【モニター用】伊藤忠商事 完全攻略 for26卒
【11/20更新】
・26卒 インターン2次面接の最新情報追記
【11/6更新】
・26卒 インターン1次面接の変更点を追記
・上記に対する対策にも言及
こんにちは。
x(旧Twitter)で情報発信をしているロミというものだ。
内容の紹介に入る前に、筆者自身の実績を書いておく。
・早慶
・非留学・非体育会
・10月から就活開始
・商社内定者・社員は周りにゼロ
このような状態から、三大商社・日系戦コンを始めとする7社から内定を獲得した。
何も変わったことはしていない。情報収集をして、面接対策をして、ESを出して面接を受けただけだ。
だが、それらを徹底的にやった。
総合商社は就活生に1番人気の業界といっても過言ではない。
ましてや近年は就活の早期化の影響もあり、他業界志望は早々に就活を終え、選考時期が遅い商社にはエントリーすらしない。つまり、商社の選考とは全員が本気で内定を取りにきている場なのである。
そんなガチ勢達は、情報収集についても抜かりはない。ワンキャリアに目を通し、OB訪問をし、サークルの先輩からも話を聞いてくる。
だが、ほとんどの人が重要なことを理解していない。何を聞かれたかとか、何を対策したとか、そういった断片的な情報しか拾えないのが事実である。
残念なことに、これでは理想的な選考対策とは言えない。
面接の雰囲気はもちろん、それぞれの質問をされた時に何を考え、どんなことを喋ったか、それに対する面接官の反応はどうだったか、ここまでセットで聞かないと意味がない。
多くの就活生が先輩やワンキャリから手に入れている情報は、「何を聞かれたか」という質問単体である。しかし、面接という極めて特殊な場から独立した質問など、文字の羅列に過ぎない。「◯◯の◯次面接」という箱庭の中で生きている質問なのだから、その面接の全てを理解して初めて意味が生まれる。
この記事では、それが可能になっている。この記事を読んだ後、実際に伊藤忠商事の面接を経験したかのように感じるだろう。「面接の情報を手に入れる」というレベルはなく、「臨場感溢れる面接を経験する」ことができる。
昨年、インターン1次面接直前に面接内容とその攻略法を配布した。
1,000文字弱の軽い内容だったが、いただいた声がこちらだ。
これでも一部だが、「全く知らなかった」「想定していなかった」という声が多いことに驚いた。
何せ、私がお伝えしたのは、せいぜい無料で配布できる程度の本当に基本事項だったからだ。
と同時に、多くの就活生がアクセスできる情報は、せいぜいワンキャリに載っている程度の想定質問が限界で、あとはガクチカと志望動機を模擬面で詰めているだけであることに気づかされた。
例えば、以下のような情報は本noteでしか紹介していない限定情報である。
面接に関して
本選考・動画選考に関して
こういった情報は、実際に選考を受けた先輩等が周りにいたり、総合商社を本気で目指す集団を形成できていないと事前に入手することは相当困難である。
しかし、全て知らないと確実に大きな差となる情報ばかりである。
伊藤忠商事は、録画・1次・2次・最終の全てが人物面接である。ケース面接は行われない。おそらく、人物面接だけで選考が行われる企業の中で、間違いなく最上位の企業が伊藤忠だろう。
だからこそ、本当に伊藤忠を志望し、理解し、攻略している人でないと、内定には辿り着かないのだ。
なお、記事内では便宜上インターンと本選考で分けて体験談を書いているが、面接対策を行う上ではどちらも目を通してほしい。
伊藤忠商事の面接という点で、本質的に見られている点に相違はなく、体系的に面接対策を行うことで効果が出る。
目の前の面接だけでなく、最終面接の中身まで完全に理解した上で面接に臨むことで、他の就活生よりも視座を高めることができる。
また、本記事の購入者特典として、購入者限定の情報交換オープンチャットに招待する。
これは単に交流を見守るオプチャではなく、こちらからガンガン情報を提供していくものだ。
当然、6月までしっかりサポートする。
上記のような理由もあり、この記事の購入者数は一定数で抑えるつもりである。
全員が内定しないと意味がない上、世に出していいレベルを遥かに超えた完全攻略している情報だ。さらに、より臨場感を伝えられるよう、筆者自身の体験談を超具体的に、ガクチカや志望動機も隠すことなく伝えているので、多くの人の目に触れるのは望ましくない。
一見、少々値が張るように感じるかもしれないが、購入した後には安すぎると感じることだろう。
それぐらい、従来のnoteとはレベルが違う。
加えて、今年度の面接情報提供や質問回答等も購入に含まれており、note内情報以上の価値提供があると思ってもらいたい。
万が一、内容に納得がいかなかったら、「どういう情報が欲しかったか」をぜひ連絡して欲しい。
迅速に追記するよう、動く。
このように、内容に絶対の自信を持っており、購入者全員を内定に導く準備ができている。そのため、何がなんでも伊藤忠の内定を勝ち取りたい、という人のみ購入するようお願いしたい。
また、上述したようにこの記事は購入者数を抑える必要がある。そのため、一定部数ごとに機械的に値上げし、値下げは一切行わない。
本選考を受ける予定の人であっても、本気で内定を取りに行く人であれば歓迎する。今から対策し、内定への磐石な体制を整えよう。
それでは本編に移る。
覚悟を持って内定への切符を手に入れてくれ。
購入ありがとう。
ここから先は勇気を持って一歩踏み出した君だけが手に入れられる内容だ。
俺が持っている伊藤忠攻略ノウハウを全て詰め込んだ。
購入者特典の受け取り方は記事の最後に書いてあるからチェックしてみてくれ。
最初に言っておくが、当記事内の一部およびすべてを転載、複製、改変または配布、印刷等、第三者の利用に供することは禁止させてもらう。
発覚次第、それ相応の措置を取る。
ここから先は君の内定を確実なものにするための貴重な情報が満載だ。
ぜひ独り占めして伊藤忠の選考を無双してほしい。
もしも他の誰かがPDF化、配布などを行っていることを発見したら連絡をくれ。お礼は存分にさせてもらう。
では、インターンの話から早速進めていく。
インターン概要
伊藤忠商事のインターンは、24卒までは4Daysだったが、25卒から冬に合計2回いずれも5daysに変更された。外苑前の本社にて行われる。
加えて、今年からはなんと3回の開催に増設された。
昨年同様12月と1月開催に加えて、2月開催の追加だ。
しかし、2月は12〜1月に開催される他の総合商社のインターンと被ることを避ける多くの学生の希望が殺到する可能性が高い(既に発表された豊田通商のインターンと1回・2回は日程が被っている)ため、志望度の高い学生は第1回・2回への応募をお勧めする。
第1回:12/12(木), 12/13(金), 12/14(土), 12/16(月), 12/17(火)
第2回:1/9(木), 1/10(金), 1/11(土), 1/14(月), 1/15(火)
第3回:2/13(木), 2/14(金), 2/15(土), 2/18(月), 2/19(火)
上記日程から分かる通り、ちょうど3日目と4日目の間に土日が来るようにインターンが組まれているが、伊藤忠のインターンは基本的に全ての班が作業が終わるわけなく残業するので、この日曜は休みではない。
ちなみに、一昨年までも同じような日程の組み方で土曜と日曜が休みに設定されており4Daysだったが、これも実質残業で両方潰れるのが当たり前なので結局例年何も変わらず実質6Daysである。
インターンは昨年までは12月と1月の合計2ターム、各回35〜40人程度の参加となり、25卒に関してはインターン参加者全員が早期選考に招待された。
しかし、今年から日程が増え参加人数も増えると予想されるため、全員とはいかない可能性がある。
インターンから早期選考に進んだ場合、内定率は50〜60%程度となる。
また、12月と1月で参加学生の属性が若干異なり、その辺りの違いについてはインターンの項で詳しく解説している。
選考は他の総合商社冬インターンと比較して早いため、夏頃から計画的に準備を進める必要があるだろう。
選考フロー
1.ES
2.Webテスト・動画選考
3.1次面接
4.2次面接
5.インターン
今回は面接対策をメインにしているが、ESと録画選考にも軽く触れておく。
全ての情報は引き継ぎされる。注意が必要なES
伊藤忠のインターンESは本選考ES同様設問が多く、1設問あたりの文字数が少ないことが特徴。
ES設問は、以下の通り。
比較してもわかる通り、25卒のES設問とほとんど同じ、このことからもインターンでの評価項目に大きな変更はないことが一定推測できる。
【26卒】
・あなたの人生で、チームで取り組み、成果を上げた経験について教えてください。
・その取り組みを行うことになった背景や目的を教えてください。
・その取り組みを行う際にチームやあなた個人が定めた目標を教えてください。
・その取り組みを行う過程でどのような課題があり、解決のためにどんなアクションを行ったかを教えてください。
・その取り組みの結果を教えてください。
【25卒】
・本Workshopに応募した理由を記述してください。
・あなたのこれまでの最大の挑戦を記述してください。
・なぜその挑戦をしようと考えたのか記述してください。
・その挑戦における具体的な目標を教えてください。
・その挑戦の中で、一番乗り越えることが難しかった壁とその壁をどう乗り越えたのか記述してください。
通過率は高く、大体の学生が通過している。出した翌日にはWebテスト・動画選考の案内が届くので、おそらくほぼほぼ全通だと思われる。
ただし、全通だからといって適当に書いて良いわけではない。
伊藤忠だけでなく総合商社全般に言えることだが、商社はESから最終面接まで一貫して全ての評価を引き継いでいるので、通過を目的とするだけでなくしっかりと内容までこだわって仕上げるべきだろう。
25卒から変更あり|Webテスト・動画選考
ESを提出すると、翌日にはWebテスト・動画選考の案内が来る。ESを提出した順に案内されることになる。
Webテストは、例年はC-GABが課されるが、25卒のインターン選考は監視なし・英語ありの玉手箱だった。そのため、Webテストの得点は例年よりインフレし、Webテストで引っかかる学生は少なかったと思われる。
しかし、現時点で26卒はまたC-GABに戻ったのではないかとの話も確認した。
【10/19 加筆】
Webテストは昨年と同様、監視なしの玉手箱だった。
一方でPR動画選考、こちらはかなりの学生が落ちる。この動画選考は、AIによって一次判定がなされていると言われており、攻略方法を知っているか知っていないかで大きく差が出る。
そこで、私自身かなり徹底して情報収集・分析をした。
本選考でも同様の形式が取られていて、本選考においては動画選考が最大の鬼門となっているため、詳しい攻略Tipsは本選考内の解説で触れる。
インターン選考では、本選考と異なりお題は1題。
昨年のお題は「あなたをモノに例えると何か」(60秒)
こちらも、本選考同様HireVueでの提出で、何度も取り直し可能。
【11/6更新】 インターン最大の鬼門・1次面接、通過のコツ
Webテスト・動画選考を通過すると、いよいよ面接官との面接に入る。
この1次面接が、伊藤忠のインターン選考における最大の鬼門だ。多くの学生がこの1次面接で落ちる。
1次面接は、学生2人:面接官2人 のグループ面接。オンラインで行われる。
面接官は、1人は入社10年目程度の若手社員、もう1人は40代の中堅社員であることがほとんどだ。
なんと、26卒から大幅な形式変更があり、学生1:面接官1のオンライン個人面接に変更された。
また、面接官の年次は40〜50代で、かなりのベテラン社員が出てくるケースが多いようである。
ちなみに、伊藤忠の面接官は総合商社の中でダントツで厳しい雰囲気の方である確率が高いが、1次面接においては年次が若いこともあって柔らかい雰囲気の方が出てくることもある。実際、私の担当面接官も柔らかい雰囲気とまではいかないが、寡黙で落ち着いた特段厳しくはない方であった。
面接の内容に入る前に、伊藤忠の面接におけるよくある失敗を元に、大きな2つのポイントを示す。
1.話し方を通して「ロジカルさ・賢さ」を伝える
2.話す内容を通して「熱意」を伝える
1点目に関して、就活生の間では体育会のイメージが一際強い伊藤忠だが、実は他の総合商社と比較してもロジカルさ・賢さを求める色が強い。
非財閥ながら業界3位まで上り詰めた歴史の裏には徹底した数字への拘り・数字を支える強いロジックがあったからこそで、ケース面接などを通して分かりやすくそれらを試してくることはないものの、話し方・話の組み立てを通して論理性はかなり強く見ていると思われる。
実際、筆者は7大商社全ての選考を経験しているが、選考の過程やOB訪問を通して各社10人以上の社員と会う中で、伊藤忠の社員が最もロジックが強いと痛感した記憶がある。
一点注意点があるとするならば、決して淡々と話して良いわけではないということは言っておきたい。もちろん、ロジカルな文章構造にしっかりと商社(伊藤忠)への熱い思いを乗せて伝えるようにしよう。
2点目に関して、伊藤忠は他の総合商社と比較して「志望度」をかなり強く見ている。筆者の商社就活を通した体感では、総合商社は以下の順で志望度の強さが重要である。
丸紅>伊藤忠>三菱商事>住友商事>三井物産
伊藤忠は、インターンの時点からかなり志望度を図るような質問をぶつけてくることが多く、具体的には「なんで伊藤忠なのか?」「どこのカンパニーを志望するのか?」など、なんとこのインターン1次面接でも聞かれた学生がいるため要注意だ。(ESの設問にもあるため、ここにしっかりと時間をかけた方が良い)
特に、総合商社志望の学生は夏までコンサル就活を中心に進めている場合が多く、コンサル就活では大して志望動機を深ぼられないことから適当な準備で臨んで爆死する学生が多い。(去年筆者の知り合いも同様の理由で死にまくっていた)
総合商社はコンサル就活とは全くの別物、特に伊藤忠は高い志望度を問う質問がインターン面接から飛んでくる可能性を必ず念頭に入れて入念に準備をするよう、強く警鐘したい。
Q.志望動機はインターンの選考でも完璧に詰めていないといけないのか?
