森友学園に関する財務省決裁文書改ざん問題で、改ざんを苦に自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(54)に対し、財務省が4日午後1時に同省で関連文書を開示することが2日、分かった。雅子さん側の代理人弁護士が明らかにした。
財務省は当初不開示としていたが、訴訟で敗訴が確定し、方針を転換。4日に開示する文書は第1弾となる。6月に開示予定の文書には俊夫さんが残した新たな資料が含まれるとされ、改ざんの経緯や指揮系統が明らかになるか注目される。
財務省によると、今回開示するのは、2013年6月~16年6月の国有地売却を巡る森友学園との交渉記録や省内のやりとりなどをまとめたファイル。これまで公表されていない職員のメールなどが含まれ、計2千ページを超える。
財務省は文書の開示決定通知を2日に発送。雅子さんの代理人弁護士によると、同日午前、担当者と電話で協議して開示日を決めた。雅子さんと弁護団が財務省を訪れて文書を受け取る。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
- 4月末まで無料キャンペーン実施中
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く