くら寿司コンドーム騒動やすき家ネズミ混入の背景、古舘伊知郎「自民党に責任」
回転ずしチェーン大手「くら寿司」の店舗内の客席で起きた、皿の戻し口での避妊具(コンドーム)放置や、牛丼チェーン大手「すき家」の鳥取市の鳥取南吉方店で1月、みそ汁にネズミが混入、焼肉チェーン大手「焼肉きんぐ」での〝嘔吐30分放置〟など、外食チェーンにおけるトラブルがネットの口コミやSNS投稿によって相次いで発覚していることについて、フリーアナウンサー、古舘伊知郎(70)が5日に自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画で、自民党の責任を指摘する持論を展開した。
「すき家・焼肉きんぐ・くら寿司…相次ぐ外食チェーン店トラブル。自民党政権にも責任が」と題した動画の中で、「外食チェーンの構造的な問題を見ていくと、結果的には長年の自民党政治のつけが外食チェーンのトラブルにまで巡り巡って繋がってきてんだって話をぜひ聞いていただきたい」と語り始めた古舘。
焼肉きんぐの嘔吐放置について、「泥酔しまくった客が30分にわたって席で吐き続けたと。その様を見える席で食べていた人が結果的にSNSで投稿したわけですよ。食欲が失せて、食べてられないってんで、結果的にお金払って出てきてんですよ。まったく店が対応できてないってのがあらわになってる」と指摘。
くら寿司のコンドーム騒動については、「とっても悪質ですよね。アクシデント云々じゃないですから」とし、食べ終わった寿司の皿の投入口に開封した避妊具が放置された写真がSNSで投稿された迷惑行為について、「こんな意図的に悪質なことはない。損害賠償って話になるのは当たり前ですよね」とコメント。
すき家のみそ汁にネズミが混入した問題にも触れて、「それぞれケースは違うんですけど、本来ならトラブルに見舞われた客側と店の問題」だと語り、「私が思うのは1つ、良い悪いじゃありません、SNSに投稿した段階で、人は〝神様〟になるんだなってことを自分に言い返しておかないといけないと思うんですよ」との見解を示した。
この理由について、だって店と揉める揉めないの話がバーっと出した段階で拡散されれば、人々がそれでざわついて騒ぐとなったら、投稿した人間は神ですよ。今人間がそれぞれ瞬間瞬間、神になる時代が来たんだなって思ってんですよ」と話した。