A.そんなことはない。
もちろん、しっかりと話せるに越したことはないが、インターンはそもそも会社のことを知ってもらう(という建前)ためのもの。
なぜ総合商社なのか、という部分を完璧にし、伊藤忠へ興味があってそれをインターンで確かめたい、という話し方で十分だろう。
さて、前段の面接ポイント解説に熱が入りすぎたが、いよいよ面接の内容について解説する。
面接時間は2人で30分・1人15分程度とかなり短い。流れとしては、まず簡単に自己紹介をして、その後ESと自己紹介の内容を元に面接が展開されることになる。
【11/6 修正】
流れにはついて変更ないが、時間は1人で30分行われる。
また、上述の通り志望度を問う質問がESの内容や自己紹介の内容から接続なく飛んでくることがあることに留意したい。具体的には、「なんで伊藤忠なのか?」「どこのカンパニーを志望するのか?」などだ。
15分しかない上に自己紹介の内容を元に面接が展開されるため、初手の自己紹介は自分がアピールするべき内容を強く推した形に成形するのが良いだろう。
【11/6 修正】
時間は30分程度あるが、当然基本的に自己紹介からの深掘りしか行われないので、自己紹介は引き続き自分がアピールするべき内容を強く推した形に成形する必要がある。
自分がアピールするべき内容とはつまり、「十分に構造的に整理され端的で分かりやすい表現を追求したロジカルな話し方ができる」かつ「話す内容を以って十二分に志望度を伝えられるような珠玉のエピソード」を全面に押し出した自己紹介にしろ、ということだ。
なぜなら、深掘るトピックと深掘りの程度は面接官が決める中で、15分30分と時間が限られている以上、十分に自己をアピールするためには「自分における最高のエピソードを確実に聞き出してもらう」ことが必要だからだ。
面接官を、自己紹介を通して自分のアピールフィールドに誘導する意識で事前準備の段階で逆算的に自己紹介から設計しておくことが、非常に大切となる。
後述するが、筆者も最初の自己紹介で複数のガクチカを散りばめた結果、一番エピソードの薄いガクチカを徹底深掘りされ、爆死してしまった。本noteの読者には絶対にそんなことにはなってほしくない。
インターン選考ではまだ完璧なガクチカや志望動機でなくても通るという話を前述したが、1点注意がある。
商社志望のボリューム層は体育会や帰国子女、ミスコン運営などキラキラした人が多い。
こういった人たちあるあるで、「中身がないことをさも濃いかのように話す」ことがとても得意である。
そのため、集団面接で話の濃さが同じくらいだとしても、こういった人たちがいい印象を与え、通ることが多い。
みんなも負けないように魅力的な話し方を練習することはもちろん、話の濃さも他の就活生を凌駕できるように準備しよう。
自己紹介で押し出すガクチカを決定したら、あとはそのガクチカの中身を徹底して詰める。とはいえ、1次面接は15分程度であり、深掘りでは特別鋭い質問が飛んでくることもほとんどないので、ありきたりな深掘りに耐えられる程度の準備ができていれば問題ない。
そのため、深掘り質問に対する準備は、横に広げるのではなく縦に広げることを薦める。つまり、色んな質問に対応できるようにするのではなく、よくある深掘り質問に対する回答をWhyで何度も自問して、より深い自己理解に根差した適切な表現や文章構成を追求するべきだ。
正直、この縦への深掘りに対する準備をどれほど徹底できるかで、商社就活の面接の通過率は大きく変わると思おう。
最後に、筆者の1次面接の体験談をお伝えする。筆者の場合、1次面接の面接官は40代の物静かな中堅社員と、同じく落ち着いた雰囲気の若手社員であった。そして、同じ枠で受けたもう1人の学生は、帰国子女でトリリンガル・体育会に所属する女の子だった。
正直、面接開始時点で既にESの内容を全て把握している面接官は、非留学・非体育会の自分ではなく明らかにもう1人の女の子に興味津々。自分の面接開始時の面接官の興味なさそうな顔を今でも覚えている。
しかしながら、自己紹介とその後の面接で確実に評価は逆転した。その女の子は明らかに準備不足であったため終始「ふーん」という反応であった一方、自分は圧倒的な準備量で面接官の方からかなり前のめりに質問を受け続けることができた。
伊藤忠は、男女共に一貫した評価基準でフェアな面接を行なっている。そのため、「最も準備した者が勝つ」非常に公平性の高い選考と断言できる。
事実、本選考時には女の子であっても厳しい雰囲気の面接が課された。圧迫した雰囲気に耐えられず泣いてしまった女の子もいる。
インターン1次面接を通しては、意外なことが2つあった。
1個目はガクチカのところで普段は長期インターンのことを話していたのだけど、伊藤忠ではインターンそっちのけで他の経験を聞かれた。これまであまり話したことがなかったから少し苦労した。 自己紹介で話した内容の中から聞かれたため、あまり話し慣れていないことを自己紹介で言ってしまったのはミスだったと今振り返る。
↑これ、実は伊藤忠でめっちゃ気をつけた方がいい注意点で、本選考でも友人が同じような経験をしていた。 普通自己紹介でアピールしたいガクチカのことを話すと思うが、いつも通りそうやって喋ったら「じゃあそれ以外の話を聞いていこうかな〜」って言われたらしい。
そのため、必ず自己紹介等で話さないエピソードについても話せるように一定の準備をするべきと言える。(まだ時間が大いにあるのだから)
もちろん人による。だが、自己紹介で話したことはメインのガクチカだけでなく全て聞かれると思った方がいい。
もう1個意表を突かれたことは、ESを出すときに「他に見ている業界」を3つくらい選んだと思うんだけど、それについて詰められた。
そんなの詰められると思ってないから、適当に外資コンサル、日系コンサル、みたいな感じで選んでたら、 「なんでコンサルなの?」 「外資コンサルと日系コンサルの違いはなんなの?」 とか言われた。
そんなん知るか全然商社関係ないやんって思ったけど、こういうことが聞かれる時もあるっぽい。
63人にインターン一次面接の内容を聞いてみた
さて、最後に25卒学生60人以上にヒアリングした1次面接質問集を添付しておく。
ここまで情報を載せているnoteは他にないだろうが、私は惜しみなく還元していく。
一次面接の内容についてお伝えします。
全体25分間
2:2
・ガクチカ一本勝負(1人7-8分)
1人ずつガクチカを話し、面接官2人から質問が飛ぶ。深掘りほどではないが、1人な対して5問ぐらい飛んでいた。
・最後に一言あればどうぞ
他の友人もガクチカ一本勝負と言っており、昨年とは少し違うかもしれません。
聞かれたこととしては
1.ガクチカ
2.ガクチカ深掘り
3.さいごにひとこと
といった流れでかなりシンプルな人物面接といった感想でした!
1に関しましては話す内容をエントリーシートに記載したガクチカに指定され、それについて再度説明するといった形式でした。
続けて2の深掘りがなされるような形で、一人目の面接官に動機や難しかったところに関して聞かれた後、二人目に交代してそれまでに答えた内容や曖昧な部分を追求されるといった流れで明確な役割分担があったのではないかと感じました!
最後の3は単純に聞かれて終了といった形です。
面接官:学生 2:2
聞かれた内容
自己紹介1分
ガクチカの深堀
・なぜそれをやろうと思ったか
・問題と課題は
・それに対してどうアプローチしたか
・結果と今どうなっているか
・やり直すならどこをやり直す
最後に言い残したこと
になります。
一次面接が昨日終わったので内容を共有させて頂きます。
①自己紹介
②学生自体のイチオシエピソード(ガクチカ)の深堀り
1人目にエピソードの場面や状況、成果を深堀られ、2人目にその時のモチベーションなどを聞かれた
③最後に一言または逆質問
②に関しては、特に施策に至った背景をすごく深ぼりされたなと言う印象です。
面接官の印象としては、2人とも40代男性と思われて、厳か雰囲気ながらもエピソードや自分の態度によっては時折笑顔を見せてくれるような感じでした
内容
1.自己紹介1分
2.チームのガクチカ説明
質問4個程度
・課題と施策があっているか
・施策を具体的に
・施策は効果があったのか
・結果組織にどのような影響があったか
など
3.最後に一言
面接官2 学生2
40歳くらいの方
・自己紹介
・部活始めたきっかけ
・中で果たした役割
・その中で困難、乗り越え
・バイト始めたきっかけ
・バイトの中でしたこと、その困難と乗り越え方
・最後に一言
聞かれたことは主に3点で
自己紹介→ガクチカの深堀→逆質問
の順でした。隣の子と深堀内容は大きな差はなく、典型的な質問が多かったです!
