山梨 富士川町 2つの中学校が統合「富士川中学校」で開校式
富士川町の2つの中学校が統合されてできた新しい「富士川中学校」の開校式が行われました。
富士川町では増穂中学校と鰍沢中学校が先月、閉校となり、7日は2つの学校が統合されて新たにできた「富士川中学校」の開校式が行われました。
式は旧増穂中学校の体育館で行われ、新2年生と新3年生あわせて210人余りと、教職員や町の関係者などが出席しました。
富士川町の望月利樹町長は「増穂中学校と鰍沢中学校の輝かしい歴史と伝統を引き継ぎ、ここに富士川中学校の開校を宣言します」と述べ、生徒たちは緊張した表情で開校宣言を受け止めていました。
このあと、町から富士川中学校の小池剛校長に町の花の「桜」などがデザインされた新しい校旗が渡されました。
3年生で生徒会長の瀧澤厚也さんは「皆さん、新しくなった中学校で不安もあると思いますが、新しいことを楽しむという意識でこの学校をつくりあげ、みんなで共に頑張っていけたらいいと思います」と話し、同じく3年生で生徒会役員の小松未來さんは「富士川中学校になって、新しい行事があるのかなという期待があります。それを新しい中学校の仲間とできるのがうれしいです」と話していました。
富士川中学校では、8日は新1年生75人を迎える入学式が行われます。