改めて沢山の祝意を皆々様より賜り、厚く御礼を申し上げます。
今回第6子を産み、新しく日本人を増やせた喜びと共に、
「何故、保守は移民に反対するのか」
という理由について語らせて下さい。
それは「相続」と「契約」の違いにあります!(詳細は以下↓↓↓」)
よく漫画とかで「王」が出てくるとき、
なんか強かったり、頭良かったり、リーダーシップを発揮するのを「王」と定義しているが、実は違う。
王とは「相続した者」という意味なんじゃ。
はるか昔、王の祖先、欧州やイスラムやユダヤなら「アダムとイブ」が、
日本なら「イザナギとイザナミ」という2人の男女がいて、
その男女が子供を産み、田畑や家畜を全て我が子に相続させてから死んだ。
それを何世代も繰り返し、相続に成功すると、
やがて生まれたときから莫大な相続財産を持つ子が出現する。
この財産、田畑や家畜だな。
それを財産を持たず、親から何も貰わなかった人々に分け与えると、
人々は餓死から救済され、また栄養によって、病魔から回復する免疫を得たわけだ。
田畑から採れた作物や家畜の肉や乳で、それらを守る兵士も雇うことができた。
こうして
「相続した者」から「富」を分け与えられ、「君主と臣民」の関係ができる。
だって、君主から祖先が貰った食べ物がなかったら、
そもそも生まれてなかった命が、沢山あるわけだからな。
こうして相続の連続によって「王権」が誕生し、王権によって「国家」が成立した。
これが、保守主義の価値観じゃ。
だから、王様というのは個人的に優秀か否かという話ではなく
「相続の成功者」という意味なんじゃな。
しかし、時代が新しくなると、必ずしも王権によらずして生まれた命が増えてきた。
そういう人たちが集まって
「契約」をして成立した社会を「国家」というのが、リベラルの価値観だ。
歴史的には、王に対して契約をせまり、王がその契約に違反したという事由で王を処刑したり
または文明が無い未開地に入植し、現地人を皆殺しにして、新しく契約をして成立した国家もある。
ここで、国家とは3種類あることに気付かされる。
①王権によって成立した相続国家
②人民によって成立した契約国家
この①と②の国家が乱立していたが、
①だと人的交流が乏しく経済的に豊かになりにくく、②だと誰も契約のために死なないから戦争に弱い。
そこで、「相続」と「契約」を合体させようという思想が現れた。
これを「近代国家」という。
日本でも、徳川幕府は相続で王権を守ってきたが、人的交流がなく貧困化し、
ついに明治維新で大政奉還をし、明治天皇は紫宸殿において、
皇祖皇霊と「契約」をし、日本を良い国にする、と誓った。
ここで1868年から日本でも「契約」の概念が保障され、
様々な技術を持った「お雇い外国人」が日本政府と契約し、医学や軍事技術をもたらした。
つまり、「近代国家」とは、相続と契約の双方を保障した状態だ。
ところがいまの日本はなんじゃ!
相続税なんか導入して二重課税をして相続財産をひたすら減らし、
忠誠の契約をすることなく、移民労働や帰化を認め続けている。
そう! 今の日本がどんどんダメになっているのは、
近代国家としての基本である「相続と契約」を疎かにしているからなんだ!
移民に何の契約をさせている?
シンガポールみたいに「妊娠したら帰国」とか、
アメリカみたいに「反米活動したら帰国」とか、ちゃんとしているか?
してないよな。
まるで日本という原野に、相続も契約もない未開地人がいて、入植してるみたいだ。
未開地人は相続も契約もないから未開地人なんじゃぞ。
オーストラリアのアボリジニに被葬者の記名がある墓あるか? ないだろ!
北米のネイティブに、契約書を登記する場所があったか? ないじゃろ!
差別云々ではなく、人類が進歩し、それを維持するために必要なのが相続と契約なんじゃ。
保守の相続(経験主義)、リベラルの契約(合理主義)、この2つを合わせると
「実用主義(プラグマティズム)」になる。
いま日本に必要なのは保守革新合同によるプラグマティズムだ!
今の日本には、保守でもなければリベラルでもない。
はっきり言って何も考えてない未開地人が政治をやっとる!
ボーッとしとるツラじゃろあれは!
まだ生後まもないワシの子の方がなんか考えてそうだ!
近代国家に日本は回帰せよ!
私の書いた『われ、目覚めよ!』はそれをテーマに書きました。
国家観なき未開地人政治をこのまま続ければ日本は滅ぶぞ!
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また、出産のお祝いの申し出DMを沢山ありがとうございます。数千通きたので全てにお返事が出来ていませんが、必ず読んでいます。出産祝いおねだりリストを載せさせて下さい。
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写真は我が子とワシ!