具体的な深堀質問は、
・ガクチカの中での困難だった点と乗り越えた方法
・何をモチベーション二がんばれたか
・今振り返ってみての改善点
などでした。
自己紹介、ガクチカ深堀、最後に一言で1人7分ほどでした。
・自己紹介
・これまでで最も成長を感じたこと
・どんな分野で活躍したいか
・自分の強みをどう活かせるか
・弱み
聞かれた内容としては、自己紹介で言ったガクチカの深掘り、人を巻き込む経験を経て得たもの、部活動の経験の中でどのような行動をしてきたか、ESの内容とその結果、最後に一言。でした。
2人も面接官から次々と新しいことを聞かれていくような面接で、スピード感があったと思います。
面接ではガクチカを聞かれたのち、自身の海外経験で感じたら人種差別について議論をしました。
とてもあっさり終わって、深掘りはなかったです…
一次面接終わりました。
少し硬めの雰囲気で、2対2の面接です。
基本的にESに書いたガクチカの深掘りで、その過程で少し志望理由と志望カンパニーも聞かれました。最後に言い残したことを聞かれて終了でした。
面接内容は自己紹介とESのガクチカ深掘りのみでした。(最後に1分話したいことを伝える時間もありませんでした。)
内容は本当にシンプルで
淡々とガクチカについて深掘りされました。
自己紹介
ガクチカ&深掘り
最後に一言
面接官の方2人とも優しそうな方ではありましたが、あまり笑顔はなかったです。
面接官:学生=2:2
雰囲気:穏やか
内容
①軽い自己紹介1分程度
②ガクチカ説明
▶︎深掘り
・施策で1番気に入ってるところは?
・モチベは?
・1番苦労した事は?
・なぜそれまでその施策はなかった?
③最後に一言
ガクチカは、ESに書いている事について話すよう促された記憶があります。発言内容に応じて、それは商社では〜といったところで発揮できるね、など、商社での仕事に置き換えてコメントをくれるので再現性の点が見られているのかなと感じました。
形式:面接官2名、学生2名
面接官は40代?の男性でした。
「ゆっくりと、大きな声で話すように」などの諸注意がありました。また、質疑は学生が交互に話すのではなく、1人10〜15分くらいまとまった時間があります。
面接の流れは
自己紹介(1分程度)
↓
学生時代力を入れたこと(自己紹介、ESで話したことでも可)
↓
気になった点について軽い質問
↓
最後に一言(1〜2分程度)
予定より5分ほど早く終了しました。
全体の印象として、ほとんど深掘りされないので自分からアピールしにいかなければならないと感じました。
以上です。ご確認よろしくお願いいたします。
結論、ガクチカの深掘りのみで20分の面接でした。
1.学生時代にチームで力を入れて取り組んできたことは?
2.それをやろうと思った理由は?
3.大変だったことと、それをどう乗り越えたか
1次面接の内容を共有させていただきます。
1分で自己紹介、学生時代にチームで取り組んだ経験とその深掘り、社会でどういう仕事がしたいか(伊藤忠商事の中でもそれ以外でもどちらで答えても良い)、最後に一言
面接の時間は予定よりも早く終わり、25分ほどでした。
社員2名 学生2名
①自己紹介
②人生でチームで取り組み成果を上げた経験は?
深掘り質問
③最後に言い残したこと
私は②に対して端的に答えてしまい、深掘り質問数が多かったように感じます。
一緒に受けていた学生は深掘り質問3問程度でした。
・20代男性と50代男性
ガクチカの深掘り
・背景
・目標
・アクション
他に困難はあったか
インターンの志望理由
最後に一言
全て深掘りなし
助言を頂いたおかげで志望理由を準備していて助かりました。
一次面接の内容
・自己PR 2、3分
・ガクチカ
ガクチカの深掘りが基本
・最後に伝えたいこと
ESをもとに4点質問されました。
・その活動を始めた理由
・どうしてその目標を設定したか、背景について
・行った取り組みと結果がどのように結びついていると考えるか
・他に泥臭く活動した経験はあるか?あれば詳しく
ご確認よろしくお願いいたします。
ガクチカ→深掘り→最後に一言
深掘りは人を巻き込んだ経験、反対された意見をどうまとめたか、やる気ない人間を組織に組み込んでまとめるには
について聞かれました。
- 1分ほどで自己紹介
- ESのガクチカについて詳しく教えて
- (ガクチカに関して)何を工夫して行っていたのか
- (ガクチカに関して)一番困難だった部分は何か
- (ガクチカに関して)その活動は楽しかったか
- 逆質問
基本ガクチカの深掘りしかなかったです。雰囲気としては結構穏やかでリラックスした感じでした。
基本的にガクチカの深掘りがメインで、行動のきっかけや、戻れるなら何をしたいかについて聞かれました。特に独特な質問等はなかったです!
面接官が入室してきた後にこちらの表情をみて緊張してる?リラックスしてねと言ってくれました。雰囲気は穏やかでしたしオンラインなので聞き取りにくかったら遠慮なく聞き直してと言って下さりました。
それから当てる順番を指定されESの内容を口頭で言うように支持されました。一通り言った後に2人の面接官が交互に質問する形でした。
esには書いてない他の困難であったことやそのように行動した原体験などが聞かれました。
2人ともガクチカを言い終わったあと、予定より時間が10分くらい余ってましたが面接は以上ですと言われ、最後に言い残したことはありますかと聞かれました。
ここで伝えきれなかった思いなどを伝え終わりました。
基本的に面接官の方はこちらの話を頷きながらきいてくれ話しやすかったです。
自己紹介1分
↓
ガクチカ深堀(15分弱)
Q:最終目標にどう繋がるの?
Q:なぜこれを打つのか
Q:定量成果は、本当にこの策が原因?
Q:困難だったことや意識したこと
Q:この策がどう未来に繋がっていく?
伊藤忠の一次面接終わりました!
35分の枠のはずが25分で終わってしまってちょい不安ですね笑
面接官と学生の人数は2人ずつ
流れとしては
学生AのESガクチカ深堀→学生Bに同様→学生Aの最後に言い残したこと→学生Bに同様
ESガクチカ深堀の流れとしては、最初に概要を話させられて、そこから課題施策の話だったり、その人の普遍的な対人関係構築の話が2.3問飛んできた形です
特に意外な質問は来なくてそれなりに準備してる学生なら内容面で差がつきにくい印象を受けたので、話す雰囲気やカルチャーフィットを重視してるのか...?と思いました
シンプルなガクチカの深掘りと最後に一言って感じでした
こんにちは!伊藤忠商事の一次面接が終わりました。
面接官2 vs 学生2で、内容をざっくり言うと、自己紹介とガクチカ(アプリ開発)の深掘り、「言い残したことは?」の3部構成でした。以下、具体的な質問内容です。
---
・自己紹介(1分)
・アプリ開発に至った背景
・アプリ作れる人は元々いた?自分ができる?
・開発チーム何人?
・開発にあたって自分がやったことは?
・どんな課題があったか?
・アプリの具体的な機能は?
・今後つけようとしている機能は?
・言い残したこと
---
時間としては2人合わせて25分程度、志望動機は全く聞かれませんでした。
お世話になっています。本日一次面接を終えましたので報告いたします。
・人数 面接官:学生=2:2
・雰囲気 穏やか
・時間 35分程度
・内容
①自己紹介 1人1分程度
②ガクチカ深堀 1人15分弱
③最後に一言 1人1分程度
高校までの居住地と違う土地の大学に進学した理由
ESについて苦労した点の深掘り
研究内容がどのように社会で活かせそうか
最後に一言
一次面接先程終了致しました。
聞かれたことはESに書いてあった
ガクチカの深堀と最後にアピールタイム?がありました!
内容としては、ガクチカの深掘りと自己PRで終わりました。
ガクチカはまず内容は聞かれて、その後にガクチカで学んだことをどう商社に活かすのかについて聞かれました。私の場合は、ガクチカの商社への活かし方をメーカーでもいいんじゃないか?と言われてしまいました。
面接官2人(男女)学生2人。聞かれたことはガクチカのみでした。なぜしたのか?どこが難しくてどのように解決したのか?をかなり深ぼられました。
・軽く自己紹介
・ガクチカ深掘り(おそらくES見ながら)
・伊藤忠で何したいか(ガクチカでちょっと触れたから?)
・最後に一言
でした!
2人合わせて20分ちょいくらいの長さで終わりました。
質問としてはガクチカの深掘りのみで、感情よりも施策ベースで内容を聞いてくる感じでした。
なのでパーソナルは殆ど無く、あくまでESに書いたガクチカの深掘りでした。
手応え的には、気持ちを全力で伝えられたかなと思っています。最後の一言で面接官を笑わせたので、印象には残ったかなと思います。
面接ではガクチカの深堀だけされてあとは最後に一言で終わりました。
年次高めの男性二人が面接官で、雰囲気はそこまで軽くはなかったです。
僕の場合おじさんの男性面接官と若い女性面接官の2人でした。終始穏やかで優しかったです
1分程度の自己紹介を名簿順にしたあと次は逆順にガクチカを説明してくださいと言われました
自分は1分20秒くらい話していたのであまり聞くことは無かったのか4問くらい深ぼられて終わりました。深堀りもオーソドックスだったと思います。
女性の面接官から素敵な経験でイメージしやすかったです!と最初に言われました
もう1人の面接を受けていた子も自分も10分ずつ少し時間を測りながらやっていたので2人合わせて20分でした
最後に一言ありますか?と聞かれすぐさままた逆順に当てられました。
それでスルッと終わりました。
ガクチカの深堀のみで終わりました。
・概要説明
・やり始めたきっかけは?
・チームで活動するのに気をつけたことは?
・上手くまとまらないときどうした?
・次の目標は?
・最後に一言
のオーソドックスな面接でした。
聞かれた内容は、
自己紹介
ガクチカ
深掘り(話した内容によっては変わると思います。
自分は部活の内容であったり、どーやって周りに働きかけたのかをきかれました。)
最後に一言でした。
人物や志望動機に聞かれるところは一切聞かれませんでした。
11/8 15:35〜16:10
[人数/形式]
- 学生2人、社員2人
- 学生と社員がペアになって、それぞれが交互に質問を受ける
[内容]
- 自己紹介
- チームで取り組んだ経験(ガクチカ)
- 答:体育会でのリレー種目で全国への出場経験
- 目標とそれに対する現状の差異はどうだった?
- 答:タイム面の差→課題2つ
- 課題として2つ上げてくれたが、より困難だった方とそれに対してどのようにアプローチした?
- 答:リーダーとしての活動を話す
- 最初の課題はなぜ発生していた?
- 答:チーム意識の欠如
- 自分の立ち回りに対する評価と改善点、活動から学んだこと
- 答:好悪それぞれ述べた。学んだことは、初のリーダー経験の中で、人に頼ることの重要性とした。
- →好印象。「仕事でも頼る場面は多いですから、それは生きますね」と感想言われる。
- 最後に一言ありますか?
- 自己PRとインターンへの志望動機
[備考/雰囲気]
- 当初の時間帯で対話ツールが落ちてしまったため、急遽時間をずらしての面接になった。焦って電話したが、優しく対応してくれた。
- 面接官の反応は優しく、ずっと頷きながら聞いてくれる。
- ESに沿った質問がくる。
- もう1人の学生のレベルは高い。そして何よりハキハキ堂々としていて商社っぽい。ただ最初の方、明らかに原稿を読んでいる感があった。
- 商社の志望理由や希望カンパニーについての質問にも準備はしていたが、聞かれなかった。
面接官2:就活生2
面接官①からは基本的に2人とも同じことを聞かれました。
・自己紹介を1分で
・学生時代にチームで頑張ったこと
→その深堀り(具体的に行った練習メニューなど)
・モチベーションの維持は当時どうしていた?
ここから先は面接官②から聞かれたことです。(ちなみにもう1人の就活生に対してこの②は一切質問していませんでした。)
・主将はどれくらいの期間していたのか?
