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Conversation

作家を、一発逆転の手段と考えると、危ういですね。 山本一力先生のように、2億円の借金返済のために49歳で小説を発表した方もいますが。 それは、小説が簡単に書けるからでも、小説が一発逆転しやすいからでもなく。 宝くじを買いまくるでも、デイトレーダーになるでも、他に選択肢はあるのですから。 いろんな選択肢の中で、小説を選んだのは、そこに適性やモチベーションや目算や勝算があったからで。 一発逆転思考に陥って、京アニ大賞に小説を応募、落選を逆恨みして34人の尊い命を奪い、同じぐらいの数の人を負傷させた人間も、いたのですから。 人生は劇的には変わらない、だから10年ぐらいかけて、コツコツ積み上げていくしかないわけで。 そこに耐えられるのは、好きだからという、シンプルな理由が必要かと。 よく、スポーツにはハングリー精神が必要だと言われます。 確かに金銭欲や名誉欲、承認欲求はモチベーションになります。 でも、かのモハメド・アリを破るという番狂わせを起こしたレオン・スピンクス選手は、そこで富と名声を手に入れて、以降はパッとせず王座転落。 具志堅用高選手は逆に、王者になって初めて、ハングリー精神を知ったと。 王者になって得た名声や報酬を、失いたくないと思ったそうです。 これは逆説的に、ハングリー精神なく王者まで駆け上がったということですね。 弓月光先生のように、76歳になっても現役、60年近く創作意欲が持続するのは、物欲だけでは無理で。 やはり、中心部分には好きという、シンプルなモノがあると思うのです。 野村克也氏は、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任した時、もう引退かと思われていた山﨑武司選手に、もっと野球を好きになれと、諭したとか。 ID野球を世に知らしめた名将が、技術論やデータ分析ではなく、楽しくて泥まみれになって野球を楽しんでいた頃の気持ちを思い出しなさいと。 山﨑選手は39歳で本塁打王と打点王の、2冠を達成しますが。 継続する本質は、そこにあると思うんですよね。
Quote
宮前葵
@AOIKEN72
これから書籍化デビューする作家さんね。デビューしても「そんなにすぐには人生変わらない」からガッカリしないでね(笑)。いや、結構観測されるんですよ。思ったより人生がパーっと開けなかったって嘆く人が。いや、そんなもんだって。いきなり爆売れすれば話は違うかもしれないけど、新人の作品なん
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