ダンジョンでモンスターと戦うのは間違っているだろうか


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作:アイル123321
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夢への第一歩


私が思ったより見ていただいたみたいでありがたいです。
また続きが見たくなるような内容を書けていたら嬉しいなと思います。

初投稿なので、何かあったら色々と大目に見てください。
正直キャラがこんなのでいいのかを今の段階で感じてるのでキャラが増えてきたらどうなるんだろうと震えてます。

誤字などあったら、報告してもらえればと思います。


ベル「こんなところに来るなんて、どうしたの?」

 

私は一瞬、言葉が詰まった。

ここまで、いくつものファミリアに頼んだけど、すべて断られていたから。

 

「え、えっと……私、ファミリアを探してて……最後にここを見に来たの……」

 

ベル「ファミリアを? でも、君……まだ子供じゃ……?」

 

やっぱり、そう言われた。

でも、もう慣れてる。

 

「私、10歳だけど! 本気で冒険がしたくて、オラリオに来たの!」

(もし可能ならモンスターと仲良くなれる調教師――ううん、“モンスターマスター”になれたら……)

 

心の中で、そう願いながら。

 

ベルさんは目を丸くして、それから少し困ったように笑った。

 

ベル「君みたいな小さな子がここに来るなんて思わなかったな。でも――」

 

「ダメ……ですか?」

 

気づいたら、私はずっと大事にしていた『テリーのワンダーランド』の本をベルさんに差し出していた。

 

「私は、この本みたいにはいかないかもだけど……

戦うだけじゃなくて、いろんな出会いをして、一緒に笑ったり、冒険したり……そういう冒険がしたいの!」

 

ベル「……」

 

ベルさんは黙ったまま本を受け取り、ページを少しだけめくると、やがてパタンと閉じて――優しく笑った。

 

ベル「……うちの神様に、会ってみる?」

 

「えっ、いいの!?」

 

ベル「うん。……僕も夢を追いかけて、オラリオに来たからね」

 

こうして私は、小さなファミリアの扉を開けた。

 

中には、黒髪に青い目の小柄な女性――ヘスティア様がいた。

 

ヘスティア「あれ? 忘れ物? ……その子、どうしたの?」

 

緊張で喉がカラカラになりながらも、私はベルさんに話したのと同じ夢を、ヘスティア様に伝えた。

 

そして――

 

ヘスティア「うん、いい夢だ! よし、君をうちのファミリアに迎えようじゃないか!」

 

こうして、私はヘスティア・ファミリアの一員になった。

 

ヘスティア様の指が、私の背中に恩恵(ファルナ)を刻む――

その瞬間、私の旅が本当に始まった。

 

ヘスティア「?!」

 

ベル「神様? どうしたんですか?」

 

ヘスティア「……いや、ちょっと待って。ステータスを写すから……」

 

少し戸惑いながらも、ヘスティア様は紙にステータスを書き写していく。

 

ヘスティア「……これが君のステータスだよ」

 

私は見つめた。

 

そこには、私がずっと憧れていた――夢のような力が記されていた!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【ステータス】

テリー Lv.1

 

 

力:Ⅰ0

耐久:Ⅰ0

器用:Ⅰ0

敏捷:Ⅰ0

魔力:Ⅰ1

 

 

《スキル》

【モンスターマスター】

・仲間にしたモンスターと意思疎通を取ることができる

・「スカウトアタック」が使えるようになる

・「モンスターファーム」が使えるようになる

 

《魔法》

【スカウトアタック】

・特殊な魔力を体に纏わせることが出来る

その状態で攻撃した時、確率でモンスターが仲間になる

その時の攻撃で相手モンスターが傷つくことは無い

一度に与えるダメージが大きいほど仲間になる確率は高くなる

仲間モンスターを連れている場合モンスターにも特殊な魔力を付与

 

詠唱 「スカウトアタック」

 

 

【召喚・送還】

・モンスターを異空間にあるモンスターファームから出し入れができる

召喚する際はモンスターファームにて事前に決めているメンバー3体のみ召喚可能

 

詠唱 「ゲートオープン」

 

 

またモンスターの名前をつけることでその名前のモンスター一体のみを指定し召喚することができる

 

 

詠唱 「ゲートオープン + モンスターの名前」

 

 

【転移】

・異空間にあるモンスターファームへ転移する

 

詠唱 「トランスファーム」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ベル「これは……!」

 

ヘスティア「うん、今まで聞いたこともない、レアスキルだよ。

テリー君、これが知られたら、他の神様がちょっかいを出してくるかもしれない。

どんなに親しげでも、知らない人には絶対について行っちゃダメだからね?」

 

「……さすがに、知らない人についていくほどバカじゃないです!」

 

ヘスティア「それでも心配なのさ。ベル君、君も気にかけてやってくれ」

 

ベル「もちろんです!」

 

私は――

私の名前と同じ、あの物語の“テリー”と同じ力を手に入れたんだ!

 

これから仲間になるモンスターたちと一緒に、私たちの冒険が始まる――

 

そして、これが後にオラリオを騒がせる《異端のテイマー》誕生の第一歩となる。

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