「月曜から夜ふかし」捏造問題 日テレ社長が謝罪「あってはならないこと」街頭取材は「止めている」
日本テレビの定例社長会見が３１日、都内の同局で行われ、「月曜から夜ふかし」での中国出身女性に対する街頭インタビューの捏造問題に関して、日本テレビの福田博之社長が、「演出の範囲を超えており、あってはならないこと。番組を見ている視聴者の方に改めておわび申しあげます。申し訳ありませんでした」と頭を下げて謝罪した。 同局は３月２４日放送の「月曜から夜ふかし」で放送した、中国出身女性に対する街頭インタビューに関して２７日までに謝罪文を掲出した。「カラス」を巡る話題について、「放送された趣旨の発言をした事実は一切なく、別の話題について話した内容を制作スタッフが意図的に編集し、女性の発言の趣旨とは全く異なる内容になっていました」と明らかにした。 これを受け、福田社長は会見冒頭から謝罪。「日本テレビではただちに今回の事実関係および原因の確認を行いますとともに、再発防止に務めていく」と強調した。 捏造が発覚後は「ただちにコンプライアンス部門で検証を行いました」といい、「現在は月曜から夜ふかしでは街頭取材と一切止めております。制作ルールを改めて徹底してから再開することに致しております」と説明。「この場をお借りしておわびをさせていただきますとともに、ご迷惑をおかけした女性のご配慮をくれぐれもよろしくお願い致します」と呼びかけた。
