米政権、関税計算で代入ミスか 実際の税率は「4分の1」
【ワシントン=赤木俊介】トランプ米政権が「相互関税」の税率の計算式で代入を誤った可能性がある。米アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の研究員が改めて関税率を計算したところ、実際の税率は発表された数値のおよそ4分の1ほどとなった。日本への税率は24%ではなく、一律の10%のみが適用されるはずだという。
AEIが4日発表した。米通商代表部(USTR)が公表した関税率の計算式では、分子を輸出額...
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(更新)- 竹内薫サイエンスライター別の視点
「政権が輸入価格の弾性値を説明するために引用した論文の共著者も反発した」。まるで、学期末試験の残り時間1分で慌てて計算して間違った、みたいになっていますが、世界中の株が暴落しており、単なる計算間違いで済まされる問題ではないです。私は経済の専門家ではありませんが、たとえば日本はアメリカの国債を大量に買っており、そういった状況が考慮されていない「単純過ぎる計算式」を使って関税を計算することに意味はないと考えます。
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2025年1月20日(現地時間)にドナルド・トランプ氏が再びアメリカ大統領に就任。政権の行方など最新ニュースや解説を掲載します。