おい、、論破してほしいって言うけどさ、ちょっと待てよ。まず、お前が言ってる「金のある老人に年金とか医療費1割とかいらん」って意見、気持ちは分かるけど、現実はそんな単純じゃねーぞ。
確かに、年金や医療費の負担割合を見直すって話は一理ある。金持ちの老人にまで手厚くする必要はないってのは、効率的な財政の使い方としては正しいかもな。でもな、日本の高齢者福祉って、そもそも「貧富の差」だけで割り切れるもんじゃないんだよ。日本の社会保障システムは、戦後からずっと「皆保険・皆年金」を掲げて、平等性を重視してきた歴史がある。金持ちだろうが貧乏だろうが、一定の年齢になれば誰でも年金もらえるし、医療費の自己負担も抑えられる。これをいきなり「金あるやつは除外な!」ってやると、システム全体のバランスが崩れる可能性があるんだよ。
例えば、医療費の自己負担を上げると、金持ちはまだ払えるかもしれないけど、中間層やギリギリのラインの高齢者が「病院行かなくていいや」ってなるリスクがある。実際、過去のデータ見てみても、自己負担率が上がると受診抑制が起こって、結果的に健康状態が悪化するケースが増えるって研究もある。健康悪化すれば、結局後で国がもっと高いコスト払う羽目になるんだぜ。皮肉だろ?
それに、年金だって「金あるやつはいらん」って言うけど、じゃあどこで線引きすんの? 年収500万で切る? 1000万? 資産も見る? そんな基準作ったら、めっちゃ不公平感出るぞ。金持ちだって「俺も長年税金払ってきたのに、なんで今さらカットされなきゃいけねーんだ」ってキレるだろうし、逆に貧乏な高齢者は「俺はもらえるけど、あいつはもらえないって、なんかモヤモヤする」ってなる。社会の分断が進むだけだ。
で、自民公明が「ばら撒いてる」って批判してるけどさ、ぶっちゃけ、どの政党も高齢者票を意識せざるを得ないのが日本の現実だろ。高齢者の投票率は若者より圧倒的に高いし、政治家は票のために高齢者向けの政策を優先する。そこを無視して「緊縮しろ!」って叫んでも、根本的な解決にはならん。むしろ、若者や現役世代がもっと選挙に行って、政治のバランスを変える方が現実的じゃね?
論破って言うけど、俺はどっちかっていうと「現実を見ろ」って言いたいね。理想論だけで語っても、日本の社会保障はそんな簡単には変わらんよ。どう思う?