【番外編】「いじめ」じゃない、これは国家ぐるみの“集団リンチ”だ
——怒りを押し殺して現場に立つ支援者の叫び
■ 補助金支援者として、夢を支えてきた
私たちの仕事は、補助金を「獲らせる」ことではありません。
その先にある「事業の成長」「新しい雇用」「地域の活性化」を、事業者とともに作り上げること。
そして、「共に成長する新しい事業者支援の形」を模索して自社の成長機会にもしていきたいと考えていました。
だからこそ、私は支援者として、補助金申請から事業化まで誠実に向き合ってきました。
——本来なら、補助金は「挑戦を後押しする制度」だったはずです。
しかし、今、私がこの制度に対して抱いている感情は、怒りと悔しさ、そして「絶望」です。
■ 突然の取消処分と実地検査という名の“仕打ち”
ある日、突然当社に届いた実地検査の連絡。
その場に現れたのは、中小企業庁の某市役所出向職員、中小機構の職員、そしてパソナの事務局職員。
録音はするな、返還させるなどの恫喝、身分証の提示もしない。
さらに後日、「従業員の証言により工事は行われていなかった」との報告。
しかし、その“証言者”は、工事時点では在籍すらしていなかった人物。
——でっち上げです。
でっち上げによって補助金が取り消され、裁判にまで発展しました。
■ 国家・機構・大企業による“集団リンチ”
私は今、この訴訟と社会的告発を通じて、制度の正常化を目指しています。
でも、日々感じるのです。
これは「いじめ」などという甘い言葉では済まされません。
国家(中小企業庁)・独立行政法人(中小機構)・大企業(パソナ)による、”集団リンチ”です。
1社の支援企業、1人の中小企業診断士が声を上げたら、
その瞬間に組織的な“潰し”が始まる。
どれだけの嫌がらせや不自然な審査・処分があったか、枚挙にいとまがありません。
■ 実地検査の現場で、あの職員とまた顔を合わせるたび
私は今も、支援先の企業の実地検査に立ち会っています。
今日もまた会いました。
そして、あの不当な検査を主導した職員と、また現場で顔を合わせることがあるのです。
何の悪びれることもなく、今日もやすやすと過ごしているのです。
そのたびに、こみ上げてくる怒り。
理不尽に会社を潰されかけ、仲間の信頼も壊され、裁判まで起こすことになった。
——それでも私は、支援者としてその場では冷静に、毅然と対応してきました。
でも、内心では怒りで手が震えています。
このまま黙っているわけにはいかない。
こんなことがまかり通ってはならない。
■ これは私だけの怒りじゃない
きっと同じような目に遭った方が全国にいるはずです。
取消処分、不採択、意味不明な実地検査や交付審査、録音の拒否、説明の拒絶、人格を無視した通告。
声をあげられなかっただけの人が、たくさんいるはずです。
だから、私はこのnoteを書き続けます。
この怒りを、社会に残すために。
未来の支援者・事業者のために。
■ 最後に
制度は、誰のためにあるのでしょうか?
少なくとも、中小企業の挑戦と努力をねじ伏せ、封じ込めるためにあるわけではない。
国・独立行政法人・大企業が連携して1社を潰しにかかるなら、
私も、全力で立ち向かいます。
これは、私の人生の矜持でもあります。
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