・留学中に学んだことは?
・最後に一言
内容としましては
1.ESガクチカの深掘り
2.学業について
3.最後に一言だけでした。
面接時間は35分予定でしたが25分程度で終了しました。
・総合商社、伊藤忠に対する印象
・何人の人にこれまでob訪問してきた?
・なんで総合商社しかob訪問してない?
・達成困難な壁にぶつかった時、意識していること
・なんでそれを意識するようになったんですかね?
・なんで様々なスポーツに挑戦してきたのか
・なんで野球は長年続けてきた?
ガクチカの概要
深掘り(チームワークメイン)
最後に一言
ガクチカと最後の一言のみ、面接官2人学生2人でした!
15分ほどのESのガクチカの深掘りで、若い方と年次の上方で、とても明るい雰囲気でした!
ガクチカと最後の一言だけです
ガクチカの深掘りのみでした。
ガクチカのモチベーションやチームを自分が作っていたので、それを永続的にするためにはなにかしていたのかという2点です
ガクチカの深堀と、最後に一言でした。
ガクチカの深堀は、なぜそれに取り組んだのか、根源的なモチベーションを重点的に聞かれました。
また、志望動機でコンサルとの差別化についても問われました。
・自己紹介
・ガクチカ説明だけ
インターンの応募動機(これは自分が理学療法士免許持ってるのになぜ就活してるのですか?っていう疑問由来の質問でした!)
・伊藤忠の印象
・最後に一言
ほんとに聞かれたことはガクチカのみでした。
面接官学生2:2で交互に質問していくというよりは、
20分を10分10分で学生1人ずつに分けて、前半10分は相手、後半10分は私のガクチカの深掘りという形でした。
その深掘りも、面接官のうちの片方の人が1人に対して深ぼるという形で、実質的には1:1の面接に近い印象を受けました。
自己紹介とESに書いたガクチカの中で面接官が気になることの深掘り、最後に一言でした。
自己紹介
ESガクチカ深掘り
最後に一言
でした。
面接官は2名で就活生も2名
雰囲気としてはかなり緩く、緊張しないような工夫をしていただけました。
深掘りに関しては純粋に面接官の方が気になった部分を聞いているという感じで、何か必要な要素があるのかを確かめているというようには感じませんでした。
ただ質問自体はかなり鋭く、しっかりとガクチカを固めておく必要はあるように思いました。
自己紹介1分
研究内容について自己紹介で話していたのでその話(ニッチな研究なため?)
(相手のガクチカ)
ESのガクチカについて深堀
最後に言い残したこと
ここで終わりのはずだったのですが私だけ研究内容について再度深掘られました
面接官:学生は2:2、注意事項の説明とガクチカのみで予定より10分早く終了しました。
1人の面接官がesに沿って、目標設定や困難など一通り質問したあと、もう一人の面接官が気になったことを聞いていくという形でした。最後に一言何かあればということも聞かれました。
志望動機については一切聞かれず、最後の一言で志望動機を盛り込みつつどれだけ自分の熱意を話せるかがアピールポイントになってくると思います。
↓↓↓私への質問
1人目の面接官
・ガクチカ概要
・目標設定(チームと個人)
・課題と取り組み
・なぜその課題に取り組んだのか
・最終的に目標は達成したか
2人目の方
・(ガクチカがマイナースポーツだったので)そのスポーツについての説明
・スポーツは何で評価されるのか(シンクロのような芸術点を競うスポーツであったため)
・その中でその取組を選んだのは何故か
最後に一言
他の方への質問も大体同じ流れでしたが、
どういう結果を得られたかの部分で「一体感」というワードを使っていて、何をもって一体感なのかということを聞かれていました。
抽象的な言葉を使う時は必ず自分の中で定義付けを行うと良いかと思います。
1次面接は面接官2人学生2人で、面接官は20代の女性と30代くらいの男性でした。
もう1人の学生はハキハキ話すタイプの女性でOB訪問もしっかりやっている感じでした。
聞かれたことは自己紹介と最後のひとことを除くと、ESの内容であるチームでのガクチカについてで志望動機などは聞かれなかったです。
質問内容は
チーム内の意見が割れた時にどうしたか
施策の効果をどのように持続させたか
などESで記述したこと以外の内容はこの程度で少なかったです。
【伊藤忠一次面接】
・自己紹介1分
・学生時代に頑張ったことを1分くらいで話す(映像制作事業立ち上げの話)
・その事業を黒字化するために特に注力したことは?
・(事前に新規案件を取ってくるために営業に注力したことを事前に伝えていた)営業活動において、特に新規案件獲得に繋がったと思われる施策はどんなものだった?
・映像はどんな種類の映像を作っていたの?
・メンバーは10名くらいいるとのことだけど、その人たちはどういった人なの?メンバー構成を教えて
・メンバーが10人もいたら大変だったこともあると思う。
その中でリーダーとして1番苦労したこと。そしてそれをどのように乗り越えたか教えて!
・研究活動と映像制作事業は今何対何ぐらいで力を入れているの?
↓
5対5ぐらいですと回答
↓
・それだけ利益をあげることができているなら、かなり大変だと思って先程の質問をしたんだけど、5対5ということで、研究にも時間を使えているのはどうして?
・言い残したこと1分ほど
・なぜか自分だけ希望カンパニーを聞かれた。意図は不明。
【総評】
面接官:就活生=2:2で一人当たりの時間は12分ほど。短いため、聞かれたことに対して結論ファーストで答える練習をしていないと、「長えなこいつ、、、」と思われる。
自分の行動以外にも必ずチームでの役割とかチームで見た時の課題を聞かれる。
ガクチカの深掘りだけでした。
面接官2名学生2名 25分弱で面接終了
ESに書いたガクチカの概要を1分
具体的にどんな困難・対立があったのか
対立を解消するときに何を意識したのか
目標を設定した根拠と目標達成度は?
大学から新たにスポーツを始めた理由
基本的にESの深堀を永遠にされた印象で、志望動機とか他の部分はあんまり聞かれなかったです!また、突飛な質問などもなく普通に面接準備をしていれば答えられるようなものばかりでした。質問はかなり淡泊な印象なので、質問に対する回答をするだけでなく、自分のアピールをうまく織り込んでいくことがかなり大事だなと思いました。
一次面接は
自己紹介
ガクチカ
・概要1分
・深掘り(ノーマル)
最後に一言
面接官2名学生2名 25分
自己紹介1分
ESに記載した学生時代に頑張った事
事実確認の質問
意識したこと・工夫したこと
事前に決めていた目標はどのような根拠で設定し、その目標をどの程度を達成できたのか
最後に一言
基本的にESに沿った内容を深堀される。
・ガクチカ(チームでの経験があるもの)
・深掘り(なぜ始めた?課題は?どんな施策を打った?なぜそれにこだわった?)
・最後に一言
でした。あまりにあっというまで時間も短かったです。
よろしくお願いいたします。
学生は2人、全ての質問交互に答えていく形式
簡単に自己紹介
ガクチカを説明
なぜガクチカの施策を行ったのかの理由
施策を行う中で最も困難だった点はどこか
施策を行うことでどのような効果があり、どのような結果に繋がったのか
最後に一言
それぞれ加えて軽い深堀はありましたが大まかな流れはこの通りでした。
25卒一次面接総評|データから読み解く攻略法
こんな感じだ。
昨年とは違い、ガクチカのみの深堀が多かったようだ。
面接の時間としては、25分〜35分の間で人によって結構ばらつきがある。
また、深堀の時間に関しても、7分〜15分とばらつきがあるようだ。
一方で、志望理由に関しては、全く聞かれなかったという人がかなり多かった。
総評すると、
自己紹介を聞かれた割合:90%
ガクチカを聞かれた割合:100%
志望理由を聞かれた割合:10%
最後に一言があった割合:80%
くらいのようだ。また、雰囲気としては、60%くらいの人が穏やかだと答えた。
志望理由を聞かれた人の属性としては、理学療法士免許を持っている人や、あまり通常伊藤忠を受けないニッチな学部に所属している人が多い。面接官が聞きたくて聞いただけと考えられ、本来はガクチカのみと決まっていた可能性が高いと考えられる。
また、ガクチカの深ぼられ方だが、ESに沿って聞かれた、という人が多かった。そのほか、ガクチカを冒頭で喋らされ、それに対して深掘りされた人、自己紹介で触れたガクチカから深ぼられた人がいた。
そのため、基本的に志望動機については一切聞かれず、最後の一言で志望動機を盛り込みつつどれだけ自分の熱意を話せるかがアピールポイントになってくるといえる。
なお選考の結果は、3日間の面接枠の最終日の次の日(あるいは次の次の日)に届き、そこから数日で2次面接の日程が組まれることが多い。(私はそうであった)
★1次面接のまとめ
・話し方を通して「ロジカルさ・賢さ」を伝える
・話す内容を通して「熱意」を伝える
・自身のエピソードの中で最高のものを聞いてもらえるよう、自己紹介に工夫を施す
・「最後に何か言いたいことはありますか?」フェーズでは恥じずに、というかできる限りの熱量で熱意を伝える
【11/6 追記】26卒最新 変更後の1次面接の内容とは?
さて、本note購入者で早速面接を受け体験談を報告してくれた学生の協力もあり、1次面接内容を複数ヒアリングできたのでここに最新内容として追記する。
とはいえ、全体的な流れとしては25卒面接と変化はないため、深掘り質問の数と深掘りの程度が増す認識でいてもらえれば問題ない。
したがって、これから紹介する事例はあくまで一例であるから、そのまま回答を準備するのではなく、「深掘りの程度の目安」を図る指標として参考にして、自身の自己紹介から考えられる深掘り質問を以下の紹介事例程度の深さ準備するようにしたい。
【体験談1】
・自己紹介
・学生時代のゴールは?
・どうして海外へ行ってどのような選択をしてその取り組みに至ったのか?
・どのような課題があり、それに対して何をしたのか、またその後どうなったのか?
・この取り組みの中で自身ができなかったことは?
・事業は何をしていたの?
・逆に学生時代に出来なかったことは?
・体育会経験ではどのようなことをしたのか?
・周りを巻き込む(自身の強み)上で意識されていることは?
・最後に言い残したこと
さて、実際の上記体験談を参考にすると、これまでの1次面接では15分という時間的制約上ガクチカの概要(取り組んだこととその結果)程度しか深掘りがなかった一方、今年からは倍の時間があるため「学んだこと」や「反省」などの経験の振り返り部分にまで話が及んでいる点に注目したい。
そこで、これから面接を控える学生は、改めて想定質問を見返し、もう一段深掘りされた場合の切り返しを準備しておくべきと言えるだろう。
また、上記体験談には「逆に学生時代にできなかったことは?」のように自己紹介で述べたガクチカ以外の学生生活についての質問も見られる。
あくまで自己紹介から派生してではあるものの、ガクチカ以外に質問が伸長する可能性も一定考慮し、想定質問と想定解答を軽く準備する程度の対策はしたい。
【体験談2】
50代/男性
・周囲を巻き込んだ経験
・その経験の課題
・課題解決のためになにした?
・ゼミで具体的になにをしてるか
・その研究内容は今後に活かせるの?
どうやって活かしていくの?
・単身で海外に行った時何してたの?
・語学できた?
・得たものと活かせるところ
・ボランティア活動内容
・そこでの課題
・どのように解決する?
