渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

古いバイクに手を入れる方向性

2025年04月03日 | open
 


古いバイクに手を入れる場合、
原付スクーターでも大きな排
気量のオートバイでも、重要
なキモというものがある。
それは、外装をドレスアップ
する事などよりも、各部ベア
リングやオイルシール類、ケ
ーブルやインシュレーター、
パッド等の損耗部品を新品に
交換して本来の機能性を保つ
方向性の整備に主軸を置くほ
うが良い、というセオリー。
見た目よりも中身だ。
また、当然、吸排気系も完調
状態に持って行くのも必要だ。
キャブの洗浄やオーバーホー
ル、排気系パーツの洗浄やチ
ャンバーやマフラーの新品交
換等も含む。
さらに電装系もリフレッシュ
して元気を取り戻す。

着飾ったり、厚化粧する外見
上の装飾ではなく、中身を健
全化させて健康を保つ事こそ
が大事なのは人間と同じだ。
人と同じく「沈黙の臓器」の
ような部品も二輪にはあるの
で、日ごろから状態を把握し
て、乗り手の側が気遣ってや
りたい。
二輪って、そんな乗り物。


 

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