ミャンマー留学生 さくらカーニバル会場で募金訴え 大地震受け5、6日

募金活動を前に「岡山さくらカーニバル」の会場を下見するミンミンさん(右)と知人女性=4日、岡山市・後楽園東側旭川河川敷
募金活動を前に「岡山さくらカーニバル」の会場を下見するミンミンさん(右)と知人女性=4日、岡山市・後楽園東側旭川河川敷
 大地震で甚大な被害に見舞われた母国のためにと、岡山大で学ぶミャンマーからの留学生ヨン・インザリ・ミンミンさん(24)が5、6日、岡山市・後楽園東側の旭川河川敷で開催中の「岡山さくらカーニバル」の会場で募金を呼びかける。友人たちと一緒に花見客に現地の窮状を訴える予定で、支援の輪が広がることを強く願っている。

 地震は3月28日に発生し、震源近くの第2の都市中部マンダレーなどで大きな被害が出ている。昨年度から同大で社会学などを学ぶミンミンさんはマンダレー出身で、家族は無事だったものの、周辺の家屋や建物は倒壊が相次いだという。余震で住居が崩れることを恐れて多くの人が路上で夜を明かし、道路寸断で物流がストップして物価も高騰。雨期が迫る中、二次災害も懸念されている。

 家族からの報告に心を痛めたミンミンさんは「岡山から今すぐできることを」と募金活動を発案。留学生活を支えてくれる知人女性を通して多くの人でにぎわうカーニバル事務局にかけ合い、会場での実施にこぎ着けた。

 惨状を知ってもらおうと、数日前から報道写真のパネルやメッセージ入りの募金箱を手作りし、4日には関係者と会場を下見した。ミンミンさんは「居ても立ってもいられなかった。ミャンマーに少しでも気持ちを寄せてもらえたらうれしい」と話している。

 募金活動は両日とも正午~午後2時、会場中央の本部前で行う。いずれの日も留学生仲間数人が参加。浄財は長年ミャンマーで医療支援に当たる認定NPO法人ジャパンハート(東京)の緊急活動に役立ててもらう。

 カーニバルは6日まで。岡山県、岡山市、岡山商工会議所、岡山青年会議所、RSK山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる実行委の主催。問い合わせは現地本部(090―8719―9744)。

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