・部活での苦労
・伊藤忠でやりたいこと
・逆質問
・インターンで何したい
・最後に一言
さて、事例2ではガクチカ以外の質問はないものの、伊藤忠でやりたいことやインターンでやりたいことなどの質問をぶつけられている。
この辺りは、25卒面接まででは一部マイナー属性・学歴層を除き聞かれることの方が少なかったが、今年からは全属性準備した方が良いと言える。
上記に加えて、現時点で想定する希望部署とその理由や、その後のキャリアについてなど、「伊藤忠で自分がどう活躍するか」をしっかりと面接官に印象付けるために、伝え方も含めて工夫を進めたい。
さて、26卒面接事例を概観した印象として深掘りの程度自体は面接時間が倍になったにしては増してない印象だが、話し方やチョイスするワードなど、短い時間ではあまり評価しきれなかったような内容を装飾する様々な要素がいよいよしっかりと評価対象に入ってくるように思う。
そのため、面接を控える学生各位は、ただ内容を推敲するだけでなくそういった部分にも気を配り、面接全体としての印象の向上に注力したい。
【11/19追記】恐怖の本社・対面実施|2次面接
1次面接を通過すれば、学生1:面接官3 の2次面接に入る。面接時間は30分である。
今年から面接官は2人のようだ。
面接官は、筆者の場合50代の役員1人・40代のベテラン社員1人・30代後半の中堅社員1人であり、周りの知り合いの話を聞いても同様のパターンが多かった。ただ、女性面接官が出てくる場合もあるようだ。
空気感は、1次よりは重苦しい場合が多いが(往々にして50代役員の雰囲気に場が支配される)、そうではなく相槌を打ったりリアクションをくれて話しやすい雰囲気を作ってもらったという知り合いもいた。
そしてなんと、伊藤忠商事の2次面接はインターンの面接にも関わらず本社で対面で行われる。(インターンの面接を対面で行うのは25卒時点で総合商社だと伊藤忠のみ)
対面にて50代の歴戦の役員を含む3人の社員と対峙することになるため、相当なプレッシャーがかかることは言うまでもない。
そのため、十分な準備をして臨むように警告したい。
対面面接における雰囲気は、後述する本選考時の体験談が大いに参考になると思うから、受ける人は必ずここも読んでほしい。
ここでは、1次面接と同様ガクチカ面接を中心に人柄と志望度を問う面接が展開されるため、基本的に準備するべきことは同様だ。
ただし、面接時間が2次面接は学生1人で30分設定されているので、より幅も広く程度も深い深掘り質問を覚悟するべきである。
そして、1次面接での振る舞い・回答内容は全て引き継がれているため、回答内容や自身の印象に矛盾を発生させないように注意したい。
幅の広い・程度の深い質問の具体例としては、以下が想定される。
・チームで何かに取り組んだ経験
そこでのモチベーション
あなたの役割
・これまでの人生における困難
困難の原因をなんだと特定したか
それをどう乗り越えたか
そこでの学び
・学生時代に周りを巻き込んだ経験は?
何を工夫した?
どこに苦労した?
それどう解決した?
・上記エピソードらを伊藤忠でどう生かしていきたい?
…
「おいおいバカにするなよ」
「こんな質問、あまりにもありきたりすぎるだろ」
そう思った読者が多いだろう。
確かに、上記で示した「チームで何かに取り組んだ経験」「人生における困難・苦労」「周りを巻き込んだ経験」は、商社にとどまらずなんなら就活全般の3大あるあるエピソード質問だ。
当然これら質問に対する回答を全く用意していない学生なんていないし、正直この時期にこれらに対して全く答えられないのは話にならない。
そして、総合商社を志望するような「レベルの高い学生」は、こんな一般的な質問への回答準備はなんなら夏前にさっさと終え、これを読む今頃はその他のありとあらゆる細かい想定質問を考えセコセコと回答を準備しているに違いない。
そんな「レベルの高い学生」に敢えて問う。
『君たちは、本当に上記質問に対して「どんな角度から聞かれても、内容も話し方も表情も声の強弱も全てが全て完璧に」喋れるか?』
そう問われて「ヒヤッ」っとした君、今気づいて良かったな。
あくまでも、伊藤忠含め総合商社であっても、上記で示したようなありきたりな質問とそこから派生する周辺質問を完璧に答えれば、大方内定ラインには達する。
完璧な準備についてもう少し補足して説明すると、以下の点について確認したい。
・内容面
・エピソード単体で十分に興味深いか
・自身の魅力を伝えられているか
・嘘偽りはないか
・構成面
・適切な日本語か
・ある程度定量的であるなど、分かりやすく伝える工夫はあるか
・構造的に整理されているか
・より明瞭で端的な表現が追求されているか
・聞いていて引き込まれる文構成か
・伝え方
・感情を乗せて話せているか
・話すスピードは問題ないか
・声は聞き取りやすいか
・適当な間はあるか
・笑顔で話せているか
・自信を持って話しているか
聞かれる可能性の低い質問を勝手に想像して回答をセコセコ準備する行為は、決して意味がないとは言わないが、上記質問に対する回答を完璧に準備できた人間がようやく手を出して良い優先度であることをしっかりと認識しておいてほしい。
何よりもやるべきは、50代の役員を前にしても堂々と自信満々に答えられるだけの「典型質問に対する完璧な準備」。
面接が近くなればなるほど様々なことが気になって優先度を誤認しがちであることは経験則上よく分かるので、敢えて強めに指摘させていただいた。
ガクチカの話の最後に、伊藤忠本選考で頻出の質問を教えておく。
それは、「板挟みになった時に、どんな反応をするか」というものである。
インターンで聞かれたという話は聞かないが、伊藤忠がどんな人物像を求めているかという点で本質的に違いはないだろう。ぜひ準備をして望んでほしい。
続いて、志望理由に関しても複数聞かれることがある。(というか、総合商社と伊藤忠の志望理由を別でそれぞれ聞かれるパターンが昨年は見られた)
これに関して、筆者の場合は、総合商社の志望理由として1つ軸となるものを用意し、そこから具体的な事業内容に根拠立てて総合商社各社の志望理由をそれぞれ2つずつ用意した結果、志望理由系の質問で困ることは基本的になかったため、そちらを勧めたい。
志望理由に関して、理系院生は注意が必要である。
特にインターン選考の時期は、留学経験者や体育会、戦コン内定者など、何か特別な属性を持っている人が多い。
そんな中、特に何も持っていない理系院生が志望してくると、「この子はなんで伊藤忠を受けてきてるんだろう?」と疑問を持たれることが多い。
この傾向は、典型的な伊藤忠っぽいおじさんに当たった場合特に強まる。
そこでありきたりな志望理由しか言えないとがっかりされてしまう。
また、伊藤忠の面接では面接の終わりに「最後に何か言いたいことはありますか?」と私たちの方から好きに話すチャンスを貰える。
ここは、これまでの面接でうまく自分を表現しきれなかった人たちの一発逆転サヨナラのチャンスである。
実際、私の友人は面接自体は全くうまくいかず終始面接官が微妙な反応だったものの、この最後の一言チャンスでできる限りの伊藤忠への熱意をぶつけインターン参加を勝ち取っていた。
逆に、私はこの最後の時間を有効活用できずインターン参加を勝ち取れなかった、と今でも後悔している。
このような時間が設けられているのも、伊藤忠の大きな特徴である。
特にインターンの時期では、志望動機を完璧にすることは難しい。
もちろん完璧な志望動機があった方がいいが、なかなか完成していない人もいるだろう。
そんな人でも、ただひたすらに伊藤忠への熱い想いを伝えられる時間こそが、この最後の時間なのである。
最大限インパクトを残せるように、できる限りの準備をして臨むことを強く勧める。
結果に関しては、1次面接同様に3日間の面接枠の最終日の次の日(あるいは次の次の日)に電話で届く。
また、ここで一点気をつけたい点が、結果の電話がかかってきた際は必ずメモを用意しようということ。
…なぜかって?
なんと、これまでの面接で評価されているポイントをFBとして聞くことができる。
必ずメモして、今後のインターンでそれらを活かせるようにするべきである。
★2次面接のまとめ
・特にチームでのガクチカに関して、あらゆる角度からの深堀りに答えられるようにする
・志望理由も、より明確に、一貫性を持ったものを用意する
・伊藤忠本選考頻出の質問も用意する
・面接の最後では熱意を伝えられるよう準備しておく
二次面接予想質問
ここまで、ガクチカについてしか深ぼられていないという人がかなり多い。
また、ESに関してもすでに触れられているため、ここではインターンの志望動機を聞かれることが多いだろう。
日系の大手企業ということで、コンサルなどのようにインターンがそのまま採用に直結するという自覚は少ない傾向にある。そのため、あくまで「インターンに参加したい理由」「インターンで学びたいこと」といった視点で聞かれることが多い。
一方で、三大商社の中には「ウチを志望しているのは当たり前」というスタンスの社員もいる。そういう人に当たると、インターンの面接であったとしても、「なんで伊藤忠を志望してるの?(=ウチでどんな活躍ができるの?)」「具体的に何をやりたいの?(キャリアヴィジョンは?)」と言った質問が飛んでくる可能性もある。
その他、パーソナルな質問(趣味は?長所と短所は?)や、「どんな時に頑張れる?モチベーションが上がる?」と言った、「ビジネスの場で使える人材か?」を聞いてくることが多いだろう。
二次面接は、インターンに行く人材を決定する重大な面接だ。
そのため、面接官側も「人柄」を相当重視していると予想できる。伊藤忠は「人」を何よりも重要視している会社だからだ。
志望理由やガクチカの準備はもちろん大事だが、「一緒に働きたいと思われるかどうか」に全てがかかっていると過言ではないだろう。優秀アピールも大事だが、いいやつアピールも忘れないようにしておきたい。
また、「一緒に働きたいと思われるかどうか」という視点については、何も喋る言葉だけで決まるわけではない。二次面接は例年、対面で行われる。
身だしなみやノンバーバル(立ち居振る舞い)、声量やトーン、笑顔は非常に重要だ。視覚情報は聴覚情報よりも高い割合だと言われている。
この辺りについても、あまり自信がない人は鏡の前などで練習しておく必要があるだろう。
まとめると、インターン二次面接は伊藤忠側もインターンに参加させる学生を徹底的にふるいにかけ、選びにきている。そういう雰囲気に屈さず、しかし自信を持ち、自分と自分の想いをアピールできたものだけがインターンへの切符を手にすることができるだろう。
番外編:インターン参加確定〜参加までの詳しい流れと準備のポイント
インターン参加確定〜参加まで、約1.5週間程度の猶予がある。その間、インターンで高い評価を獲得するために、できる限りの準備をするべきである。
具体的に準備するべきこととして、私は次の2点を提案する。
自分自身のこれまでの選考とそこでの評価を振り返る
事前課題に万全の準備をする
