の小試験が行われいてる。
内容は以下の通り。
【小試験について】
・GAB 図形問題
・オリジナル 性格診断問題
・オリジナル 並べ替え問題
これを終えると、順に最終面接に呼ばれていく。
聞かれていることは昨年までと変わらず、基本的なことばかり。
しかし、最終面接ならではの緊張感と鋭さがある。
【聞かれたこと】
自己紹介と軽い志望動機
志望動機深堀(具体的に)
他の業界ではだめ?
大学進学時の想いと留学までの経緯
学生時代にチームで取り組んだ経験
大変だったことと解決方法
大学以前のチーム経験
どういう時にストレスを感じるか、ストレス発散方法は何か
アルバイトの開始時期や業務内容等の情報確認
アルバイトで大変だったこととどうやって乗り越えたか
最後に一言 or 逆質問
4次 最終面接(意思確認)
3次通過連絡を受けた諸君、おめでとう。
君の内定は99%確定している。
人事部長との意思確認 志望動機も聞かれるため注意!
3次面接(人によっては4次面接)を終えると、最終面接である。
最終面接ではもう一度志望動機を聞かれるが、ほぼほぼ意思確認である。
最終面接の面接官は人事部長であり、時間は10分程度。
大手町本店の応接室で行われる。
この時点で全ての学生に内定を通知する書類が準備されており、軽く志望動機の確認等を受けた後、その場で内定の通達と通知書類の手渡を受けることになる。
ただし、基本的に絶対落ちない意思確認の面接ではあるのだが、過去に1人だけここで落ちた人がいる。(何したら落ちるねん という感じではあるが)
そのため、100%内定するとは言えず、一応念の為これまで話したことと志望動機の再確認程度はしておいてくれ。
内定者の属性
最後に内定者の属性について軽く紹介する。
体育会少なめ 無属性でも内定を狙える?
総合商社には体育会、理系院生、海外経験という属性の内定者が多い。
総合商社の中でも住友商事は海外経験の無い文系が比較的多く、無属性の学生についても数人だが存在している。
また、体育会属性が他の総合商社と比較して少ないと言った特徴が挙げられる。
25卒内定者で言えば、慶應の体育会でも3〜4人程度しかいない。
現役の社員も含めて、住友商事の内定者には非常に落ち着いた雰囲気で真面目な人が多い印象を受けるから、その印象とも割と合致するところであろう。
伊藤忠や丸紅を蹴る学生は一定数存在
総合商社の複数内定事情であるが、流石に三井・三菱を蹴って住友商事に内定承諾する学生は25卒には存在しないようだが、25卒住友商事の内定承諾者の1/3前後程度は伊藤忠か丸紅の内定も取っていて、それらを蹴って住商に意思決定している。
伊藤忠を蹴るということについては驚きであろうが、特に女の子の内定者を中心に住友商事を選ぶ学生が一定数いるようだ。
また、五大飲み等に参加すれば分かるが、伊藤忠と住友商事ではマジで雰囲気がまるで違う。
そのため、住商の雰囲気の方が合うという学生が一定この選択をするだろう。
加えて、住商は財閥系商社ということもあり、伊藤忠より福利厚生が充実している。(かなり)
この点も踏まえて、迷った結果伊藤忠を蹴って住商に意思決定する学生は一定数いるとのことだ。
とはいえ、比率としてはさすがに伊藤忠を選択する学生の方が多く、ざっくり10人複数内定者が入れば3〜4人は住友商事を選択するくらいの割合感だ。
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ここまで読んでくれた君、本当にありがとう。
これが、私が経験した住友商事本選考の全てであり、そこから君たちに伝えられる私の全てだ。
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