強制保護に踏み切れず 埼玉・蕨の4歳児衰弱死
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埼玉県蕨市で2008年2月に死亡した次男新藤力人ちゃん(当時4)に、食事を与えず放置したとして保護責任者遺棄の疑いで、父親の正美容疑者(47)と母親の早苗容疑者(37)が逮捕された事件。県や市は「虐待の恐れがある」として、約2年に渡り家庭訪問を続けたが、強制保護には踏み切れなかった。
「親子がホームレスをしている」。住民からの通報を受けた蕨市が、公園でテント暮らしをする正美、早苗両容疑者と長男(...
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