小籔千豊 フジテレビ報告書に疑問…中居正広氏の番組即終了に「かばってるわけじゃないんですけど…」
お笑い芸人の小籔千豊が4日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題の第三者委員会による報告書が公表されたニュースにコメントした。 【写真】白髪になった中居正広氏 この日の番組では同局・大多亮社長の緊急会見の模様が中継された。大多氏は性暴力があった時点でフジテレビの専務で、中居氏の番組継続に関して、当時の港浩一社長や大多氏ら〝編成ライン〟3人だけで意思決定されたことを第三者委員会は問題視していた。 これらの報告について小籔は「僕は古いというか、アカン考えなのかも分からないですけど」と前置きし「ビッグネームのやっている番組が始まってすぐ終わった時って、『何かあるんちゃうか?』って世間が騒ぎ出す可能性って絶対あると思うんですよ。ビッグネームの番組が半年とかで終わった時、絶対ザワつくんですよね」と指摘。 その上で「それを守りたかったという気持ちは、僕ちょっとこの業界かんでるから、分かるんすけど、弁護士の先生とか第三者委員会は『すぐ終わらすべきだった』とおっしゃるんですけど、僕、それ終わらせてたら、女性にとって良かったんかな?とはちょっとよぎったりするんですけどね」と素直な気持ちを語った。 これに共演の岸田雪子氏は「終わるか終わらないかの判断の中に『女性はどう受け止めるか?』という意図が足りてなかった」とコメントすると、小籔は「じゃあ、女性に先に『どうする? 終わらせた方がいいかな? それともザワつくかも分からんから延長しようと思うけど、どうかな?』って聞けばよかったってことですか? ほぉ~」と怪訝な顔つきを見せた。 さらに小籔は「全然、この人らかばってるわけじゃないんですけど…」と前置きし「僕はあれ(報告書)読みながら『俺やったらどうやったんかな』とか、『俺やったらミスらんのかな』と思って見てた時に、『あんまり広めんな』という状況の中で『他の女性にも相談してみよう』『あの人の意見も聞いてみよう』というふうなモードに入るのって、自分守りたいだけで、その女性は守りたくないというか、『後で怒られた時のためにみんなで聞いとかなヤバいよな』は、はっきり言って守る気ないというふうに考える時もあると思うんですよ」と私見を述べた。
東スポWEB