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カンボジア情報

地震後の海外不動産投資 カンボジアJタワー3コンドミニアム330m

3/28ミャンマー・タイ地震の検証から私達のプロジェクトに関してです。

私はカンボジア・東南アジアで不動産開発、高層建物を設計、施工、現場管理をしている数少ない日本人であり、またオーナー、経営者の立場で現地で設計、施工、現場管理をしている点では唯一の存在ではないかと思います。組織、団体にとらわれずしがらみなく意見が言えることができる立場です。私の意見が地震への安全対策に繋がればと思います。

また私にはその義務があると思っています。

※ご意見を頂きましても議論等の場には致しません。私からの一方的な発信になることをご了承下さい。

3/28ミャンマー・バンコク地震発生後のSNSで目立った投稿は、

日本の建設でないとダメだ

の声が多かったです。

日本のものは安全、日本神話ははたして本当でしょうか?

2007年、日本のODA(=政府開発援助)で、大成建設、鹿島建設、新日鉄エンジニアリングが、ベトナムの南部、メコン川の支流ハウ川に建設中だった「カントー橋」が崩落しています。

2015年、三井住友建設側が基礎工事の際に地盤調査を一部で実施せず、虚偽データに基づいて工事 、複数の杭が強固な地盤に届いておらず、建物が傾く事態となっています。

日本神話などありません。冷静に検証する必要があります。

日本製でなければのSNSでの声は、耐震性、地震対策の建物構造のことを言っているのだと思います。その前提で話を進めていきます。

近年、日本の高層マンションは免震構造で建てられています。

地震に遭ったバンコクやカンボジアの建物は耐震構造です。

耐震構造と免振構造の違いは、

耐震構造は、強固な鉄骨フレームや鉄筋コンクリート構造を使用しており、地震の揺れに耐えるよう設計されています。

免震構造は、建物と地面の間にゴムや特殊な装置を入れ、地震の揺れを直接伝えない仕組みです。

耐震構造、免震構造ともメリット、デメリットがあり、強固な建物であるため激しい揺れを受ける耐震構造に対して、免震構造は揺れを逃がすために激しい揺れを受けないのが特徴です。また小さな揺れや強風には強い耐震構造に対して、小さな揺れにも反応したり地震だけでなく風にも建物が揺れて、度々エレベーターが止まってしまうのが免震構造です。

私ジェット谷ですが、日本は免震構造の高層タワマンの高層階が自宅です。

私の経験からですが、地震発生時、ガタガタって揺れはありません。『ひょっとして今地震?』で、大きく揺れ始めます。遊園地のバイキングに乗ったような感じの揺れになります。気分が悪くなる人もいるようです。頻繁に地震があって揺れる日本では建物保護には免震構造は最適だと思います。しかし遠方の比較的規模の小さい地震、マンションに居なければ気付かないような地震にも直ぐに反応して揺れますので、長周期地震に弱いと思います。それと台風でなく強風でもマンションが揺れて直ぐにエレベーターが止まります。長所短所を体験できています。

耐震構造、免震構造に関してはネットで検索すれば知識として知ることができます。両構造とも長所短所があります。ここで注意しなければならないことは、建設されるエリアでどちらの構造が適しているかです。

現在進行中の私達の『Jタワー3コンドミニアム330m』ですが、カンボジアは地震のリスクが比較的低い国、大規模な地震(M6.0以上)が発生する可能性がありませんから、建物構造は耐震構造で建設中です。

この基準は、同じく大規模地震が無く超高層建物がそびえたたつアメリカ、ニューヨーク、マンハッタンを基にしています。

この基準はJタワー1から採用しています。

カンボジアや東南アアジア諸国には、明確な耐震基準がありません。かといって日本のような厳しい耐震基準は必要がありません。

そうすれば構造計算時に、地震に対する数値を地震が無い地域に合わせれば良いのではになりますが、日本製の構造計算ソフトは2005年構造計算偽造の姉歯事件以降、ソフトの数値を変更ができません。日本の設計事務所では、日本以外の国の基準で構造計算をすることが非常に困難です。

現在東南アアジアで利用されているほとんどの構造計算ソフトはアメリカのソフト開発会社の同製品です。私達のJタワー1~3まで同ソフトを利用しています。しかしアメリカも広く地震が多いエリアもありますので、どこのエリアを基準にして作られているのかになったわけです。

マンハッタンの高層建物は基本的に耐震構造が主流で、一部の新しいビルでは制震装置を取り入れています。免震構造はほとんど採用されていません。

起きるかどうか分からない地震対策より強風対策に重点を置いて耐震構造で設計施工されています。

もっともマンハッタンも地震が一度もなかったことはないです。過去50年間で4度、震源でないですがM5の地震の影響を受けています。

強風対策重視ではあるが頻繁でない地震にも対応できる耐震構造が主流です。

同国、同地域の基準を基にして、Jタワー3コンドミニアムは強風47km/秒(170km/時)、M6の地震に対応できる耐震構造、カンボジア初のSRC(鉄骨鉄筋コンクリート造り)高層建物です。

現在、Jタワー3の工事進捗ですが、67mの深さの強固な岩盤への140本の杭工事があと3本で完了です。来月から本格的に基礎工事に入りますが、この度のミャンマー・バンコク地震を期に、本格工事に入る前にもう一度、落ち度がないか抜かりはないかの再検証に取り組んでいるところです。

最後にいくら基準を満たした設計であれ、素晴らしい構造であっても現場管理ができていなければ、安全で品質の良い建物はできません。

日本、バンコクの倒壊した建物や耐震構造を満たしていない建物と同じ運命になります。

日本である日本でないではなく、いかなる人物が関わっているかです。

私達はカンボジアで実績を重ねてきた、そして政府、行政から今回のプロジェクトの許可を頂いた最高のスタッフ、チームで取り組んでいます。

うぬぼれてはいけませんが、私達ほどのチームは同地では無いと思います。

↓3/28ミャンマー・バンコク地震と海外不動産、建物の関連ブログです。

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海外不動産投資 カンボジアでの地震の可能性について

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