どうやら今年の花粉症、終わったようです
僕は小麦を辞める前はひどい花粉症でした
一昨年の年末から完全に小麦を辞め、今年は花粉症の症状がほぼありませんでした(1日だけ症状が出ました)
小麦を辞めるとなぜ花粉症が治るのかを説明します
花粉症とは自分自身の免疫が花粉を有害なものと誤認してヒスタミンなどを放出することによって起こる症状です
小麦のグルテンは小腸で免疫反応を引き起こし、TNFαを含む炎症性サイトカインを撹乱させて過剰に産生させ、花粉症のような炎症症状を引き起こします
つまり小麦が免疫を撹乱させ、花粉に対して過剰に反応してしまう身体にしてしまっているということです
またグルテンは腸バリア機能を弱めリーキーガット(腸漏れ)を起こします
これが更にTNFαの「撹乱」を強めて全身の炎症につながったり、腸内環境が乱れ悪玉菌が増えたり、漏出した毒素や炎症が脳に影響を与えたり、腸から漏れた物質が血流に乗り、皮膚で炎症を引き起したりします
その結果、症状は花粉症だけにとどまらず、倦怠感、発熱、関節痛、ニキビ、湿疹、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、セリアック病、1型糖尿病、うつ病、不安障害、集中力低下など、全身に連鎖的に症状を発生させます
歴史的・民族的に小麦を食べ慣れていない日本人ではこれが顕著です
敗戦によりアメリカの食文化が入り込んで以降、日本人の小麦消費量の異常な増加と比例して、上記の疾患が増えていることは紛れもない事実です
小麦を辞めると花粉症の改善だけでなく、全身の健康状態が改善します
小麦をやめた人達がそのことを驚きと喜びを持って多数報告しているのには、ちゃんとした医学的・科学的な根拠があるのです