1点目に関して、自分自身のこれまでの選考を振り返り、「自分のどの点がプラスに評価されたか」と、逆に「どこで減点を食らっていると思われるか」を整理してみると良い。
「どこで減点を食らっていると思われるか」に関しては、おそらくすぐ思い出せるだろう。人間、嫌な記憶ほど忘れられないものである。
真剣に面接に取り組んだ人間なら、真剣であれば真剣であるほどマイナスの記憶は強い。
ただし、ただ失敗した記憶を思い起こし落ち込むのではなく、それが発生した原因とその解決策まで必ず考えるように。
一方で、「自分のどの点がプラスに評価されたか」に関しては、インターン合格の電話の際にもらったFBを中心に選考を振り返ってみるのがおすすめだ。
自分の良かった点はなかなか自分では見えにくいものであるため、選考官の方から伝えられた実際のポジティブな評価点を中心に振り返ると、より正確な自己認識に繋がりやすい。
こうした振り返りをするメリットとして、インターン(あるいはさらにその先の選考)における最適な自己表現を認識できる点にある。
再三申し上げている通り評価は常に社内に蓄積されているため、ポジティブな評価を貰えた点は今後の選考で自分が推していくべき点になるし、逆にネガティブな評価だと想像される点はできるなら解決するべき点・解決が難しいならば隠すべき点になるため、それを踏まえて今後の立ち振る舞いを調整すれば良いのだ。
2点目に関して、伊藤忠のインターンは24卒以前と25卒で大きく変更が行われていて、特に事前課題準備の重要性に大きな変化があった。
まず、24卒までのインターンテーマと25卒のインターンテーマは以下の通りである。
【25卒】
あなたが「本気で変えるべき」だと思う社会の現状をチームメンバーにぶつけ、その解決のために新しいビジネスプランを全員で協力して提案してください
【24卒】
『____(事前に割り振られたカンパニーに関するもの)の20xx年の戦略立案』
上記見ても分かる通り、24卒まではずっと各所属カンパニーに分かれての新規事業立案系のお題であったが、25卒からは各々が事前に調べてきた社会課題から1つに絞り、その課題に対する新規事業立案をするお題に変更された。
これが何を意味するのかというと、「自分が事前に考えてきた社会課題をチームの解決課題として設定できると、今後のインターンを圧倒的有利に進められる」ということだ。
しかし、当然皆こんなことは理解しているので、インターン初日で課題を1つに決める際に100%強い衝突が発生する。
そこで、「いかにロジカルに、そして熱量高く課題をアピールできるか」という点がとても大切になってくる。
また、インターンの主導権を握れるだけでなく、社員に直接志望度を強くアピールできる大きな手段ともなりうる。
そこで、事前課題に取り組む際に抑えポイントをいくつか確認したい。
1つに、当然ロジカルで熱量高く、他の学生も乗りやすい社会課題であることは大切だ。
それに加えて、伊藤忠がやる意味まで考えられると、Bestと言えるだろう。
そこまで加えられると、参加学生も乗らざるを得なくなると同時に、たとえそのテーマが班のテーマとして選出されなくても、社員に対する十分なアピールとなる。
そのためには伊藤忠についてのある程度の理解が必須だが、インプットの方法としては、会社HPを確認したり、統合レポートやプレスリリース等の会社が出す資料を確認する方法があるだろう。
【11/19追記】 最新!26卒 2次面接レポート
26卒のnote購入者から26卒の最新2次面接レポートを提供いただいたので、追記する。
今年は、面接官が2人との変更はあったものの、例年通りの面接が展開されているようだ。
以下、note購入者のレポートになる。
【2次面接情報共有】
・面接官:2人
・聞かれたこと
ー自己紹介1分
ー自己紹介に含めた自分の主属性(留学、起業、研究など)
ーESに書いたことのきっかけ、モチベーション
ーWhy 商社
ー自身の挫折経験
上記からできる準備としては、これまで同様自己紹介から想定される質問に対する回答のブラッシュアップと、2次面接からはWhy商社・Why伊藤忠をしっかりと準備して臨みたい。
また、人によってはカンパニーの志望理由まで踏み込んでwhy伊藤忠を聞かれるケースもある。
カンパニー単位で伊藤忠への志望を語れるよう準備したい。
25卒から大きな変更のインターン|ワークテーマは『__』
2次面接を突破すると、いよいよインターンだ。おめでとう。
昨年だと、12月と1月の2タームがあり、各回35〜40人程度が参加することになる。
今年は1ターム追加されているため、少なくとも全体合格人数は増えると思われるが、各タームの人数は減る可能性もある。
参加している学生の属性としては、12月は留学経験者や帰国子女などの海外経験者が多めであった。また、1月は早めに引退をした(あるいは活動の合間を縫って選考に参加した)体育会学生が多く参加しており、今回から追加の2月タームは体育会比率がさらに増えるだろう。男女比は、若干男子が多い程度となっている。
12月タームに関しては、ほとんど全ての学生が、体育会・海外経験者・大学院・起業経験のいずれかの属性を持っていると思ってもらって相違ない。
また、特に12月は夏に戦コンに内定した学生もそれなりの数参加してきており、全体的にかなりレベルの高いインターンとなっている。
逆に、1月は地方国立大(非旧帝大)の学生も一定数参加しており、学歴には大きな開きがあった。(学歴に自信がない学生、諦めず頑張れ…!)
さらに、25卒においては本インターンに参加した全ての学生に早期選考が案内された。
ただ、インターンにおける評価はその後の選考に必ず引き継がれているので、最大限パフォームできるように全力を尽くすべきである。
学生は、2次面接通過後インターン1週間前に発表される事前課題を持ち寄って、各班に分かれてワークを行う。
班の割り振りは面接官の評価や学生の属性からランダムで決定すると思われるが、全学生もれなく「戦コンとベンチャーの中間のような、ロジカルで熱量が鬼高い」。社員も同様。
ワークテーマ:あなたが「本気で変えるべき」だと思う社会の現状をチームメンバーにぶつけ、その解決のために新しいビジネスプランを全員で協力して提案してください
インターンは、上記テーマで各部署6人×5〜6チームにて5日間取り組むことになり、3日目の土曜と4日目の月曜には中間発表→社員FBがあり、最終日の5日目に最終発表を行う。
また、最終日に社員との1on1が設定されている。
具体的なスケジュールは以下の通りだ。
【全体の流れ】
12/14(木)
8:00受付開始
8:45 開始の挨拶
9:00-11:00 社内見学
12:00−13:00 社員食堂にて昼食
13:00-15:00 社員講演
15:00-17:00 ワーク
17:00-18:00 振り返り
18:00-20:00 「星のキッチン」にて夕食
12/15(金)
7:45-8:45 朝方勤務体験(ワーク)
9:00-12:00 ワーク
12:00-13:00 ワーク部屋にて弁当昼食withインターン参加経験ある1-2年次社員
13:00-14:00 中間発表・FB
14:00-17:00 ワーク&メンター面談
17:00-18:00 残業
12/16(土)
8:15-8:45 ワーク
9:00-12:00 ワーク
12:00-13:00 弁当昼食
13:00-15:30 ワーク
15:30-17:30 残業
12/17(日)
休み(だいたいどの班もワーク)
12/18(月)
7:30-8:45 朝方勤務体験(ワーク)
9:00-10:00 座談会with中堅社員
10:00-12:00 ワーク
12:00-13:00 南青山にて社外ランチwithメンター社員・人事
13:00-14:00 中間発表②・FB
15:00-17:30 ワーク
17:30-18:30 残業
12/19(火)
7:30-9:00 朝方勤務体験(ワーク)
9:00-12:00 最終発表
12:00-13:00 社員食堂にて昼食
13:00-14:00 学生1人ずつ前に出てインターンで得た学び・今後活かしたいことを発表(人によってはこれはめっちゃきついだろう)
14:00-17:30 振り返り・メンター面談
17:30-18:30 写真撮影・ディナー会場に電車移動など
18:30-20:30 クロージングパーティー
20:30- n次会へ…
見てもらって分かる通り、休みの日曜日も含めて毎日残業。
加えて、毎日ハードな飲み会が確実にある。
最終日には、学生1人ずつ前に出てインターンで得た学び・今後活かしたいことを発表するという、人によってはかなりきついイベントも存在。
ある程度、インターン中にしゃべることを整理しておき、大きな声で発表するように。(声の大きさ、大事)
とはいえ、先の番外編で示したような十分な準備を行いインターン当日を迎えられた君は、あとは誰よりも楽しく参加するだけだ。
当たり前のようで、これはとても重要なことである。
少し話は逸れるが、私は商社就活を始める以前、夏までは戦コン就活をしており、自分とは果てしなくレベルの差がある学生たちに揉まれながらサマーインターンと格闘していた。
そして、インターンの中には明らかに自分よりレベルの高い学生に圧倒的バリューの差を見せつけられる悔しい場面も複数あった。
しかしながら、私は参加した戦コンの全てのジョブを通過することができた。これはひとえに、「誰よりもインターンを楽しんだからではないか」と今振り返って思うのだ。
インターンを楽しむというのは、その会社への・その職種への熱量を表現する最高の手段である。
こと、伊藤忠のように総合商社の中でも特に志望度を重視する会社においては、これは大いに重要な要素であると私は確信している。
事実として、24卒インターンでは、参加者35人を統率し、最終日にエアビ飲みを計画し実行した人がいる。
そういった行動は人事にも知れ渡り、大幅な優遇を勝ち取ったそうだ。
能力の差・スペックの差を感じようと気にするな、怖気付くな。
自信を持って、誰よりも主体的にお題に取り組み、誰よりも脳みそに汗をかく6日間5日間にしてほしい。
本選考
ここからは、本選考の解説に移っていく。
なお、26卒の本選考概要は具体的に示されていないので、情報開示次第随時加筆修正していく。
本選考のタイミングになり次第、改めて確認してほしい。(通知も出すが)
各選考の倍率と採用実績|極めて公平な採用方針
1月のインターンが終わると、いよいよ本選考だ。
伊藤忠の本選考は他の総合商社と同様、3月ごろから始まることになる。
2月までは、インターン参加者限定イベントや座談会・説明会などが行われているが、伊藤忠はイベントの参加状況等も全て記録しているので、できれば全て参加した方が良い。
おおよそ1,500ほどの応募があり、ESはほぼほぼ全通→動画選考で1/2→1次面接で1/2→2次面接で1/3→最終面接で1/3程度に選考され、最終的に内定は70程度となる。つまり、内定倍率は0.5%近くになっている。
