「医師が足りない」地震被災地の病院、ミャンマー国軍クーデターの影
笠原真=マンダレー 畑宗太郎
「生存者と死者を選別するところから始まった」。約1千人の急患が殺到。そのうち、250人ほどは死者だった。
ミャンマー地震が起きた先月28日の状況を、女性医師はそう振り返る。
ミャンマー第2の都市マンダレーの総合病院。今月4日に訪れると、屋外にも病床が広がっていた。患者の多さに加えいくつもの建物が地震で損壊し、使えなくなった。
クーデターに抵抗、医師も弾圧対象に
負傷者の多くは、建物が倒壊…
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