「う・・・ううん。」
少し狭いがそれなりに住めれる部屋にて・・・ベルがベッドの上で目覚めると周りを
キョロキョロと見てこう言った。
「あれ?・・・僕・・・どうして・・・確かダンジョンで・・・モンスターを・・・
あれ?」
ベルはそう言って外を見て・・・奇声を上げた。
「ほわあああああああああああ!」
そしてベッドからずり下がって其の儘・・・頭から落ちた。
「ほばあああああああ・・・・!」
そして頭を摩りながら外を見ると・・・太陽が出ているのが見えたので何でと
思っていると自身の恰好を見て更に驚いていた。
「えええ!何で僕・・服が変わってる!!」
今現在ベルの服装は完全に寝間着姿になっているのだ。
すると外から声が聞こえた。
ーーでは本日は王城に?
ーーはい、事情を聴くだけですので。
「王城・・・事情聴取って・・・一体何?」
と言いながらもう少しと思っていると・・・力が強すぎたのであろう扉が開いたのだ。
「むぎゅ!」
倒れてベルが上を向いた先で目にしたのは・・・
・・・・・青みがかった腰まで届くくらいの銀髪の美少女がそこにいたのだ。
「・・・・(綺麗な人)」
そう思っているとあのと少女が紫の瞳をベルに向けて手を差し伸ばしてこう聞いた。
「あの・・・大丈夫でしょうか?どこか痛みとかは?」
「あ・・・ああ・・・な・・・・にゃんでもありまべ」
「「あ。」」
「舌・・・噛んだ。」
ベルはそう言って口の中をもごもごしているのを見て銀髪の少女は・・・
くすくすと笑っているとベルはええとと恥ずかしがっている中銀髪の少女の背後にいる
赤髪のメイド服姿の少女が前に出てこう言った。
「おはようございます、体の調子は如何でしょうか?」
そう聞くとああはいと答えるとそうですかと言ってメイド服の女性は
ベルの着ていた服を手渡すとこう言った。
「朝食の準備が出来ております、何時かは起きることを考慮して何時もよりも多めに作っておりますので如何ですか?」
そう聞くとああええとと思っている中ベルはこう答えた。
「じゃ・・・じゃあその・・・喜んで。」
「では・・・此方です。」
そう言ってメイド服の女性は笑みを浮かべながら銀髪の少女と共にベルは食堂に
向かって行った。
「ごちそうさまでした!」
「それはどうも、あれだけあったのを全部食べるのですからよほど
お疲れだったのでしょう。」
メイド服の女性はそう言いながらベルの目の前にあったコップに紅茶を淹れている中
あのとベルはこう聞いた。
「ここは何処なのですか?僕は確かダンジョンで」
「あの・・・覚えは無いのですか?」
「?」
目の前にいる銀髪の少女がそう言う中で何がと思って思い出していた。
「ええと確かオラリオのダンジョンに行ってそれで・・・ウオーシャドーの攻撃で
武器が無くてそれで・・・・!!」
そう呟く中でそうだと思っていた。
「(あの時僕は穴みたいなのに堕ちたんだ!それで・・・その後。)」
そう考えている中で・・・・聞きなれない音が大音量で聞こえた。
きゅわーーーー!きゅわーーーー!きゅわーーーー!
「「!?」」
その音を聞いて2人は何だと思っているとああとメイド服の女性が窓に向かうと・・・
・・・・・今度は外から爆発音が聞こえた。
「一体何ですか一体?!」
ベルは何ですかと聞くとメイド服の女性は窓を開くと・・・下にアルスイッチを押してこう言った。
「これはお嬢様が造った不審者発見装置です、このように大きな音を鳴らすので
向こうからすれば騒がしいので逃げますでしょうが・・・矢張りでしたか・・・
お帰りなさいませお嬢様。」
そう言って土煙が晴れた先にいたのは・・・金髪の美少女であった。
首筋迄見えるくらいまで切り揃えられた短髪
翡翠色の瞳
人懐こそうな顔立ちの少女が箒を持っていたたたたと言いながら
メイド服の女性に向けてこう言った。
「ああ『イリア』只今ー!あれ『ユフィ』もおはようって・・・
おおおお少年もおはよう!」
「えと・・・あの・・・この人は・・・?」
ベルがそう聞くとああと『イリア』はベルに向けて紹介した。
「あのお方が私の主でこの王国・・・
『パレッティア』王国の第一王女『アニスフィア・ウィン・パレッティア』様で
ございます。」
「へえ・・・王女様・・・・
お・・お・・お・・
王女様ーー!!??」
「少し落ち着きましたか?」
「いえ全然です!あのすいません何か色々と」
「構いませんよこちらは。」
「ではその・・・こちらの・・・・」
ベルはそう言って銀髪の少女に目を向けるとああと『イリア』はこう答えた。
「彼女はこの『パレッティア』王国の宰相『グランツ・マゼンダ』筆頭貴族の令嬢
『ユフィリア・マゼンダ』様でございます。」
「宰相ーーー!!!???」
「いやあ面白い反応するねエ君は?」
「当たり前です!じゃなくて当たり前でございます!!」
ベルは目の前にいる『アニスフィア』に向けてそう言う中でアハハと
『アニスフィア』はベルに向けてこう言った。
「良いよ良いよそんなに硬くならないでさ?私の事は『アニス』って
呼んでいいからさ!」
「(無理無理無理無理!絶対に無理です!!)」
内心心の中のベルが首を残像出来る位迄振っている中でさてとと『アニス』は
ベルに向けてこう聞いた。
「君に一つ聞きたいことがあるんだけど良いかな?」
「あ!はい喜んで王女様!!」
「だから片肘張らない張らない、其れじゃあ聞くね。」
そう言うと『アニス』はベルに向けてこう聞いた。
「君さ・・・この国・・・いや、この世界の住人じゃないでしょ?」