「「「・・・・・は?」」」
アニスの言葉を聞いてベルもだが部屋にいる全員が目を点にしているがアニスは
証拠はこれだよと言って懐から取り出したのは・・・小さなまるで石の様な
水色の原石を取り出すとあっとベルはそれを見てこう言った。
「それ僕の魔石です!」
「へえ、これが魔石何だねえ・・・これが証拠だよ。」
「あのアニス様、別の世界と言いますが魔石は魔物の体に嗚呼りますが魔物は何処にでもいるのではないのでしょうか?」
ユフィリアがアニスに向けてそう聞くとアニスはううんと言ってこう返した。
「確かに魔石は魔物の中にあるけどさユフィ・・・これをようく見て見て、イリアも。」
イリアと呼ばれたメイドとユフィが何々と思ってようく見て・・・あっとイリアが
声を漏らすとアニスはふふんと言ってイリアに向けてこう言った。
「分かったイリア?私が言った意味??」
「はい、アニス様がよく持ってこられますので分かりました。先ずは色です、魔石は
大概が紅くまるで血の様な色ですが・・・これは青に近い水色です。」
そう言うと更にイリアはこう続けた。
「それに大きさもです、魔石は大体が姫様の顔程の大きさがありますが
これ程小さい魔石は見たことございません。」
「そ、魔石の色も違うし入ってる魔力も感じが違ってるって『ティルティ』・・・
ああ私と『魔学』の共同研究している友人がそう言ってたんだ。」
今から数分前
「それで?あんたこんな朝早く何の用なのよ??」
ぶっきらぼうにそう言うのは腰まで届きそうな菫色の長髪
暗い赤色の瞳
病的に白い肌
深紫色のドレス
目元は寝不足なのだろうか隈が浮かんでいた。
彼女はアニスの悪友にして公爵令嬢
『ティルティ・クラーレット』である。
すると『ティルティ』はアニスに向けてこう聞いた。
「あんたがこんな朝早くに来るなんて何?まさか『あれ』の補充に
来たんじゃないでしょうね?」
此間したばかりよと言うとええとねとアニスは・・・ベルのポーナから抜き取った
魔石を見せてこう言った。
「これさ・・・調べてくんない♪」
「・・・・・は?」
「ちょっと何これ魔石・・・にしては異様ね・・・魔力の質が何時もとは
全く違うわ。」
『ティルティ』は机にアル顕微鏡を使って小さく砕いた魔石を鑑定するとアニスは
魔石と聞いてえ、嘘でしょ!と言うが『ティルティ』は真実よと言ってこう続けた。
「これの魔力は私達とは全く違う場所・・・つまりはこいつには『精霊』の痕跡が
見つからないわ。」
「・・・そんな事ってあるの?」
アニスは『ティルティ』に向けてそう聞くといいえとこう続けた。
「本来私達が使う魔法は魔力を『精霊』が取り込むことで顕現する事が出来る、それは知ってるでしょ?」
それを聞いてアニスは当たり前じゃないと言うとけどと『ティルティ』はアニスに
向けてこう続けた。
「けどこれにはそれすらない、何処かで取り込んで生み出された・・・云わば
これ一つで完成したそうねえ・・・作り物・・・それも生きたって所のね。」
「作り物・・・。」
「まあ後はこれを持っていたって言う子に聞いたほうが速いわね、どこで
手に入れたのかそして・・・あんたは何者なのかとかね。」
「これが一つ、それで・・・もう一つがこれ。」
そう言ってアニスが机の上に置いたのは・・・ベルが使っていた胸当ての
装甲であった。
「これは・・・何処にでもある物ではないのでしょうか?」
ユフィがアニスに向けてそう聞くとまあ見た目はねと言うとアニスはその装甲を
裏向きにするとある所を指さしてこう言った。
「これ・・・何が書いてあるのか分かる?」
そう言って見てみるとそこに書いてあったのは・・・これだ。
『GUIRDE』
本来ならばギルドと書かれているそれに対してユフィは・・・こう答えた。
「何ですか・・・この文字は?」
そう言うとベルは目を大きくして驚きながらこう言った。
「えええええと待ってください!これは『コイネー(共通言語)』何ですけど?」
「『コイネー(共通言語)』ねえ・・・私達の文字はこれだよ。」
そう言って差し出したのは・・・ベルから見ればまるで象形文字の様に見える
それであるがベルの様子を見てアニスはこう言った。
「君は如何やらこれを見たことが無いようだね?」
「ああ・・・はい・・・けど違う国だって可能性」
「じゃあ君はどうやって・・・ここに来たんだい?」
「そ・・・それは。」
「其れに君の背中にあった刺青にも同じ字で紋様が刻まれてたよ、だから私はイリアに伝えてこの刺青と同じ奴を見つけて欲しいって事で今お父様が『グランツ』宰相・・・
ああユフィのお父さんに調べさせて貰ってるんだけど・・・多分ないだろうね?」
そう言うとそう言う事だよと言ってベルの顔は真っ青になっていた、自分には帰りを待っているであろう『神様』の事を思い出してどうしようと頭を悩ましていると・・・
アニスはベルに向けてこう言った。
「さて・・・君には行くところが無ければ帰る場所もない・・・正に天涯孤独だね。」
アニスがそう言うと・・・それでとアニスはベルに向けてある提案を話した。
それが・・・これ。
「少年!君を私とユフィが起こす『魔学』の装置運用におけるテストパイロット兼この離宮の最初の執事見習いとして働く気は無いかい?!」
「・・・・・へ?」