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日米仏「空母」がそろい踏み フィリピン東方で初の共同訓練―海自

配信
フィリピン東方の太平洋上で共同訓練を行う米空母「カール・ビンソン」(手前)と海自の護衛艦「かが」(中央)、仏空母「シャルル・ドゴール」(奥)=12日(海自提供)

フィリピン東方の太平洋上で共同訓練を行う米空母「カール・ビンソン」(手前)と海自の護衛艦「かが」(中央)、仏空母「シャルル・ドゴール」(奥)=12日(海自提供)

 海上自衛隊は13日、フィリピン東方の太平洋で米仏海軍との共同訓練「パシフィック・ステラー」を行ったと発表した。海自艦艇と米仏の空母部隊という枠組みでの訓練は初めてで、海自からは、事実上の「空母化」を進める護衛艦「かが」などが参加した。

護衛艦「かが」にF35B初着艦 「空母化」へ運用試験―海自

 同海域で他国空母との訓練実施は異例。海洋進出を強める中国をけん制する狙いがあるとみられ、18日まで行われる。

 訓練には他に米原子力空母「カール・ビンソン」や仏海軍の空母「シャルル・ドゴール」など計11隻と各国哨戒機が参加。共同で対潜水艦や対空の戦闘訓練などを実施し、連携を深めたという。

 かがは航空自衛隊のF35B戦闘機の艦上運用を予定しており、昨年艦首の大規模改修や米軍機による発着艦試験などが行われた。

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