テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

発掘!戦場の叫び ~元兵士1500人が伝えたい真実~

番組ID
210283
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年08月15日(土)16:00~17:30
時間(分)
78
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
BSテレビ東京(BSジャパン)
製作者
BSテレビ東京(BSジャパン)
制作社
BSテレビ東京(BSジャパン)、オルタスジャパン
出演者
貫地谷しほり、ナレーション:上條恒彦
スタッフ
演出:小川典、撮影:岩崎圭介、撮影:新里勝彦、音声:三浦薫、EED:眞野公宏、MA:福田忠光、音響効果:冨田康、演出補:竹内知煕、ヘアメイク:北一騎、スタイリスト:青木宏予、編成:田村崇、宣伝:荒井正和、プロデューサー:越栄敦彦、プロデューサー:吉岡攻、プロデューサー:澤田祥江
概要
「(人を刺し殺すのは)まるで豆腐を刺すようなもんやもんね」。東京・下町の民家に保管されている4000本を超すビデオテープ。それは、戦場に駆り出された若者たち1500人が、平和な日本で初めてカメラの前で語った、戦争の証言映像である。番組では、これまでテレビで取り上げられなかった生々しい声の数々をテープの中から発掘し、放送で許されるぎりぎりの本当の戦場の姿をあらわにした。証言者のほとんどがすでに亡くなっていて、番組スタッフは遺族を訪ねては、放送の許諾を得た。女優の貫地谷しほりが、戦争について「今、どうしても真剣に向き合い、考えてみたい」と、今回の番組企画に共感。兵士たちは戦場で何を体験し、どんな思いでいたのか。幹部兵士ではない“名も無き人々の遺した真実”をもとに、取材の旅に出る。

同じ年代の公開番組

HBC戦後70年スペシャル 幻の札幌五輪 戦火に散ったジャンパー

終戦70年が近づいている。戦時中、国の決定が多くの夢や希望を踏みにじり、断ち切った。追い立てられるかのように戦地へ赴いた若者たち。彼らはその時代をどう生きようとしたのか。◆戦前の北海道・小樽に、将来を嘱望されたスキージャンプ選手がいた。久保登喜夫さんだ。小柄ながら卓越した身体能力を持ち、17歳の時に日本選手権で優勝。1940年2月に開催が決まっていた「冬季オリンピック札幌大会」におけるジャンプ競技の有力候補選手として注目されていた。◆だが時代は、オリンピックの開催を許さなかった。日本は日中戦争の悪化から国際的に孤立を深め、国内でも五輪反対論が高まっていく。1939年、日本政府は東京と札幌で決定していた夏と冬のオリンピック大会について、開催権を返上した。◆そして戦争は、久保登喜夫さんの人生をも奪う。終戦の年、沖縄の海で敵艦に特攻。23歳で命を散らせた。戦争が幻と終わらせた“夢の祭典”1940年の札幌冬季五輪。そしてオリンピック出場を夢見ながら、戦場で命を散らすしかなかった若きジャンパー・久保登喜夫さん。番組では、久保さんを知る人々を訪ねて戦争が奪い去った若者の夢を辿り、今ではあまり語られなくなった「幻の札幌五輪」計画に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
SBSスペシャル プロジェクトZ ~在来野菜は古里を救う~

昔からその地域で守り育てられてきた野菜を「在来野菜」あるいは「在来作物」と言う。収穫量が少なく、形も不揃いで、市場に出回ることは少ないが、品種改良された作物にはない風味を持ち、味が深いのが特徴だ。◆静岡大学の稲垣栄洋教授と蕎麦店経営の田形治さんは「在来野菜を楽しむ会」のメンバーで、静岡県内各地に残る在来種を調査し、食文化の継承・保護を訴えている。2人は静岡市の郊外、井川地区で一風変わった蕎麦に出会った。ご高齢の住民が自給用のためだけに育てていた在来種の蕎麦だ。井川地区にはこの蕎麦を含め、67種類もの在来種が残る。そんな特別の地・井川に魅せられた2人は、在来野菜を守ろうとある作戦計画を始めた。作戦名は「プロジェクトZ」。「井川の蕎麦」の復活と、客を呼べる在来野菜を使ったレシピの開発がミッションだ。◆田形さんは地元の協力を得て、50年前に失われた伝統農法「焼畑」を蘇らせ、稲垣教授はシェフたちを巻き込み、在来野菜を使った創作料理の開発を仕掛ける。田形さんたちの試行錯誤は、次第に井川地区の人々を巻き込んで行く。「元気のない井川」に心を痛めていた井川中学の生徒たちも、自分たちにできることを探し始めた。果たして在来野菜の復活作戦は成功するのか、井川の人々をどう変えていくのか。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
l_e_others_410