総合商社の選考は会社ごとに鬼門の選考が決まっている(例えば三菱商事なら最終面接、三井物産なら自分史面接など)のだが、伊藤忠商事で言うと全ての選考で半分以上が落ちるためため、最初から最後まで気を抜けない選考が続く。
この本選考ルートと別に、インターン経由での内定が30人程度いる。インターン参加者は60〜70人であることから、こちらの内定率は50%を超えており、インターン参加は内定にグッと近づくと言える。
ここでは、伊藤忠商事の内定者数や採用実績校について紹介する。
内定者数
伊藤忠商事の内定者は、合計で100人強である。そのうち、インターン経由の内定が30〜40人程度、本選考経由の内定が60〜70人程度となっている。
インターンは12月と1月の合計2タームあり、各回35〜40人程度の参加となり、25卒に関してはインターン参加者全員が早期選考に招待された。
過去の採用実績・採用人数
【総合職】
2019年度 118名(文87、理31)
2020年度 106名(文87、理19)
2021年度 103名(文74、理29)
【事務職】
2019年度 11名
2020年度 14名
2021年度 13名
採用大学
文系
慶應義塾大学 早稲田大学 東京大学 一橋大学 上智大学 明治大学 青山学院大学 立教大学 関西学院大学 京都大学 大阪大学 神戸大学 九州大学 東京外語大学 横浜国立大学 国際基督学大学 中央大学 同志社大学 学習院大学 北海道大学 筑波大学 滋賀大学 国際教養大学 関西大学 UCバークレーUCLA
理系
京都大学 東京大学 慶應義塾大学 大阪大学 東北大学 九州大学 東京工業学 名古屋大学 神戸大学 早稲田大学 千葉大学 上智大学
注目は太字。理系はほとんどの採用が早慶上理以上の大学群からだが、文系は若干名GMARCHや非旧帝大の地方国立大学からの採用も見られる。これは他の総合商社も同様だが、決して学歴だけで総合商社を諦める必要はない。
この後、選考フローの解説を通して度々力説していくことになるが、特に伊藤忠は「最も準備した者が勝つ」非常に公平性の高い選考である。
インターンより通過率が下がるES
伊藤忠の本選考ESは、インターンESと同様設問数が多く、文字数が少ない(各設問30〜300字程度)ことが特徴である。
以下に、24卒ESの設問と字数を示す。
・あなたの人生で、チームで取り組み、成果を上げた経験について教えてください 30字
・その取り組みを行うことになった背景や目的を教えてください。 200字
・その取り組みを行う際にチームやあなた個人が定めた目標を教えてください。 200字
・その取り組みを行う過程でどのような課題があり、解決のためにどんなアクションを行ったかを教えてください。 300字
・その取り組みの結果を教えてください。 100字
インターン選考よりは応募数が多いので落ちる人もいると思われるが、かなり通過率は高いと思ってもらって構わない。
ただし、再三申し上げている通り、伊藤忠は全ての選考評価を引き継ぐため今後の面接を見据えて逆算的に書くように気をつけること。
Webテスト・本選考最大の鬼門 動画選考
Webテストは、例年C-GABが課されるのだが、24卒から見たこともないオリジナルテストに変更された。
中身は、暗算の計算問題や、規則性を見極める問題など、どれも他では見たことのないようなオリジナル問題で構成されるテストだ。
しかし一転、25卒からは通常のC-GABに戻ったようである。
ついては、今年が独自テスト形式なのかC-GABなのかは不明。
近年、住友商事の秋インターンがC-GAB→デザイン思考テストに変更されたりと、総合商社のWebテストは変化が激しいので、もしかするとオリジナルテストかもというのは念頭におきたい。
C-GABだった場合についてだが、テスト自体のボーダーは例年高くない。
一方で、鬼門は動画選考である。こちらの動画選考、通過難易度はインターンの動画選考より数段高いと思って欲しい。
筆者の周りでも、インターン選考の最終まで進んだ学生が、まさかの動画落ちをしている事例を複数観測している。
そこで、ここからは筆者が徹底的に調査した結果把握した、動画選考の評価ポイントや通過の極意を分厚く解説していく。
まず、本選考の動画選考は設問が大幅に増え、なんと6つもある。
具体的には、以下の設問が設定されていた。
・あなたはどんな人間か?1分以内でお話しください
・何か一つの物事に取り組まれている最中に、意図せず大きな変更を余儀なくされた経験についてお聞かせください。その時の状況、あなたが取った行動、最終的な結果について3分以内で具体的にお話しください。
・達成困難な目標を設定して、その実現に向けて取り組まれた経験についてお聞かせください。その時の状況、あなたが取った行動、最終的な結果について3分以内で具体的にお話しください。
・一つの目標に対して、チームで取り組まれた経験についてお聞かせください。目標達成に向けて、あなたがチームの中で果たされた役割や、実施された行動、最終的な結果について3分以内で具体的にお話しください。
・自分の持っている知識やスキルでは解決が難しい課題に直面し、新しい知識・スキルを身につける必要があった際の経験についてお聞かせください。どのような情報源から、どのようなインプットを得て、知識やスキルを身につけていったのか3分以内で具体的にお話しください。
・最後に何か言い残したことがあれば1分以内で自由にお話しください。
全て1〜3分以内の時間制限が設定されており、かなり具体的に設問が指定されているのが特徴だ。
撮影の際は、撮り直し可能かつ録画した画面も見ることが可能なので、納得いくまで何回も撮り直すべき。
何時間かけてでも取り直し、自分の中での完璧を徹底的に追求するようにしよう。
また、事前に質問を見ることも可能なので、スクリプトを用意するのも必須。ただし、話す時は全て暗記して、あくまでもカメラ目線で自分の思いをぶつけるように。
スクリプトを用意したら、完璧に暗記するのは当然のこと、ただ喋るだけでなく声の抑揚や表情までコントロールできるくらいには脳に染み込ませるべきだ。
ギリギリの準備では間に合わないため、計画的に準備を進めよう。
【10/19追記】 HireVue動画選考を攻略する
さて、いよいよ気になる攻略法だが、まず動画選考は大きく分けて2回(人によっては1回)の選考が行われていることを知っておかなければならない。
まず1回目は、AIによる選考。2回目が、人間の面接官による選考だ。
そう、伊藤忠の動画選考は面接官によって1つ1つ確認されているわけではなく、まずAIによって一斉に選考されているのだ。
(伊藤忠の動画選考はHireVueというツールを使用しているが、HireVueの評価システムについての記事内でそのように言及されているためほぼほぼ間違いない)
そこで、攻略の隙が生まれる。
ここからは、次のHireVue攻略英語記事を参考に、HireVue攻略Tipsについてまとめていく。
参考記事:https://www.jobtestprep.co.uk/hirevue-interview-and-assessment
AIによる選考には、加点ポイント(あるいは減点ポイント)が複数設定されており、それに基づいて点数が積み上がっていき(あるいはすり減っていき)、最終的に結果が点数として弾き出されている。
HireVueでは、システム内部で「ハードスキル」と「ソフトスキル」それぞれの資質評価項目を多数用意しているという。
それらは、以下のコアコンピテンシーのいずれかに対応している。
加えて、このコアコンピテンシーと、それに対応する細かい加点ポイントについて、あるいは減点ポイントについては、HireVueのシステム上で企業側が自由に設定できるようである。
すると、伊藤忠商事が理想とする「商社マン像」を理解し、それに通ずる資質を動画で表現することが、通過の最大のコツと言えるだろう。
一方で、伊藤忠商事の場合は、AI判断の後に人間による審査も設定されている点に注目されたい。
すると、AIにはAIで確実に判断可能な、例えばボディランゲージの程度や声色などの、(内容面に対する)表現面での評価に重きが置かれていると想像できる。
以下では、記事で紹介されているポイントも参考にしつつ、追加でリサーチも重ね、加点評価される(少なくともHireVueシステム内に評価項目として存在する)ポイントの例を紹介する。
・話し方
・声はハキハキしているか、抑揚はあるか
・声に熱がこもっているか
・話すスピードは早すぎず、遅すぎないか
ー 恐らく自身が思う以上にゆっくり話した方が良い
・表情
・表情は基本笑顔か
・目線はカメラを向いているか
・目がキョロキョロしていないか
・内容
・端的かつ論理的な文章か
・AIが理解できるような分かりやすい表現で文章を構成しているか
・固有名詞や定量表現をなるべく使うと伝わりやすい
・アピールしたい言葉は繰り返し多用すること
・動画の撮影場所
・背景は白か(顔と表情がしっかりと認識できる場所か)
・顔色が明るく映るように光の位置を調整しているか
そして、算出された点数に対して2つのボーダーが設定されており、上限ボーダーを超えると通過確定、下限ボーダーを下回るとお祈り確定となると思われる。(これは信頼できる知り合いから聞いた)
従って我々は、絶対に下限ボーダーを下回らないようにする必要がある。
そのためには、先に示した加点評価される可能性の高いポイントの箇条書きをチェックリスト的に使用しつつ、最低限全てクリアしている動画を提出することを強く勧める。
これさえクリアしていれば、AI選考で無慈悲に落とされることは基本的にないと考えて良いどころか、なんなら人間選考をパスして通過をつかみ取れる可能性すらある。
この点について、某総合商社就活コミュニティも同様の見解で対策指導しているようだ。
1回目のAI選考を通過すると、ようやく人間の面接官による通常の選考となる。
ここで気をつけるべきことも、基本的にAI選考の時と変わらないものの、より話の内容や文章構成にも気をつける必要が出てくるほか、AIによる機械的な判断では汲み取りきれない人間的な部分(滲み出る伊藤忠への愛や熱量など)も重視したい。
ここでも、やるべきことはやはり徹底した準備に他ならないが、やはり自分で練習するだけでなく第三者に見てもらうべきだろう。
筆者も、恥ずかしながら親含め友人知人多くの人に見てもらい、徹底した評価をもらった記憶がある。
その甲斐あって、提出時には通過を確信したことは言うまでもない。
以上が、動画選考の攻略法となる。世に出回っていない目から鱗の情報を惜しみなく出したつもりであるから、このnoteの読者は是非とも全通していただきたい。
この動画選考で、おおよそ半分の人間が落ちる。
1次面接|短い時間だからこそ、通過のポイントを解説
伊藤忠の1次選考は、6月から開始する。
予約はクリック戦争必至なので、頑張って戦う必要がある。
時間はとても短く、なんとたったの15分、学生1:面接官1 でオンラインでの開催だ。
…
「なんだ、たったの15分か」って?
