Webデザイナー様に普段案件を発注している立場としてWebデザインの業界を俯瞰してみていると、低単価案件は「ノウハウを知らない方」が集中し、高単価案件は「ノウハウを知っている方」が少数で市場を独占している状況と感じます。

そう切実に願い続けてはや3年。そんなWebデザイナーは世の中に沢山いることでしょう。

断言しましょう。

要は、デザイナーの方が熱心に信じている「デザイン力さえ鍛えれば選ばれて稼げる」という願いは現実では大きく的を外れているということです。

お気持ちはわかります。デザインが好きで高いスクール費用を支払ってWebデザインを学んだわけですからデザイン力を鍛えれば受注できるようになると考えたくなるのは当たり前です。

しかし、「WEBデザインで在宅で仕事をして独立したい」という目標であればお気づきかもしれませんが、それだけではかなり難しいのが現実です。

決してあなたはデザインを作ってみたいからという気持ちで大きな投資をされたわけではないと思います。

デザインのスキルを身に着けて、少しでも収入を自分で作れるようになりたいそして、ご自身やご家族、そしてお子様がより選択肢のある生活ができたらいいと思って学ばれているという方が多いかと思います。

要は学んで収入を作るまでを期待して学ばれた方がほとんどでしょう。

9割以上のデザイナーが、

正直申し上げると、大体がこのフローを辿る方が多いです。

実際、本気で課題を感じなければ人間動けないのですが、後になって痛い目に合うものです。

Webデザインの競争は、以前と比べて非常に激しくなっています。 デザインスクールから卒業した方々が毎日市場に参入してきます。

クラウドソーシングサービスで大量にエントリーしても採択されない理由は、案件に応募が集中しすぎていることにあります。

例えば、1件の募集に対して50～70件ものエントリーが集まることが一般的です。この中で採択されるのは1名のみ。その採択率がどれほど低いか、想像がつくのではないでしょうか。

さらに、クラウドソーシングサービスは、コストを抑えたいクライアントが多く集まる傾向にあります。そのため、受注しても単価が低いことがほとんどです。

結果として、実際に案件を受注した場合でも、かけた労力に対して報酬が見合わず、苦しい思いをされる方が後を絶ちません。

このようなご相談をよくいただくのも事実です。

もはや「○○デザインスクール卒業」といった肩書、経験だけでは売り上げをあげていくことは非常に難しいといえるでしょう。

夢を持ってデザインスクールを卒業したにもかかわらず「飲食アルバイトの方が時給が高いぞ...?」と悩むほどこの現実に多くのデザイナーの方が悩んでいます。

も周りにおられます。

はたして、上流案件の顧客獲得に成功するWebデザイナーと、苦しむWebデザイナーの間には、 どのような違いがあるのでしょうか。

今回、ロードマップ作成会の中でお伝えしたいのは、

先ほど「上流案件獲得の仕組み」を理解するべきと申し上げましたが、どのような工程を踏んであなたの元に制作案件がやってくるか考えたことはありますか？

これを知っているか知っていないかで大きく今後の受注状況が変わってくるということです。