視聴率で苦戦…朝ドラ『おむすび』の“残念だったところ”と、それでも「評価したい」と思うワケ

博多大吉が心配していたこと

先の朝ドラ『おむすび』の最終話3日前、『あさイチ』冒頭で博多大吉が心配していた。

のこり3話となっても、ドラマがまだとっちらかっているというのだ。

「問題が山積みですんで、……あと3回ですよ……ちゃんと結べます?」と『おむすび』の終了を気にしていた(相方の華丸が気安く、結べます結べますと請け負っていた)。

この時期は春の甲子園中継のため、『あさイチ』が休みになることも多く、最終話3日前が『おむすび』の朝ドラ受けの最後のタイミングだったのだ。最終話の感想が聞けないところが、なかなかもどかしい。

NHK連続テレビ小説『おむすび』公式サイトより
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博多大吉が問題にしていたのは、全125話中122話まで終わったのに、ドラマがまったく収束する様子を見せなかったところである。

大吉は以下のことがまだ解決していないと列挙していた。

まず、家出娘の詩ちゃんがいきなり米田家を頼ってきたのをどうするのか。

主人公の結(橋本環奈)が病院で所属していたNSTチームが解散を命じられたのはどうなるのか。

また結が担当していたガン患者が食欲不振で低栄養が解消できていないが大丈夫か。

それでも結らのアドバイスを一切聞き入れずに、若い担当医は強引に手術をしようとしているが本当に大丈夫なのだろうか。

いきなり福岡の糸島へと結の父母が糸島に移住したが、うまくやっているのか。

ラスト3話でこれぐらい問題がある、と大吉は指摘していた。

たしかに、かなり解決されていなかった。

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