そう、たったの15分なのだが、なんとこの1次選考でも余裕で約半分の学生が辛酸を舐めることになる。
恐ろしや伊藤忠、、、
では、どう対策していけばいいのか。
安心して欲しい、そこまで特別な対策が必要なわけではない。というか、15分しかないので大したことはできない。
ここでは、とにかく地雷を踏まないように、マイナスを踏まないように徹底的に気をつけて、少なくとも平均点以上の面接を展開するのが最低ラインだ。
声のトーンから弱そうに見えるだとか、見た目の清潔感がないだとか、質問に対して回答が長すぎるだとか、こうしたありきたりな地雷を踏まないようにするのはもちろんのこと、例えば、面接官に熱苦しいほどガツガツ絡むのも、人によっては大いに気に入ってくれる可能性はあるものの、人によっては微妙な反応になるであろうから避けた方が良かったりする。
このように、人によって評価が分かれそうなこと(マイナスを踏む可能性のあること)は徹底的に避け、最低でも平均点以上は取れているような面接を展開することをオススメする。
面接の内容としては、通常のガクチカ面接となる。
筆者は、本当にガクチカ以外何も聞かれなかったし、周りもそのようであった。
上述した平均点の面接を最低ラインとして、自分が加点を取りに行けるポイントで確実にアピールを重ねられれば、十分に通過基準には到達できる。
上述した通り、五大商社の本選考はクリック戦争が必至となる。
これに負けてしまっては、すでに大量の内定者が出た後で面接をする、非常にアウェーな状態となってしまう。
絶対に負けないようにしてほしい。
2次面接|実際の筆者の面接を再現
いよいよ本選考2次面接。
ここからは実際の俺の面接を追体験できるような臨場感溢れる文章を楽しんでもらえたらと思う。
時は2023年6月1日。
朝イチで伊藤忠の一次面接を終えた俺は、その後◯◯(五大商社)の最終面接を終え、その場で内定を頂いた。
そして人事と面談をしていたとき、伊藤忠から電話がかかってきた。
面談を終えた後、急いで折り返す。30分後くらい。
「この後2次面接を行います。16時半に本社の一階にきてください。」
そう、商社の本選考はこのくらいのスピード感である。
面接は本社に呼ばれてロビーで行う。
例年は面接官2人に学生2人
握手会とかサイン会みたいにパーテーションで区切られてて例年大声勝負。
しかし、24卒から面接官2人に学生1人になった。
待機場所に座り、一列で呼ばれてどんどん部屋に入っていく。
後ろの子は例年の情報を知っていたからなのか2:2でやると思ってて、間違えて俺と一緒に入ってきちゃって注意されて、その時に「あ、1人なんだ」と知った。
では、面接の内容に入っていく。
まずは自己紹介。
宇宙の研究してるってのもあって、宇宙のことをやりたいみたいな志望理由だった。ガクチカも宇宙関連のベンチャーでインターンしてたとか話してた。
そしたら、急に自己紹介終わった後に、宇宙好きなんですねーって言われて。あー好きなんですーって言ったら、「じゃあ、宇宙の魅力1分間で話してください」って言われた。
わー面接っぽい!と思った記憶がある。
大前提、◯◯(別の五大商社)の内定をもらってるから心に余裕があるし、だいぶリラックスしてたってのもあって、すごい会話ベースで話してた。
リラックスして全体的にフランクに一言で全部返すくらいの感じで話してて、それがすごいよかった。その評価が逆に高かった気がしてて。
いやー宇宙めっちゃ好きなんですよー!とか言って、コミュ力重視で行った。
ある程度想定はしてたけどいきなり1分かーと思って。ここでいかに冷静に話すかだなーと思って。
「宇宙の魅力大きく2つあると思っててー」って感じで話して。
そしたら、なぜ総合商社で宇宙やりたいのって言われて。
そういうのも全部準備してたから正直完成度的には高かった。こうこうこういう理由でやりたいってのを話して、こういう風にシナジーがあると思ってます。というのをしっかり伝えた。
そしたら、
「JAXAじゃダメなの?」
「スペースXは?」
「海外で働きなよ」
って言われて。
それをポンポン返してたら、次は配属リスクについて聞かれた。
宇宙じゃなかったらどうするの?って言われて、それもちゃんと用意してた。
次に聞かれたのは、どこのカンパニーに興味あるの?宇宙以外にどんな事業興味あるの?といった質問群。
情報金融カンパニーとか、機械カンパニー以外でも興味あります、というのを話した。
あとは服とか好きでロビーでコンバースの靴とか飾ってて、繊維カンパニーも興味あるんですとか言ってポンポン進み過ぎて。
前述した通り、面接はロビーでパーテーションで区切られてやるような感じだから、他の学生の声とか普通に聞こえてくるわけ。周りの部屋は学生が永遠に喋っててみたいな感じで。
でもあまりに会話ベースに順調に進みすぎて、もうこっちが他の部屋の話を聞くことがなくなったんだよね。
当然、志望理由とガクチカが鬼門なんだけど、完璧に用意してたからもう面接官側が聞くことも無くなって。
「趣味なんなの?」って突然言われて。面接官ももう2人とも笑顔だった。
服、ショッピング、お酒とか言った。
お酒好きって言っとけばなんとかなるだろと思ってたし、実際好きだったからね。
すごい笑ってて、もう1人の面接官に話を降っててなんかありますかーって。
そしたら、「チームプレーが好き?個人プレーが好き?」って聞かれて。
それは想定してなかったからチームが好きって答えた。バスケやってたしチームスポーツやることが多かったから。
あとはモチベーションの源泉も聞かれて、どんな時に頑張れる?なんでそんなに頑張れる?って感じで聞かれた。
ポンポン聞かれてたから質問量としてはすごい多かった。
その後挫折経験も聞かれて、「改善できていない弱みは何か?」とかも聞かれたかな。
それも準備してたものを答えたら、うーんもうないなあって顔をした後に
「座右の名とかあります?」って聞かれて
えー座右の銘ですかーって言ったら、あ、なくても大丈夫!俺もないから!って言われた笑
とりあえず、「真摯に誠実に」ってワードが浮かんできたから、これを言って
そしたら、周りから誠実って言われますか 言われますって言ったら笑ってて
最後に一言。
しっかり熱意を伝えて終了した。
これすごいいっぱい聞かれたように感じるけど、実際はすごい誰よりも早く面接が終わった。
本選考2次面接は、終わった後に適性検査を受ける。
適性検査を受けるために、全員揃うまで待たされる。
1ロット10人くらいいるが、ぶっちぎりに1番で、めっちゃいいかめっちゃ悪いかのどっちかだなーと思いながら。10分くらい待ってやっと揃ったくらい。
その日の夜最終の電話来ると思ったら来なくて、落ちたんかーと思ったら次の日の朝来て。
3,4回かかってるの起きてから知って、急いで電話したらその日の午後14時くらいに最終呼ばれて。
総じて2次面接は会話ベースでやったのがよかった。
★2次面接質問リスト
・自己紹介
・宇宙の魅力1分間で
・なぜ総合商社で宇宙?
・他の会社じゃダメな理由は?
・配属されなかったらどうする?
・趣味は?
・チームプレーが好き?個人プレーが好き?
・モチベーションの源泉は?どんな時に頑張れる?
・なんでそんなに頑張れるの?
・挫折経験は?
・改善できていない弱みは?
・座右の銘は?
・最後に一言
ガン詰め最終面接|通過の鍵は…?
2次面接を受けた後、通過者はその日の夜か次の日の朝には最終面接の案内が来て、2次面接の次の日には本社にて最終面接を受けることになる。
ただ、先にも述べたように、もし電話が来なくても補欠としてプールされていてしばらくしてから電話が来たケースもあるため、必ずしもお祈りというわけではない。
最終面接は、インターン最終面接と同様の形式で、面接官3人(50代の役員の方1人・40代後半のベテラン社員1人・30代の中堅社員1人)対学生1人で30分〜40分ほど行われる。
内定率に関してだが、23卒までは最終に進めばほぼほぼ内定は硬いと言われていたものの24卒からはそんなことはなく、余裕で3倍程度の倍率はあった。
最後まで気を抜かないように、2次面接から時間は短いが、できる限りの準備をして臨むことを推奨する。
また、伊藤忠の最終面接の最大の特徴はその雰囲気である。
筆者は、前日に三井物産の柔らかい雰囲気の最終面接を受けていただけに、かなり面食らってしまった。
筆者の体感では総合商社の面接の中でズバ抜けて雰囲気が重苦しく、というか普通にガン詰めなので、逆にプレッシャーに強く堂々と振る舞うのが得意な筆者にとっては有利に働くフィールドではあったが、多くの学生はこの雰囲気にやられてしまうだろう。
実際、筆者が聞いた話では、伊藤忠の志望度が高すぎて緊張に緊張を重ねた結果、あまりの詰め具合に決壊し最終面接で泣いてしまった女の子が無慈悲にも落とされてしまったという。
伊藤忠は男女関係なくガン詰めが基本、覚悟して臨もう。
また、友人でも伊藤忠の志望度が高い人は軒並み緊張で思ったパフォーマンスが出せず、結果的に落ちてしまった人が多い。
確かに、志望度が高いことはとても大切なのだが、だからといって緊張のしすぎは禁物。
緊張するなというのも難しいだろうが、できるだけリラックスして臨むようにしてくれ。
さて、面接の内容だが、ここまでの選考でガクチカを通して商社適正を、面接での振る舞いを通して人柄は十分に面接されクリアしているため、あとは「なぜ伊藤忠なのか?」「本当に伊藤忠に来てくれるのか?」を見られる面接だと思って良い。
加えて、先に述べたような厳しい(というかガン詰めの)役員レイヤーの方々とフェイスした時の振る舞いは、商社適性の最後のピースとして確認されているようなイメージだ。
「なぜ伊藤忠?」「本当に伊藤忠に来てくれる?」を判断するための時間にすべく、具体的には徹底的な志望動機の深掘りや「それ、伊藤忠じゃなくても良くない?」といったあえて批判的な質問が飛んでくることがほとんどなので、今一度自分のガクチカや志望理由に批判的に目を通して、徹底的に細かい穴を詰める準備をとると良いだろう。
また、最後はやはり熱量と自信である。とにかく堂々と、自分の伊藤忠への想いを面接官にぶつけることができれば、きっと内定を提示してくれるはずだ。
番外編:OB訪問やイベント参加について
伊藤忠は志望度を大いに重視していることは再三述べている通りであり、特に最終面接ではガッツリ志望度を問うてくるのはご説明したが、志望度を確認する手段として向こうが把握しているものがいくつかある。
それが、「OB訪問」「イベント参加」「インターンへの応募」である。
特に、「OB訪問」は最も評価ポイントが高く、ほぼほぼ必須と考えてもらって問題ない。
具体的には、内定者平均で5〜6人程度はOB訪問をしていることがほとんどで、筆者は10人にOB訪問を行ったがこれでようやく多い方かなという認識だ。
なんなら、20人以上にOB訪問をしているバケモノもいた。
OB訪問の人数(と、誰に訪問したのか)は伊藤忠側も把握していて、最終面接時に「OB訪問何人したの?」と聞かれるし、人数が多い場合言葉にして高評価をもらえることもある。
【自校OBではないとダメなのか】
私の場合、最終面接でなんと伊藤忠人事側から「〇〇人もOB訪問したんだね。めっちゃやったね。」と具体的な人数にも触れてもらえた。
しかし、その人数にズレがあった。
というのも、実際はもっと多くの人数訪問していたのだ。
ところで、伊藤忠のOB訪問について、あるnote購入者の子から、社員から聞いた話として「自校OBでないと社員訪問としてカウントしない」らしく、自校OBがいない場合どうすれば良いか相談してくれた。
上記私の体験談と相談内容を踏まえると、もしかすると自校OB以外は訪問数としてカウントされていない可能性がある。
この点について、私も引き続き確かな情報を収集してみるが、自校OBでなくてもできるだけ多くの社員訪問を行うべきことは間違いない。
まあ社員訪問数など自分の口からエピソードに交えて伝えれば問題ないし、そもそも社員訪問の目的の軸は「伊藤忠への理解」だからだ。
イベントの参加とインターンへの応募についても、OB訪問ほど重要視していないようだが、OB訪問同様に伊藤忠側は把握している。
そのため、伊藤忠の志望度が高い諸君は、できる限りの応募・参加をオススメする。
そもそも、イベントで話される内容は自身の志望動機のブラッシュアップや商社間の違いの把握に大いに役立ち、実際に筆者も参加してよかったと振り返る。
最後に|伊藤忠内定を目指す君へ
ここまで読んでくれた君、本当にありがとう。
これが、伊藤忠の選考の全てであり、そこから君たちに伝えられる私の全てだ。
今年度の選考については、まだ公開されていない情報も多いため、今後も随時加筆修正していく予定。
また情報の間違いがあれば、すぐに修正するのでXのDMまで連絡いただけたらと思う。
最後に、長い長いnoteを読んでくれた君に、伊藤忠の選考でよく聞かれる伊藤忠ならではの「あるある質問」をプレゼントする。
『あなたは人生で板挟みになった時、どのように反応しますか?』
これは、自分の周り含めてほとんどの学生が聞かれていたように思う。
必ず対策するように。
また、本noteを購入してくれた君にだけ、限定の26卒情報交換LINEオープンチャットに招待したい。
そこでは、本noteを購入してくれた伊藤忠を志望する仲間たちとの交流や、リアルな26卒の選考情報の交換が可能だ。
受け取り方は以下だ。
・本記事の感想を引用ツイートで投稿後、ロミのxアカウントにDM
本文からもおわかりいただけると思うが、本気で君たちの内定をサポートしたいと思っている。
本気で熱い感想をくれた人だけをオープンチャットには招待するつもりだ。
君の熱い想いを引用ツイートに載せてくれ。
以下のリンクより、参加を心待ちにしている。
オープンチャット「伊藤忠商事 完全攻略 for26卒 購入者限定」
https://line.me/ti/g2/ldgtm6KzTTTZCVB4oF4sbvCupml03zFtnXrOIg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
